投資や金融など、お金の勉強をしていると、日本、もしくは世界の経済事情や市場に関心が向いたりすると思います。どうしても経済事情と密接に関わってきますからね。
経済の知識に関心のある人であれば知っている人も多いと思いますが、3年ぐらい前にたまたま見つけた「世界経済のネタ帳」が結構面白い。
実は投資とかとは直接関係ないネタが多いですが、見ていると結構楽しい。高校のときは地理とか苦手な方だったのですが、今見ると興味深いことが結構書かれていますね。
また、簡単にグラフとか作れるので、経済や金融関連の講座とか開いている人にはおそらく便利なツールだと思います。
大半は自分のように使うのではなく、見る専門の人だと思いますが、どんなことが調べられるのか、ちょっとだけ見てみました。
この記事の内容
■世界の国・地域
ここでは、世界各国のいろんな統計データを見ることができます。面積、人口、GDP(名目GDP)、財政収支、国際競争力等々……。
それぞれにおいて、その国のランキングも確認することができます。あまり、ここからアクセスすることは少ないかなと思います。
■世界のランキング
おそらく、一番面白くて見てしまうのはここではないかと思います。かなり興味深い。
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出生率
2012年、少子高齢化が進む日本は1.41と、189ヶ国中174位ですが、上位を占めているのはアフリカ各国。
1位のニジェール(正直アフリカのどこにある国かよくわからない……)は7.574。1世帯当たり7人も8人も子供生むんですね~。
日本だと、ビッグダディのように、10人以上子供がいる世帯がテレビで特集されたりしていますが、ニジェールだと、そういう光景が珍しくないんですね。
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人口密度
人口とか面積のランキングは多く見ますが、人口密度はあまり考えたことないかも。
ちなみに1位はシンガポール、2位は香港と、意外と日本から身近な国になっています。たしかにシンガポールも香港も面積が非常に小さいけれども、世界経済への影響力は大きい感じしますね。
日本は21位。日本以上に過激な満員電車のイメージの強いインドは17位です。日本もインドも人のいない地域が多かったりするので、思ったよりランキングは高くないのかもしれないですね。その他に日本に近い国で上位だと、台湾が7位、韓国が11位です。
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報道の自由度
報道の自由に対する侵害について、法的支配やインターネット検閲、ジャーナリストへの暴力などの項目で調査されており、侵害度が大きいほど指数は高くなる。(世界経済のネタ帳より抜粋)
言わんとしていることはわかっても、どうやって計算されているのかよくわかりませんね。1位はフィンランド、2位はノルウエーと、上位5ヶ国がヨーロッパを占めています。
ちなみに自由の国アメリカは49位、日本は61位、韓国は60位です。日本もアメリカもそんなに報道の自由度は高くないんですね。北朝鮮は180ヶ国中179位と、何となく予想通りな感じです。
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世界遺産登録数ランキング
海外旅行に行きたくなるランキングです(2014年現在)。1位はイタリアで50個、2位は中国、3位はスペインです。ここ数年世界遺産を増やそうとしている日本は18個で13位です。このブログで書いている合掌集落も世界遺産。
デフォルト問題で揺れているギリシャは14位。韓国も2014年現在で世界遺産が11個あるようです。少し意外ですが、どこなんだろう?
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ビッグマック価格
1位のスイスは888円だそうです。高いです。ビッグマックにそんなにお金払いたくないです……。日本は370円。
■その他
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為替
対円での為替相場の推移を見ることができます。
ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、スイスフランなど、18ヶ国の為替の推移を調べることができます。リアルタイムで確認したいなら、ヤフーファイナンスで充分ではありますが……。
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株価
日経平均やダウの他、ストックス50、FTSE100、ハンセン指数など、あまりテレビでは見ないようなのも含めて、13ヶ国の平均株価の推移を見ることができます。
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コモディティ
各商品の価格を見ることができます。