「虹の翼のミライ」の感想|小説から学ぶ幸福になるための心の在り方

シェアする

虹の翼のミライ 感想

自分が会社を退職する1年前に読んで感銘を受けた「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」の著者、旺季志ずかさんの新作「虹の翼のミライ」(サンマーク出版)を読了したので感想を書きます。

【この記事の要点】

・幸せに生きるための心の在り方を物語を通して学ぶことができる

・自己啓発風の小説と呼ぶのは失礼な完成度は前作同様

・この本に書かれている5つの虹の智慧とは?

・こんな人におすすめ

スポンサーリンク

■前作同様、物語の完成度が非常に高い

「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」でも感じたことですが、「虹の翼のミライ」を自己啓発風の小説と表現するのは、いささか失礼でもったいない表現だと思います。

自己啓発風の小説というと、物語になっている自己啓発書というイメージかもしれませんが、この小説は物語としての完成度は非常に高く、かなり物語に引き込まれます。

そして読後は大切なことをいくつも教えてもらう、そんな本です。

なので自己啓発書に書かれているような説明はほとんどなく、時々セリフ等で散りばめられている程度。

虹の翼のミライでは、多くの自己啓発書、特に心の在り方を問う本でよく書かれていることを、必要な部分以外は自己啓発的な表現をほぼ使わずに物語が構成されています。そして、物語の完成度は高い。

とまあ、前作の書評でも似たようなことを書いていますが、それだけ2作目も前作同様のクオリティと感じたわけです。

⇒ちなみに「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」の書評はこちら

■虹の翼のミライで語る「5つの虹の智慧」

この本で伝えようとしていることは、物語のなかで出てくる5つの虹の智慧から知ることができます。以下P308抜粋。

ひとつ。博士が教えてくれた「心が現実を創る」――現実は思考によって創られる。願う現実が形作られる前提を意識的に持つ

ふたつ。トワの「心の羅針盤」――ワクワクやホッとする感覚は「幸せ」に向かっているサイン。感情のものさしを基盤に心に従う

三つ。ヤマトの「縁起。大いなる私」――意識はつながっている。「自分」だけが「自分」ではなく、大きな意識が、本当の「自分」

四つ。ミライが思い出した「陰のチカラ」――受け取る、分かち合う、育てる、その女性的なチカラを取り戻す。

五つ。ケントの「人生の目的は喜び」――現実はすべて「幸せ」になるために起こっている。だからどんなことも受け入れて楽しむ。

ここ、クライマックスのところの部分の引用なので、ネタバレ防止で詳しくは書かれませんが、物語を通して学べるのは、このような心の在り方です。

○心が現実を創る

これはナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を彷彿とさせる言葉で、よく聞く言葉だと思いますので、詳しくは割愛します。

でも実践するのは難しいところかもしれません。不安なことがあったり、怒りを感じたりすれば、思考が引きずられ、不幸を引き起こす言動や行動をしてしまう。

ネガティブなことを考えれば、ネガティブな結果を招いてしまう。勘違いをして調子に乗って、自分さえ良ければ良い行動を取ってしまうと、本当に周りに自分しかいなくなる。これも一種の「心が現実を創る」だと思います。

○心の羅針盤

ワクワク感などの感情を大切にして行動を決める。これはとても大事なことです。

とは言っても、会社勤めしている人の大半は、仕事でなかなかワクワクすることができない。ワクワクしていないことでどんどん仕事を進めるから、うつ病になる人が続出。

上司も「ワクワクすることを大切に」なんてことを学んでいませんから、どうすれば良いかわからない。部下も反面教師にしようがなく、結局自分が担当を持った時にうつ病になる。

会社を辞めてから実感することですが、ワクワクしたことに従って進路を定めることは本当に大切なことです。でないと、何のために生きているのかわからなくなります。

ワクワクしない仕事や会社は自分を不幸にするだけなので、さっさと逃げて、居心地の良い空間に飛び込んで、そこでワクワクする仕事をすることが大事だと思います。

○縁起、大いなる私

これは少しわかりにくいかもしれませんが、縁起とは縁起の良いということではなくて、繋がりのことです。

自分たちはみんなバラバラに生きてると思っていますが、本当は繋がっているんです。タケノコは地面の中では根っこで繋がっているのですが、地表のタケノコだけを見て繋がっていないと錯覚を起こすのです。(P223の内容を要約)

この世に起こることは、すべてつながっており、そこに良いも悪いもなく、それを「それでいいんだ」と受け入れる。抵抗するから長引いてします。どんなことでもいずれ変わっていく。(P224の内容を要約)

うーん、やっぱりちょっとわかりづらいかな。正直、ここは自分もよくわかりませんでした。

○陰のチカラ

よく男性性とか女性性とか言う言葉を聞きますが、男性的な目標達成思考だけではなく、受け取る、分かち合う、育てるという女性的な要素は男性も女性も重要ということだと思います。これがないと、いずれ世の中は滅んでいってしまう。

競争ではなく助け合い、所有ではなく分かち合い、奪うのではなく受け取る……(P274より抜粋)

○人生の目的は喜び

人生も目的は幸せになることである。というセリフをよく聞きます。本当の人生の目的は何でしょうか?いまその目的を遂げたとして、幸せになれるでしょうか。

目標設定で最も重要になる自分のビジョンを問うこの最後の教えは物語のクライマックスで出てきます。なので、多くを語らないようにします。

■虹の翼のミライはこんな人におすすめ

・上記、5つの虹の智慧を見てピンと来た方

・なんか、最近うまくいかないなあ、と感じる方

・なかなか幸せを感じられない方

・ためになる小説を読んで共感したい方

・どこか毎日が悶々としている方

・理想と現実にギャップを感じている方

・毎日会社に行くのが憂鬱な方

・本来の生きる目的がわからなくなっている方

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連コンテンツユニット
スポンサーリンク
この記事をお届けした
解放デビューの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!