会社員からフリーランスになる際のメリットとデメリット|退職直後の所感

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本日付でこれまで長年勤めてきた会社を退職することになり、晴れて(?)会社員からフリーランスになることになりました。

今日で退職といっても、最終出社は終わらせており、既にフリーなので、ここでフリーランスになる際のメリットとデメリットについて、改めてまとめていこうと思います。

既にフリーとはいえ、引越しや手続き関係で縛られて、まだなかなかブログのペースを元通りに戻せていないところですが……。

■会社員→フリーランスのメリット

〇人間関係が選び放題

フリーランスになれば、人間関係も好きに選び放題になります。ブログやアフィリエイトであれば、ほぼ人と関わらずに収益を得ることも可能です。

自分は人と関わらなくて良いことと、人と関わらないとやっていけない執筆業両方で食べていきたいところですが、付き合う人を選べるというのは、とても気分が良いものです。ストレスがありません。

会社員であれば、好きなように人間関係を選ぶことはできないのは想像できると思いますが、好き嫌いの激しい自分は、このストレスが尋常でないくらい高かったです。

自分は独立を意識した頃から、なるべく付き合う人を選ぶように意識していましたが、そうすることで、会社内で理想と現実のギャップがどんどん大きくなってきました。

なので、周囲の「もったいないよ」という声をほぼ無視して独立することになりました。

実際にこの状態は本当に気分が良い。社会人になって組織から飛び出したのは初めての経験ですが、こんなに解放感に満たされるとは思いませんでした。

〇時間の断捨離

会社員をやりながら、副業でも収益を得られる。パラレルキャリアは複数の収入源という観点では最強だと思います。

できれば自分もそうしたかったです。その方が収入が高いんです。確定申告の準備で、去年の会社と副業の年収を合算してみたら、びっくりするほどの額になっていました。こうしてみると、パラレルキャリアって最強だと思います。

しかし、問題は会社員と副業を天秤にかけた際、大きく傾きを感じるようになってからです。会社で働いている時間がもったいないと感じるようになるのです。

例え定時で帰るとしても9~17時までは職場内にいるわけですし、もちろんその時間は副業なんてするわけにはいきません。毎日8時間以上時間を奪われるような気になってくるのです。

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自分のビジョンが明確になればなるほど、会社にいる時間がもったいないと思ったら、そのまま会社に居続けても激しいストレスになります。

いま、退職後の手続きとか確定申告で、時間の自由を感じるのは、もうちょっと先になりそうですが、事務的なことが終われば、きっとたっぷりある時間に感謝できる日が来ると思います。

〇場所も選べる

大企業ほど転勤が多いもので、社員は基本的に逆らえません。田舎暮らししたくても東京で働くことになるかと思えば、都会暮らしに憧れていてもどうやって生きていけばいいかわからないような僻地に飛ばされることもあります。

特に問題なのは、家族がいる場合ですよね。もちろん会社はそんなことは考えてくれません。「〇〇に行け」と言われれば、それに従うしかないのです。

しかし、フリーランスになれば場所を自分で選べます。収入が安定してくればデュアルライフだって可能でしょう。

人間関係ができている場所で独立すれば、仲間を選ぶ自由もできます。環境を自分で選べるというのは、案外とても大きなことなのです。

■会社員→フリーランスのデメリット

〇不安が襲ってくる

フリーランスは、場所、人間関係、時間において自由が得られますが、唯一自由という点で不利になるのが経済面です。

実際にいま実感しているところですが、経済的なことを考えればパラレルキャリアは最強です。

自分はその立場を捨てて独立してしまったのですが、結構不安が襲ってきます。経済的な不安と恐怖は、組織から飛び出した解放感を食い潰すほど、気分が沈んだりします。

なので、個人的な主観も入りますが、やはり収入も貯金もゼロで会社を辞めるのはおすすめできません。経済的な不安で精神的に押し潰されたり、焦って独立後に暴走することになりかねません。

自分の場合は副収入が支出を上回り(←できれば給料を超えるぐらいで辞めるのが理想)、現在の年収の数倍の総資産となったタイミングで会社を辞めることにしました。

いずれ独立したいのであれば、収入、支出、運用利回りの観点でお金にシビアになる必要があります。なんだかんだいって、世の中は金です。

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〇人間関係が収益に直結

会社員であれば、仕事も人間関係もめちゃくちゃであっても、固定給が支払われます。極端に言えば、席にさえいれば収入はあるのです。

当然フリーランスになれば、それはありません。人と関わらなくても収益を得ていく方法はあるのですが、その方法だけに頼るのは、長い目で見てちょっと怖いです。

アフィリエイトもアドセンスも、本の印税も、自分で値段を決められないからです。権利収入には、そういう恐ろしさも潜んでいると思っています。できれば、人と関わる仕事もやってリスクヘッジしていきたいところです。

というより、自分が本当にやりたいことは、人と関わらないとやっていけないことです。(明日以降明確に開示していこうと思います)

人との関わり方を学ばないと、ストレスが溜まると同時に収入がなくなっていきます。人間関係とお金の自由両方失うことになるリスクは潜んでいます。

なので、今後はより人との関わり方、付き合う人の選び方が重要になってくるのです。この辺については、また別記事で書いていきたいと思います。

※退職して2ヶ月後の所感を書きました。⇒詳細はこちら