「虹の翼のミライ」の感想|小説から学ぶ幸福になるための心の在り方
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」の著者、旺季志ずかさんの新作「虹の翼のミライ」(サンマーク出版)の感想です。虹の翼のミライの感想を端的に言うと、物語を通して大事な心の在り方を教えてくれる、愛に満ちた物語です。どこか人生が悶々としている人におすすめしたいです。
解放デビュー。今日は残りの人生のデビュー当日。ずっと笑ってなかった生活から解放され、スッキリした気持ちで残りの人生をスタートしたい。
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」の著者、旺季志ずかさんの新作「虹の翼のミライ」(サンマーク出版)の感想です。虹の翼のミライの感想を端的に言うと、物語を通して大事な心の在り方を教えてくれる、愛に満ちた物語です。どこか人生が悶々としている人におすすめしたいです。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の作者が書いた、「天使は奇跡を希う」(七月隆文著、文春文庫)を読んだので、ネタバレなしで感想を書こうと思います。「天使は奇跡を希う」も印象的な小説でした。どこか切なくて、一途でキュンとする。たまにはこんな小説を読んでみたい。
村山由佳さんの、おそらく出世作となった「天使の卵」の書評です。この小説が発表されたのは1993年、文庫化は1996年、映画化は2006年、そして自分が読んだのは大学1年か2年のときで、だいぶ昔です。だいぶ昔なのですが、印象に残っている小説の1つで、まだ手元に持っています。写真のようにカバーは外れ、結構ボロボロですが。
「働く理由がわからない。一体何のために……」「部下は動かないし、上司は自分を叱ってばかり」「仕事が全然楽しくない。こんな仕事やるはずなかったのに」仕事中幸せを感じることがなく、やりがいを感じるどころか絶望感に襲われる……。そんな人のための、仕事の意義付けができるためのヒントが詰まった本が「僕の人生を変えた29通の物語」
facebookで誰かが紹介していたので、「砕け散るところを見せてあげる」(竹宮ゆゆこ著、新潮文庫)を読んでみました。感想としては、一読しただけでは少しわからない、ストーリーの構造が理解しにくいかもしれないと思いました。最初から、この物語には仕掛けがあると思って読まないと、ラストはついていけないかもしれません。
今回は、「僕は何度でも、きみに初めての恋をする。」(沖田円著、スターツ出版)の感想です。すらすら読めるわかりやすい文体。ちょっと切ないけど優しさに満ち溢れたストーリー。そして、何といっても手放すことのできない大切なものは何かを考えさせられる1冊でした。早速書評を書きたいと思います。
最近、オーディオブック配信サービスの大手のFeBeに登録しました。FeBeについては、別記事で詳しく紹介しますが、今回FeBeでベストセラー小説の「君の膵臓を食べたい」を聴いてみることにしました。本で読んだほうが良いか、オーディオブックを聴いたほうが良いか、今回そのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
この小説の冒頭に書いてあるセリフのように「人生が何も面白くない」と思っている人、「おれの人生何なんだ」と思っている人、会社の仕事がうんざりするほど嫌になっている人が読むと心が軽くなって元気が出る小説です。ネタバレしない範囲で紹介していきたいと思います。
ということで、今回は自己啓発書風小説の古典とも言える「アルケミスト-夢を旅した少年」(角川文庫)を読んだので書評を書きたいと思います。今回初めて読んだのですが、なぜか5年近く積ん読していました。なぜか部屋にありながら触手が伸びなかったんですが、座右の書にしている人も多い本書。せっかくなので読んでみました。
「いつか幸せになりたい」「何年後かに金持ちになりたい」「来年ぐらいには誰か見つけて結婚したい」このように、人生の目標を持つ人は、とても多いと思います。自分もそうです。「年内にブログを50万PVにする」「来年までに小説を1冊出版する」「2年後に総資産5000万円にする」「5年後に情熱大陸に出演する」など、
冒頭の主人公の、なんとなく毎日が憂鬱という心理状態に、「この気持ちわかるわー」と思ったからです。結局最後まで読みましたが、なんとなく憂鬱で冴えない気分の人が、大きく環境を変えなくても、少しずつ目の前にある幸せに気付いて人生を変えていくヒントが書かれた、読後優しい気持ちになれる小説でした。
主人公は教師から金魚を殺した濡れ衣を着せられ、熾烈ないじめの対象となった……。自分自身はこういう理不尽ないじめの経験はないのですが、なぜか、こういう学校や企業の閉塞感を描いた小説やマンガというのは読みたくなります。これまで生きてきて苦痛に感じたことの大半は、この日本社会が生み出している閉塞感が要因だからかもしれません。
2016年の本屋大賞を受賞した「羊と鋼の森」を読了しました。一人の青年が高校の時にピアノの調律に魅せられて、自らも調律師となり、成長していく姿を描いた小説。ピアノの調律師という職業を題材にしたエッジのある作品ですが、仕事に対するマインドについて考えさせられる小説です。
