仕事でも恋愛でも人間には向き不向きがあります。でも、少なくとも日本では向かない仕事でも我慢して続ける人の方が多い気がします。
自分もつい最近まではその中の1人でした。会社員よりも自営業の方が向いている特徴なのに、長年向かない仕事を会社で続けたために、幸福感を得ることができませんでした。
■会社の年収を捨てる
1月末で、これまで勤めてきた会社を退職し、2月から個人事業主として活動することになりました。
とはいっても、自分のブログを見てもわかるように、ずっと前からパラレルキャリアでブログは書いていましたし、他の事業準備も進めていました。
このままブログや執筆業を副業として、会社員と2足のわらじを履いていた方が、おそらく収入としては有利に働いたでしょう。
おそらくもう5年も働けば、会社の給料だけで年収1,000万円に到達していたと思います。では、なぜ辞めて、将来価値をドブに捨てるようなことをしたか。
向かない仕事を続けることで、多幸感を得られなかったこと、それに多幸感を得られないことに時間を費やすのが、逆にもったいないと感じたからです。
自分の場合、自由の欲求がかなり強いこともあり、大企業の組織には向かない人でした。これはずっと前から感じていたことでした。
年収はともかく、フリーランスで活躍している人が羨ましく思っていました。
隣の芝生は青いという状態だったかもしれません。だから、副業でブログを始めたり、昔は本を出版していたりしました。
試してみると、やはり副業でお金を稼ぐほうが多幸感が大きいことに気付きました。
お金としては会社の給料を下回ることの方が多かったです。それでも多幸感は副業の方が圧倒的に大きかったのです。
実験して証明してしまうと、もう自分を止めることはできませんでした。会社員と並行することで、理想と現実のギャップがどんどん大きくなってきました。
ということで、思い切って独立を選択し、このたびフリーランスになりました。
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■お金と幸せの相関関係
お金と幸せの相関関係は、よく議論されるところです。
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お金がなくても幸せになれるとは言いません。貧乏は不幸だと思います。お金がないと自分の望む選択はできないから。
でも、やはりお金と幸せの相関関係があるかといえば、そうではありません。
会社員の場合、自分には向かない仕事を続けても、収入は入ります。しかも年功序列の古い慣習が残っている会社はいまだに多いですから、我慢していれば年齢とともに収入は増えます。
でも、それでは全然幸せになれないのです。例え年収1000万円でも、1億でも、10億でもそうでしょう。
いくら安定収入があっても、多幸感を得られなければ生きている意味を実感できない。そう思います。
■好きなことで稼ぐ人を選ぶ
最近、このような記事を書きました。
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この記事で言わんとしていることは、お金の稼ぎ方です。好きなことで稼ぐこと、求められることで稼ぐことに価値があると思います。
嫌いな仕事、向かない仕事でいくら稼いでも、その人は魅力的には映らないでしょう。目が死んでいたり、暗い表情をしているので一瞬で見抜かれます。
そうではなくて、自分のやりたい仕事、他人に求められる仕事(つまり貢献できるとか、喜ばせるとか)でいくら稼いでいることの方が重要と思っているのです。
だから、好きなことで多く稼いでいる人の知り合いを、多く作りたいと思っています。
高収入が安定していればいいというわけではありません。いかにストレスなく働いているかが重要なのです。
自分は会社の給料を捨ててしまいました。しかし、多幸感を取り戻し、大事な時間を使えると思っています。あとは、これからいくら稼げるか、富を築けるかが重要と思っています。