別記事で書きましたが、10年以上勤めてきた会社の退職が決まりました。そんなに転職を繰り返す業界でもなく、公務員に匹敵する安定志向の業界なので、正直辞めるのは怖かったです。
しかし、結局会社を辞めることになりました。今回、この退職を決める勢いがどこからやってきたか、思うところを書いていきたいと思います。経済的な事情も書いていきますので、参考になることもあると思います。
これから会社を辞めようと思っている人は、参考に読んで頂くと幸いです。
■ブログの副収入>支出
ロバート・キヨサキ考案のキャッシュフローゲームをやったことはありますか?あれ、ラットレースを抜け出して早期リタイアを果たす条件は不労所得が支出を上回ったときですよね。
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自分もあのゲームをやったことがあるし、主催したこともありますが、このゲームのルールを参考に、ブログの副収入が支出を上回るようになって、しばらく様子見てから会社を辞めようと思っていました。
会社の給料は失いますが、何とか食べていけるレベルですよね。で、最近ブログの副収入が支出を上回るようになってきたんです。それが半年ほど続きました。
本来であれば副収入が会社の給料を超えてから辞めるのが理想かもしれません。でも、自分の場合は、もう抑えきれなくなってしまいました。
なぜ抑えきれなくなってしまったのかは、以下に書いていきたいと思います。
■現在の年収の数倍の総資産
会社を辞めたければ、無収入でも何年か生きていけるくらいの貯蓄は必要だと思い、ここ何年かは貯金したり投資したりして、お金を蓄えてきました。
幸か不幸か、自分はまだ独身だし、持ち家もないので借金もありません。会社の福利厚生もしっかりしているし、情報をかき集めて、良いタイミングで資産運用に着手したつもりです。
そして、現在の年収の数倍の総資産というところまで貯めることができました。あくまで証券や不動産含めての総資産ではありますが、ここ最近は退職を視野に入れ、新しい投資は積立投資以外はセーブしてきたので、流動性の高い現金も多くなってきました。
これまで散財してお金があまりない状態であれば、副収入が支出を上回っただけでは会社を辞める勇気は出なかったでしょう。
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■やりたいことが明確に
早期退職を果たすには、経済的な裏付けは非常に重要です。これがないと、ただの無謀な挑戦になってしまいます。
経済的な裏付けに加えて、重要なのが、「会社を辞めてどうするの?」ということです。自分なんかもそうだったんですが、組織から逃れたい、とりあえず自由になりたいという思いが先行して、会社を辞めることが目的になってしまうことがあります。
で、実際に感じている人も多いと思いますが、これで会社を辞めて幸せになっている人は見たことがないです。いたとしても、それは退職直後から本気で自分と向き合った人です。
ということで、ここ2年、自分のやりたいことを明確にしていきました。固く言うと、人生理念とビジョンを明確にして、それをもとに目標を立てて計画に落とし込んで実践していく。
それをやっていくと、今後必要なもの、必要でないものが見えてきます。で、経済的な有利不利を抜きにして考えた場合、会社の仕事は今後不要と判断したわけです。
■応援してくれる仲間が出てきた
やりたいことが明確になってくると、今度はアピールする場が出てきます。そうなると、応援してくれる人が出てきます。
応援してくれる人が出てこないということは、まだ自分のビジョンが明確になっていないと判断しても良いと思います。
また、「会社辞める!!」と言って、信頼できる人が「まだだめだ」と言っているうちは、まだ辞めない方が良い時期です。
「独立する!!」と言って、応援してくれる人が出てきてから、そろそろ退職のタイミングを伺っても良いでしょう。
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ということで、退職意思を上司に正式に伝え、受理されました。もう上司は手続きを進めているので、後戻りはできません。
まあ、定年まで働く気はなかったので、いつかはこういう日が来ると思っていました。
〇まとめ
会社を辞める決断ができるようにするには、以下のようなことが必要になってきます。これがすべて揃えば、まあ会社を辞めても良いかなと思います。
・副収入>支出を目指すこと
・年収の数倍の資産を貯めること
・理念、ビジョンを明確にすること
・応援してくれる人が出てくれるまで待つこと