くれくれ君・くれくれちゃん・クレクレ星人|無料で情報を搾取して時間を奪う人

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くれくれ君

会社を辞めて独立してまだ半年ですが、数はそんなに多くないですが、困った人もたまにやってきます。

くれくれちゃんとか、くれくれ君とか、クレクレ星人と言われている人たち。つまり、無料で情報を取ろうという人たちです。

やっている仕事の1つにwordpressの開設サポートやブログ運営相談といったこともやっていますが、こういう仕事だといずれ出てきますね。薄々は「そういう人も来るだろうなあ」ぐらいには思っていたのですが。

○○コンサルティング、○○カウンセリング、○○コーチング、○○セラピー、○○インストラクター、○○教室。このような事業を展開している人なら必ず1度は遭遇するであろうくれくれちゃん、くれくれ君たち。

一生そうやって無料で搾取して相手の情報を奪っていく人は、おそらく結局何も得られずに孤立していくだけでしょう。

■顔も見たことない人に「無料で教えて」と言われても……

くれくれ君

独立後、何件かあった話です。※何件かあった話をまとめて書いています。

「ブログ相談したいです」という問い合わせがあったので、自分はオーダーがあったものと思って返信しました。

「単発の場合は初回8,000円、2回目以降は15,000円になります(値上げの可能性あり)。継続コンサルの場合は月25,000円になります。一部のデザインのカスタマイズや問い合わせフォームの作成、常時SSL化など、イレギュラーな事例の場合はご相談ください。詳細はこちらを参照ください……」

といった旨の料金プランを示したんです。ブログにはサービスメニューを書いており、サイドバーや記事下にバナーも貼っているのですが、たぶん初めてブログを見てくれた方で気付かない人もいると思うので。

そしたら、次のような返信がやってきました。

「え!お金かかるんですか!?わからないところ聞こうと思っていたのですが。すいません、お金かかるなら止めときます」

繰り返しますが、これは1人の事例ではないんです。相手の返信の仕方だと「金取るのかよ!」と驚いた様子が伺えるのですが、こちらとしては「やってもらって当たり前かよ!」と驚愕しました。

しかも、相手方は面識のない人です!見たこともない人に、なんでタダで時間を割かなければならんのか……。

⇒wordpress開設サポートやブログ相談に関する料金プランはこちらをご覧くださいね

■「やってもらって当たり前」精神の悲劇的な末路

くれくれ君

いや、これ本当にいるんですね。無料で情報を得ようとしている人。モノではなく目に見えない情報の提供なので、たしかにわかりづらいだろうなあ、とは思います。

でも、情報提供するのにこっちは相手方に時間割いているわけです。欲しい情報を聞き取って、それに答えていく必要があるわけです。

記事の書き方とかブログ運営の方向性の相談であれば、記事を添削してみるなど、相談前に準備することもあります。

言うまでもなく、無料で情報提供を求めるということは時間を奪っていることになるんですよ。「給料は出さないけど徹夜して仕事してね♪」とかほざいているブラック企業とやっていること一緒なんですよ。

厳密なことを言えば、上述のメッセージのやり取りだけでも時間の無駄です。メッセージを書いている時間を文章書いている時間に充てたかったなあ。

他にもお問い合わせフォームから「○○について教えてください」「○○についてどう思いますか?」「自分も会社を辞めて起業しようとしているんですが、無謀ですか?」といった質問がたまにやってきます。

いや、無料人生相談コーナーなんて設けていないけれど……。すいません、タダ働きするほど、こっちも暇じゃないんですwww

一応、このブログは広告収入があるから運営しているわけですから、1日8,000~10,000人ほどの読者もお客様とは思っています。

だけど、直接面識があって、関係性ができているわけではなく、もっと言えば自分自身に影響を与えてくれたわけではないですから、人生相談やwordpressのサポートの無料特典を付けるわけにはいかないんです。

で、こういう「クレクレ星人」のような「やってもらって当たり前」精神の人はどうなるか。

この人たちは相手から時間を奪う人ですし、そもそもサービスを無料で搾取しようとしている時点で万引きしているのと一緒です。

で、そういう人と繋がっていきたいと考える人は、かなり稀ではないかと思います。おそらく、何かの魂胆がある人しか近づいてこない。本当の仲間は絶対に得られない。

そして、クレクレ星人は、そういう人が去っていくようなことに時間を費やしているわけですから、クレクレ星人自身も時間を浪費しているわけです。

■例外的に安価で提供する条件とは?

