サラリーマンを続けても貧乏を抜け出して経済的自由を得る方法

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おそらくサラリーマンをしている人のお金の感覚は、以下のような感じではないかと思います。サラリーマンは定年退職までずっと貧乏なままだけど、独立して失敗した人たちのように、明日食うお金に困るわけではない。さらに言い換えると、以下のような解釈も可能です。

サラリーマンは一生会社の奴隷だ。貧乏のまま、ずっと社畜として生きていき、やりたいことも我慢して生きていかなくてはいけない。サラリーマンは自由には絶対になれない。

これらのイメージとして共通することは、要はサラリーマンは、貧乏だけども、貧乏ではない。成功していないけども、失敗者でもない。どっちともつかずの中間的なイメージというのが正しいのではないでしょうか。

でも、これは本当なのでしょうか?サラリーマンだからって、経済的自由を手に入れたり、ミリオネアになることは不可能なのでしょうか?逆に、サラリーマンだからって、明日食うお金に困らないという保障はあるのでしょうか。

数年後も会社員でいる気持ちが微塵もない僕が、こういう記事を書くのは正直本意ではないのですが、さすがに「サラリーマン=ラットレースから抜け出せない」という図式は違うかなと思うので、サラリーマンでも経済的自由を得る方法について、思うところを書いてみました。

結論からいけば、サラリーマンを続けながら、組織の一員として生涯貫くとしても、貧乏から抜け出し、経済的に自由になることは可能です。

安定した給料に依存しては、いざ職を失った時や将来起こるかもしれない公的年金破綻時に困り果ててしまいますが、安定した給料は依存するのではなく、徹底的に利用しちゃいましょう。

■持ち家、保険、マイカーには手を出さない

蓄財の基本は支出の削減です。自己投資、浪費、消費のうち、消費と消費を徹底的に削る習慣を身につけましょう。

人生で大きな買い物と言えば、言うまでもなく持ち家、保険、マイカーでしょう。

サラリーマンの最もだめなところは、安定した給料に依存して、持ち家を買ったり、必要もない生命保険に入ってしまうことです。これほどの悲劇はありません。

サラリーマン=貧乏を自覚するのであれば、このように人生を束縛するような巨大な買い物には手を出さないことです。

家なんか買ってしまえば、まず経済的自由は手に入らないですし、生命保険だって、チリツモで気付いたら巨額の出費になってしまいます。

少しでも蓄財に回す余裕のあるサラリーマンであれば、おそらくほぼ100%は定期保険も医療保険も不要です。貯蓄型であればそもそも生命保険のスキームである必要もないし。

マイカーは、交通のない(=交通費のかからない)地方の人が買うなら仕方ないですが、だからといって何百万もする車は買ってはいけないでしょう。

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■パートナーのお金の価値観をたしかめる

フェラーリよりも、ポルシェよりも、億ションよりも高い買い物があります。それが専業主婦です。

共働きと比べて、専業主婦世帯の相対的損失は2億円以上と言われています。

もし、パートナーに選ぶ相手が、働かずに専業主婦でいたいと言うのであれば、以下のことを徹底的に言い聞かせる必要があります。

※ちなみに、ここで言う専業主婦とは、労働収入も権利収入も何も持たない主婦のことを指します。主婦やりながら趣味の延長で稼いじゃった……、という人は言うまでもなく専業主婦ではありません。

・まず持ち家は諦めないといけない

・老後の人生は、相当貧乏生活を覚悟しないといけない

・子供の養育費にお金をかけることはできない

・リッチな生活を実現できる可能性は著しく低い

共働き世帯で、持ち家を諦め、車にはお金をかけず、生命保険も必要最低限に抑える。これだけでも「サラリーマン=一生お金に苦労→貧乏」の図式を崩すことは可能です。

専業主婦世帯か共働き世帯か、という問題だけではなく、パートナー選びにお金に対する価値観を重視した方がいいでしょう。

お金に対する価値観が合わないパートナー選びは、結婚生活を破綻にもたらす可能性が大です。

勢いで付き合い始めた彼氏・彼女に対しては、結婚前にお金に対する価値観について、とことん話し合うべきです。

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■投資を始める

資産運用というと、お金持ちの人だけの世界だと思い込んでいる人が未だに多いことにびっくりしますが、

資産運用は、お金がないからこそ、自由をこれから手に入れたいからこそ開始すべきです。

20代で蓄財がそんなにない人でも、積立投資なら着手できます。複利の効果は、時間をかければかけるほど偉大なものになります。

それなりに資産を蓄えているのであれば、不動産投資など、現物資産も多く持つようにして、リスクヘッジを行うようにしましょう。

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本来であれば、趣味とかがきっかけで副業したりして、収入源を分散しつつ、本当に好きなことだけで生きていく手段を確立していった方が良いとは思いますが、

本当に好きな仕事が会社の中で存在しているのであれば(←こういう人は稀かもしれませんが、そういう人を会社が求めているのは事実ではある)、

収入の不安に押しつぶされて自分に適性があるかどうかわからない副業をするよりも、会社の中でスキルを高めることに集中し、会社の中で活躍したり転職したりして業界で活躍できる人を目指すのが良いと思います。

サラリーマンのままでいようが、副業しながら独立を目指そうが、どちらも自己実現を目指すことには変わりないので。

そういう人的資本のリスクを金融資本でヘッジできるようになれば、サラリーマンでも経済的自由を求めるのは十分可能でしょう。

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