しばらく会社に勤めながら自分の夢を追うか、それとも思い切って退職して独立してしまうか、その基準についていろいろブログで書いてきました。
もちろん経済的な要素が一番大きいと思うのですが、自分の夢と会社の仕事が一致するかどうかも重要な要素になってきます。
■自分の夢≠会社の仕事の苦悩
会社の仕事の延長線に、自分の夢と繋がる部分があるかどうかは、当然ですが非常に重要な要素になってきますが、必ずしも自分の夢は会社の仕事とイコールにはなりません。
というより、ほとんどの人が会社の仕事で理想と現実のギャップに喘いでいるのではないでしょうか。仕事の意味付けを見いだせれば幸せなことですが、そうはいかない人もいるでしょう。
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それで悶々とした日々を送って、何年も経過してしまうと、自分みたいに精神的に病んでしまいます。イライラしたり落ち込んだり、そのうち給料を払っているはずの会社に怒りと憎しみを抱くようになります。
なので、寮の部屋で大声で叫んだり、仕事中にいきなりキレて机を蹴ってみたり、会議中に資料を投げつけたり、感情が暴走することになるでしょう。
自分の場合は会社の仕事の延長線上に、自分の夢はありませんでした。そうなると、その後何年働いて管理職として責任ある立場を得て、年収が1,000万円を超えるようになっても、おそらく生きる希望はありません。
自分は結局独立の道を選びましたが、このまま会社にあと5年留まると考えるだけでゾッとします。やりたくない仕事で、価値観の合わない人とずっと一緒にいて、好きではない場所で働く。しかも定時でも朝9時から夕方5時までです。
経済的には恵まれたかもしれませんが、他の仲間、場所、時間という点で、自由を大きく侵害されることになります。
自分は付き合う人を選ぶ自由が欲しいです。場所にとらわれない生活が欲しいです。自分のやりたいことに時間を注ぎたいです。
会社勤めでは、給料と退職金という「人質」のために、これらを犠牲にしないといけない。これは耐えられないと判断しました。
もちろんそうではなく、会社の中でも生きがいを見つける人はいるでしょう。見る限り、そういう人はまれですが、そうであれば今の会社に留まるか、転職してステップアップを図れば良いだけの話です。
自分が会社勤めで自由を得られないと感じたのは、そもそも今の仕事が好きではなかったこと、文章を書く事が好きで、自分の夢が執筆関係にあるのに、なぜか技術職に就いていたことが原因です。
本当は今の仕事が好きではないと感じている人は、とても多いはずです。退職が決まってから、「本当はおれも……」という人は多いです。本当にそのような思いが強いのであれば、勇気を持って独立するか、辞める勇気が出るようにお金を貯めていくとか、付き合う人を変えていくことが必要です。
■そもそも組織に向かない人もいる
そもそも会社組織に向かない人もいます。会社組織の中で動いていると、どうも自分の思うようにうまく身動きできないことがあります。
会社の人が何を考えているのかわからないことがあります。何を求めているのかわからないことがあります。
職場の人間関係の苦悩と、独立してからのクライアントとの関係の苦悩はまるで違ってきます。前者の方が家族的で閉鎖的なので恐怖です。
これについては、関連記事を書いていますので、こちらを参照して下さい。
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■あとはどう会社を飛び出す勢いを作るか
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今後の会社人生に疑問を感じたら、あとは、どのように会社を辞める勢いを作っていくかです。無謀な挑戦は危険なので、勇気が出ない間は、まだ退職に踏み切らない方が良いでしょう。
ということで、自分が会社を辞める勢いがどこから出てきたかについてシェアしますので、良かったら併せてご覧ください。