自分のwordpressの相談については、たしかに当初はクローズドでモニター価格でやっていました。クローズドですから、既に関係性のある人で興味のある人だけを募ってやっていたわけです。

そういう関係性のある人であれば話は別です。既に関係性があることの定義は、なにかしら自分に影響を与えている人です。もしくはそういう人の紹介でやってきた人か。

返報性の法則から考えれば、そういう人に対して値引きをするのは当然のことです。

自分でビジネスをやっている人であれば、このことは理解できるのではないかと思います。

※wordpressの開設サポートは、当時は7,000円でやっていました。(現在でも15,000~38,000円程度ですが)

また、日常的に会う機会があるわけですから、日常会話レベルで情報提供ができたりもするのです。

facebookの友達は現在830人ほどいますが、この条件に該当する人は、まあ20人もいないかなあ。

こういう密な関係性がないのに、いきなり「タダで教えて!」とか言ってくるのは、どういうことだ?と思うわけです。

もちろん、値引いてくる客についても、同様に思います。「高い」「高い」言われると、「うざい!」と思ってしまいます。

■意外と多いくれくれちゃん、くれくれ君

くれくれ君

こんなことを思っていたら、最近はあちゅうさんが日経ウーマンの記事で興味深いことを書いていましたね。

初めての著作の印税が入ったとき、知人が無邪気に「印税いいな~ごちそうしてよ~」と言いました。「本ってそんなにもうかるもんじゃないんだよー」と笑いながら答えつつも、なんだか傷ついてしまったのを覚えています。その人、私が本を出すのになんの協力もしてないし、本を出すまでの苦労も何も知らないくせに、なんで知り合いってだけで「ごちそうしてよ」なんて言えるんでしょうね。

⇒こちらの記事から抜粋

自分も著作を出したことがあるのですが、たしかに同じことを言ってくる人が続出しましたし、その時まったく同じことを思っていました。

あと、投資で利益を得ても同じこと言ってくる人いましたね。いやいや、その情報源得るのに、わざわざ東京や大阪に行ったりしていたんですが、あんた何か協力したの?と思ったわけです。

本当に身近にクレクレ星人って多いんだなあと思ったんです。で、いまはそういう人とは確実に疎遠になっています。

もし、そういう人が出てきたら、距離を置いた方が良いと思います。もっと大切なことにお金と時間を使った方が良いと思います。

■未だに多い貴重な時間を奪う人

くれくれ君

クレクレ星人の何が問題かというと、繰り返しますが貴重な時間を奪ってくるんです。

今回は情報提供する側の立場で書いていますが、情報提供する側にもクレクレ星人はいますよね。

わかりやすい例がネットワークビジネスの勧誘をしてくる人。

MLMを否定するつもりはなく、別にMLM商品を使っている人をバカにするつもりはないので、そこは決して誤解してほしくないのですが、ネットワークビジネスで問題だと思うのはネットワーカーのなかに、たまに具体的な話す内容を言わずに「ランチ行こう♪」「お茶しよう♪」とか言ってくる人がいるんです。

この経験をした人は結構多いんじゃないかな。いざランチの場になったら、カタログを出してきたり、核分裂の原理みたいな絵を描いて説明しだす人。

「え、まじ?勧誘かよ……」とこっちは困惑しているのに、熱く語ってくる人。これ、個人的に最近は出くわすことなくなったのですが(⇒理由はこちら)、今もこういう人多いのかな……。

これ、一方的に相手の時間を奪っていますよね。相手方もそんなに暇じゃないんですよ。二度と返ってこない時間を、一方的な勧誘に時間を使うんだ……、東京とかに行くと、このような光景をたまに見かけるのですが、その都度びっくりするのです。

■クレクレ星人を反面教師に

以上、クレクレ星人に関する記事を書きましたが、このような記事を書いたのは、自分もクレクレ星人にならないように気をつけなければと思ったのです。

情報提供をする際は「儲けの基本は相手を儲けさせる」、情報を受け取る際は「自ら率先して代償を支払う」ことを大事にしていこうと思っています。

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