奴隷のままがいいか?貧乏でも組織を飛び出して自由を選ぶか?

シェアする

MAX85_gominonakasagyou20141123131607_TP_V

「会社員と同じくらいの収入を得てから会社を辞めるか、それとも多少収入減ってでも今すぐに会社を辞めたいか?」

言い換えれば、このまましばらく会社の奴隷を続けるか、それとも収入が減って貧乏になったとしても自由なフリーランスを選ぶか?ということなのですが、最近こういうことが話題に出ました。

何も副収入がない状態で、しかも貯金もまともにない状態で、会社員を辞めるのはとても危険だとは思いますが(他の企業に転職するなら別ですが)、

総資産も増えてきて、会社以外の収入も徐々に増えてくると、このような葛藤が起きてきます。

30代になれば数千万円の資産を持っている人も珍しくないですから、副収入が支出を下回る程度でも、思い切って飛び出したくなる人も多いと思います。

会社を辞めるには慎重になった方が良いのはわかるけれど、これ以上会社の労働に時間を使うのも嫌だ。これ以上会社で働いていても時間の無駄ではないか!!

いやー、わかりますよ。ちょうど自分がまったく同じような状況なので。ということで、今回はその件について、思うところを書いていきたいと思います。

■奴隷より貧乏を選びたい

自分は、どちらかというと、会社員時代の収入が得られなくても、思い切って会社を辞めて自由なフリーランスで生きたいと考えています。

というのも、既に今の心境としては、前段で書いたように「会社にいる時間がもったいない」と感じるようになってきたからです。

これは副業をしていると、しかも自分のようにマンパワーを必要とするブロガーとか執筆活動なんかでは、特にそういう気持ちになります。

会社で得られる300,000円の手取りより、ブログや執筆活動で得る30,000円に価値を感じ始めているのです。

理由はもちろん、長期的なビジョンを考えた場合、会社員を続けるという選択肢はあり得ないからです。

長期的に考えて、会社員生活は目先のお金のため、執筆活動はずっと先にあるかもしれないけれども、大切な幸せのためなんです。この差は非常に大きいですよね。

なので、だんだん会社員としての生活が、正直だんだん気持ち悪くなってきます。本当は左に進みたいのに、右にハンドルを切るようなもどかしさ。

独立目指すなら1度は通る道なのかなと思います。

■副収入>支出

キャッシュフローゲームのルールで、最も重要と言えるのが不労所得>支出というゴール条件です。

働かなくても食べていける、経済的自由の黄金の不等式です。

ブログも印税も一応は不労所得なので、自分の場合はこの不等式が当てはまるのですが、コンサルやカウンセリング等の士業で独立したい人もいるし、自分もこれらを組み合わせていきたいと考えているので、

この不等式を、副収入>支出と言い換えても良いでしょう。経済的自由とはいかなくとも、今の会社を辞められる条件にはなります。

逆に言うと、「多少貧乏になっても良いから会社を辞めたい」と思っている一方で、石橋を叩いて渡るもう一方の自分がいるのは、この不等式を強く意識しているからです。

■会社員からフリーになったら支出はどうなるか

この副収入>支出の不等式を考える際、気をつけたいのは、右辺の支出ではないでしょうか。

会社員時代の支出と、独立後の支出は、良くも悪くも大きく変わってしまいます。これはまだ独立していない自分でも簡単に想像できてしまいます。

これは別記事で詳しく書いていきたいと思いますが、社員寮に住んでいる人であれば、家賃が重くのしかかってくるでしょうし、出張もすべて自費になります。

食事を社員食堂で安く済ませていた場合は、独立後も支出を上げないように、食費も気を付けないといけないでしょう。

もちろん、フリーランスだと税金は後払いになるので、それを考えずに散在すると痛い目に遭います。(ただし、よく言われる話ですが、これは税金の払う順番が違ってくるだけです……)

あとは、健康保険とか公的年金とか、会社員時代と変わってくるようなこともでてきます(たぶん支払う年金は減りますが)。この辺も別記事でいろいろとシェアしていきたいところです。

■副収入>会社の給料までは求めない

よく、「フリーランスになるには、会社の給料の2倍稼いでからにしろ」というセリフをよく聞きますが、おそらく、これは生活レベルを、会社員時代から下げたくない場合の話でしょう。

それだけ何だかんだいって、会社の福利厚生とかが充実しているということなんですが、やはり自分としては、会社の給料以上の収入は、独立直後は求めないですね。

別に貧乏で良いというわけではなく、会社員時代より、一時的に収入が激減される覚悟があるということです。

覚悟というと聞こえは良いですが、要はそこまでして会社員を続けたくないということです。

収入も多いけど支出の多い人、収入も少なく支出も少ない人、どちらが良いかといえば、どっちもどっちというのが自分の感覚です。

経済的自由の源泉となるのは、手元に残ったお金だからです。1000万円も稼いで900万円も使う人、200万円しか稼ぎがないけど100万円しか使わない人、自分としては同じ幸福度です。自由になるためには、お金は貯めて増やさないといけない。

であれば、収入が減った分、支出を自己投資以外は徹底的にカットして、その代わりストレスのない生活を手に入れていく。その方が長期的に稼げる体質を作れると思うのです。

独立を意識してから、全然お金を使わなくなりましたが、たぶん自分の中でこういうことを意識してきたからだと思います。

■奴隷と名の付いた記事

【関連記事】早期退職するためにやってはいけないこと4つ|会社の奴隷にならないために

【関連記事】日本ではなぜ”会社の奴隷”という言葉が浸透しているのか?

「奴隷」というタイトルのついた記事を紹介します。

会社自体、社員を奴隷にするつもりはなくとも、自ら奴隷の道に進んでしまうようなケースがあります。

楽なんだけれども、全然幸せではない。何かに縛られると、こんな状態に苦しんでしまいます。

浮かない顔して会社に行っても、青空でも灰色に見えてしまいますからね。会社に残るにしろ、独立するにしろ、奴隷という感覚は捨て去るようにしていきたいものです。

シェアする

フォローする

この記事をお届けした
解放デビューの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

スポンサーリンク