会社に居続けることで貴重な時間を失う!退職せずに留まるリスク

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会社 居続ける

会社を辞めたくても辞められない。嫌な仕事をしているのに会社に居続ける。本当は転職したり自分の好きなことで独立したいのに、会社に留まってしまう。

総資産額や給料以外の副収入を考えて、なかなか会社を辞められない場合があります。なかには周りの目が気になるという人もいるでしょう。

特に会社を辞められない理由は何と言っても経済的な理由ではないかと思います。しかし、実際に会社を辞めたあとに感じるのは、経済的なことを心配して会社に居続けることで、貴重な時間を失ってしまうことです。

■会社に居続けることでお金は貯まるかもしれないが……

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こんな記事を書いていますが、僕も前職では12年9ヶ月という長い期間働きました。そもそも定年まで働くのが当然という風潮の会社にいたので、これでも無謀と言ってくる人がたくさんいましたが。

大学院(工学研究科の修士課程)まで行って、それだけの期間働けば、たしかにそれだけのお金を貯めることはできます。

自分が会社を辞める時には、現金だけではなく有価証券、不動産等を含めればの話ですが、前職の年収の5倍以上のお金が貯まっていました。副収入も支出を上回ることができました。

経済的リスクを考慮して、退職に慎重になることは大事なことだと思います。退職金もほとんど入らず、貯金100万円とかで退職するのは、人によってはかなり無謀と言えるでしょう。

そういう無謀な挑戦を勧める気は全然ありません。思い切って会社を辞めてしまえ!なんて無謀なことは決して言えないのです。

しかし、本当は組織から飛び出した方が良いのに、翼を閉じたままにしてしまうのは、お金と引き換えに貴重な時間を失ってしまうことになってしまいます。

■失ったお金は取り戻せるが、会社に留まることで失った時間は返ってこない

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月並みな言い方ですが、「お金は取り戻すことはできるが、失った時間を取り戻すことはできない」これは本当にそうだと思います。

退職することによって、ボーナスを含めた将来得られるはずの収入をすべて失うことになります。しかし、それは取り返すことができるのです。

退職によって失った収入を、独立後の収入で穴埋めすることは充分可能ですし。

しかし、会社に居続けてしまったことによって失った時間は決して戻ってきません。

毎日憂鬱な気持ちで朝から夕方まで働いていた時間は、もう取り返すことができないのです。

ために「死んだような目で働く」なんて言葉を聞くことがありますが、ある意味、死んだような目ではなくて、本当に死んでいるのです。

仕事に意味づけができず、本来発揮できることを我慢して抑えて、自分には合わない会社で働いていた時間は、すべて死んでいた時間なのです。

別にフリーランス最高、会社員最低というわけではないです。自分に適した環境で働いていれば、それはイキイキした時間です。しかし、自分に適さない環境で働いている時間はすべて死んだ時間なのです。

実際に会社を辞めてみて、24時間充実した人生を生きているので、とてもそれを実感します。

自分に合わない仕事にずっとしがみついていることは、時間を失うだけではなくて、余計なストレスを抱えてしまうことになります。

ただ単にタイムマネジメントの問題だけではなく、メンタルヘルスの面でも、退職決断時期というのは、本当に重要なのです。

■ストレスが溜まる合わない環境に居続けることで輝く時間を失う

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合わない環境に居続けることは、自分が輝いていられる時間を失うことになります。これは本当に憂鬱だし、そして無駄なことです。

僕は会社を辞めて独立したいと考えるようになったのは、処女作を出版した2009年末以降です。

かれこれ7年以上も、本当にやりたいことを我慢して、会社に居続けてしまったのです。これは、とても不幸なことだと思います。

前述した原理では、7年以上もの間、1日8時間以上も死んだ時間を過ごしてしまったのです。これはとんでもない損失です。

そして、死んだ時間を過ごすことで、今度は精神を蝕んでしまいます。

貴重な時間を過ごせるかどうかは、ストレスと密接な繋がりがあります。

自分の好きな仕事で生きることで、ストレスがまったくなくなるわけではありません。しかし、ストレスの質が違ってきます。

■会社員時代とフリーランスの時ではストレスの質が違う

会社員時代とフリーランスの時では、全然ストレスの質が違ってきます。

会社員時代のストレスは、合わない環境にいることによるストレス。これは悪いストレスです。

悪いストレスはうつ病にも発展するものですが、悪いストレスを抱えてしまうことで、時間を有効に活用しようという意識も薄らいでしまいます。

つまり、悪いストレスにより、どんどん時間をダラダラ過ごしてしまうことになるのです。

しかし、独立後のストレスは、合わない環境にいるストレスではなく、自分に合った環境を選んだために伴うストレスです。

これは、わかりやすく言うと、「もっと良くなりたい、もっと良くなりたい」というストレスです。成功したい願望と言っても良いでしょう。

高いモチベーションが維持されるがゆえに発生するストレスも心地いいものではないですが、仕事に対する大きなエネルギー源になります。

もっと時間を有効に活用しようという意識が働いてきます。これは良いストレスだと思います。

無駄を排除すればするほど、どんどん時間を有効活用しようと考えるようになるのです。

タイムマネジメントの重要な要素は、とにかく悪いストレスを排除していくことかもしれません。

■会社に居続けるだけではなく、転職や独立を考えよう

以上のことから、会社に居続けるだけではなく、早く転職や独立の時期を考えることが必要です。

独立するまでに、もう少し経験を積みたいのであれば転職を検討してみるのもありです。

職をコロコロ変えることは恥ずかしいことではありません。自分に合った環境でキャリアアップを図るには、とても大事なことなのです。

グッドポイント

また、自分のように組織に縛られたくない人は、自分の好きなことで実績を図って、早々と会社を辞めるようにしましょう。

組織から飛び出して翼を広げて、自分の好きなことだけで生きていく充実感は、やはりフリーランスの醍醐味であると思います。

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