書評一覧

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親孝行できるかな?の感想|定年退職後の両親を持つ世代の方へ

この本は即買いしてしまいました。理由は、タイトルに親孝行がついていたからです。自分も遠く遠方に今年70歳になった父親と60代後半の母親を持つので、そろそろ「そろそろ親孝行の数とか増やしていかないとなあ」と思いつつ、「そもそも親孝行ってなんだろうなあ」と感じていたので、まさに今考えていることにぴったりのタイトルだったんです。

【恋愛写真】切ない市川拓司の名作を再読してみた|心に残ったセリフをシェア

市川拓司さんの作品の多くに見られる傾向ですが、とにかく文章がきれいで、鮮やかに優しくて切ない世界観を描き出しています。自然にロマンティックな表現ができる感じが、読んでいて伝わってくる。いやー、この文章技術は盗みたい。こんな感じの表現力を身につけたい。そう思わせる作品です。

最後の2行で全てが覆るイニシエーションラブの感想【ネタバレの心配なし】

イニシエーションラブを読んでみました。感想としては、最後の2行を見て、「そうか、その手があったか」「よくこんなこと考えたな」「見事にやられた」という感じでしょうか。一種のパズルを解こうとしていて、どうしても答えがわからずに見た時に感じる爽快感のようなものを覚えます。たしかに最後まで読めばミステリーとカテゴライズされる

【小説書評】影法師|友達のためにここまで自分を犠牲にできるのか?

ここまで世のため、人のためを思える人物がいるのだろうか?と読後に腕を組んでしばらく考え込んでしまうような小説でした。切ない印象で終わる物語は自分好みだし、大きな感動を得ました。ただし、究極の自己犠牲を描いており、この作品で描かれた精神を賛美して良いかどうかは少し疑問も感じました。

【うちの犬知りませんか】たかぎなおこさんの泣けるコミックエッセイの感想

たかぎさんのコミックエッセイは、生活感がリアルに感じ取れるところも好きな1つなのですが、ムクという犬が、どこにもいそうな雑種犬で、しかも著者が書いている通り、どこか芸があるわけではなくて愛想もあるわけではない。こんな平々凡々な犬のことを書いている点が、またリアルに身近に感じて良いんです。

サラリーマンは年収1000万でも破産の運命?30代既婚者のライフプランの立て方

今回紹介する本は『いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します』という、かなり長~いタイトルの本です( ̄∀ ̄)長いタイトルではありますが、自分が普段感じていて、みんなに伝えたいことにピッタリ当てはまっているので、シェアしたいと思います。

「はらぺこ万歳!」読了|ほのぼのとした食のコミックエッセイ

今回は、たかぎなおこさんのコミックエッセイの「はらぺこ万歳!」という本の紹介です。自分はたかぎなおこさんのコミックエッセイが結構好きで、ひとりぐらしシリーズや浮き草デイズのような、一人暮らし系から、ひとりたびシリーズやマラソン系のような旅行系やグルメ系のエッセイまで、全部ではないにしても、数年前から買って読んでいます。

持ち家と生命保険は経済的自由の敵なのか?「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」を読んで

「家を買い、保険に入り、子どもを育て、税金を払っていては、いつまでたっても資産などつくれるはずはありません」という記述の通り、これから破綻ギリギリの生活を強いられる会社員や公務員が急増すると思います。教育産業は人件費の塊とは思いますが、将来子供が生まれた時に養育費の問題で泣く泣く教育を妥協するようなことはしたくない

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015|お金の勉強を始める時のおすすめ本

それだけに、「お金の勉強を少しずつ始めたいが、どれから読めばいいかわからない」という人も多いと思います。ということで今回、お金の勉強を開始する時に読む本として、おすすめの本を紹介します。それが、橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」です。