本屋大賞にもノミネートされたベストセラー小説「君の膵臓をたべたい」の著者の第2作となる、「また、同じ夢を見ていた」(住野よる著、双葉社)を読了しました。今回は、「また、同じ夢を見ていた」の感想を書きたいと思いますが、個人的には「君の膵臓をたべたい」よりも好きな作品です。
「君の膵臓を食べたい」(住野よる著、双葉社)を読了しました。やや奇抜(?)なタイトルで、しばらく敬遠していたのですが、facebook等の口コミでの評判が高く、結局気になったので読んでみることにしました。感想としては、食わず嫌いしないでもっと早く読んでおけば良かったと思いました。今回は、この「君の膵臓を食べたい」の書評
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」(旺季志ずか著、サンマーク出版)の感想です。本は口コミで選ぶのが一番ですね。無我夢中で読んでしまいました。「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」の感想を読んでピンと来た方は絶対読んだ方が良いですね。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が代表作の七月隆文さんの「君にさよならを言わない」の感想を書きます。「君にさよならを言わない」は短編集ですが、率直な感想としては、どれを読んでも心が暖かい気持ちになります。短編なので、すぐに読めます。
「あなたの未来がわかるって言ったらどうする?」今回の書評に選んだのは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(七月隆文、宝島文庫)という文庫本。(書評はネタバレなしで書いています)読後の感想というと、読み始めはそんなに大きな期待はなかったものの、読み進めていくうちに、裏表紙の内容紹介に書いてある通り、
たまたま本屋で見つけたんですが、会社勤めの人であれば、つい手に取りたくなってしまうようなタイトル。「仕事が辛すぎる~」とか感じることありますよね。自分もいずれ会社を辞めて独立したいと考えているのと、何度か会社をバックれたくなるようなことがあるので、タイトルを見て即効で買ってしまいました。
必要以上に恐怖感を感じている人も多いですが、これは原子力発電所というのが、あまり世間からイメージされにくいというのもあると思います。それをこの小説はきちんと問題点として書いている。たしかに原子炉の上に爆弾が投下されれば、チェルノブイリの事故みたいに、と想像する人はいると思います。
そういえば永遠の0の書評を書いていませんでした。これ、文章力がすごいですよね。これほどわかりやすく、人間の美しい最期を書いて、しかも人生について考えさせられるような小説はあまりなかったような気がします。win-winではなく、自己犠牲的な精神を書かれていたのが賛否両論あるところかもしれませんが、
しかしファーストビューの写真を見てわかるように、この出光興産創業者をモデルとした海賊と呼ばれた男だけはブックカバーで読みました。今でこそ文庫本が発売されていますが、文庫本の発売まで待つことができず、本屋ででっかいハードカバーサイズの本を2冊買ってしまいました。
視聴者をのめり込ませるような起伏の激しくてかつ完成度の高いストーリーを書いていた感じがします。特にこのドラマはその傾向が強い感じがして、それでいて星の王子さまの世界観をうまく導入して重厚かつ詩的に導入し、波乱万丈なストーリーを畳み込んでいきます。それでいて展開の速さを感じさせず、自然と視聴者を溶け込ませている。
この小説の悲しさは、大好きな母親と妹を守るために殺人に手を染める悲しさの他、真実をしっかりと把握していれば殺人に手を染めることもなかったのに、という悲しさ、2つの意味の悲しみを備えていると感じました。そして、殺人を犯してしまったがゆえに主人公の選択したラストもまた切ない。人間ドラマとしても非常に完成度の高い小説です。
市川拓司さんの作品の多くに見られる傾向ですが、とにかく文章がきれいで、鮮やかに優しくて切ない世界観を描き出しています。自然にロマンティックな表現ができる感じが、読んでいて伝わってくる。いやー、この文章技術は盗みたい。こんな感じの表現力を身につけたい。そう思わせる作品です。
イニシエーションラブを読んでみました。感想としては、最後の2行を見て、「そうか、その手があったか」「よくこんなこと考えたな」「見事にやられた」という感じでしょうか。一種のパズルを解こうとしていて、どうしても答えがわからずに見た時に感じる爽快感のようなものを覚えます。たしかに最後まで読めばミステリーとカテゴライズされる
ここまで世のため、人のためを思える人物がいるのだろうか?と読後に腕を組んでしばらく考え込んでしまうような小説でした。切ない印象で終わる物語は自分好みだし、大きな感動を得ました。ただし、究極の自己犠牲を描いており、この作品で描かれた精神を賛美して良いかどうかは少し疑問も感じました。
恋愛小説ながら精巧に伏線を使った小説なので、読んでいない人向きにネタバレなことは書けないし、この小説の本当のジャンルはなんだろう、ということを書くと、それもネタバレになってしまうので、少し気を付けて感想を書きたいと思います。
今回紹介する本は、過去に本屋大賞にもノミネートされ、映画化もされた「世界から猫が消えたなら」(川村元気著、小学館文庫)。友達がfacebookで紹介していたのを見て、即購入して年末に読んだ本です。Facebookだと、どうしてもビジネス書や自己啓発の感想を書く人が多いので