自己啓発書とかで多く語られるアファメーションの重要性ですが、これが案外バカにできないと感じています。
言葉はその人の考え方を表すと同時に、言葉そのものが、その人の考え方を作ってしまうからです。
因果応報という言葉があるように、マイナスの言葉を発すれば、残酷なほど脳にインプットしてしまい、本当にマイナス思考の自分を作ってしまいます。
マイナス思考になれば、言うまでもなくどんどん不幸な出来事を作ってしまいます。
言葉一つで幸せになることもできれば、不幸になることもできます。言葉の習慣で幸せになるなら良いですが、言葉の習慣で不幸になるのは本当に損です。
日々の行動で最もルーズになってはいけないのは、やはり言葉なのかもしれないですね。
ということで、今までアファメーションに関する記事をいくつか書いてみましたが、今回は人間関係に関するアファメーションについて、思うところを書いていきたいと思います。
■ありがとう
人間関係を良好にするアファメーションと言えば、とにかく感謝の言葉ではないでしょうか。
「ごちそうされたらお礼を言いなさい」
「仕事に協力したんだから感謝しろよ」
と、人間として、社会人として当たり前な行動として半ば強要されることもありますが、これは少し違うかなと思います。
もちろん、何か与えられるようなことがあれば感謝するのは当然の態度と思いますが、
もっと重要なことは、自発的に感謝の気持ちを示すことだと思います。
上辺だけの感謝の言葉は、やはり相手は感づいてしまいます。そんなアファメーションは効果は出ないでしょうし、そもそも自分自身が苦しくなります。
大事だと思うのは、これまでの過去を振り返って、今まで感謝するようなことがなかったかどうか振り返り、それを元に感謝の言葉を作ることだと思います。
「この出会いがなければ、自分はもっと損をしていたに違いない」
「この人のおかげで、良い情報を得られて、結果的に高い収入に繋がった」
「この出会いがなければ、もっと悩んで、そのまま心を病んでしまったかもしれない」
多くの人は、1回や2回そういう経験があるのではないかと思います。
少なくとも、小さなことでも何か成し遂げたことがあるのならば、それは自分だけのおかげではないと思います。
そんな過去に対して、感謝の言葉を作ってみることです。これは環境の変化で、今は疎遠になってしまった人とかでも構わないと思います。
こういうお世話になった方々への気持ちを忘れないようにしていけば、また大きなチャンスに巡り会えることもあります。
今の職場で感謝できる相手がいないのであれば、職場以外の人間関係でも構わないと思います。
心から感謝できる人に対して感謝しないと、意味がないと思います。感謝できる相手こそ、自分の求めている相手と言うことができると思います。
■〇〇さんが幸せになってほしい
ドラえもんののび太の結婚前夜で、しずかちゃんのパパの有名な名言があります。
のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。
アファメーションというと、自分の成功を実現するために行うイメージが強いですが、他人の成功を実現させるためにも有効と思います。
相手の求めていることを知っていないとできないアファメーションですが、相手の幸せを願うことで、やっぱり自分にも返ってくるのかなあと思います。
「自分がしてほしいことは、まず他人にしてあげなさい」とか、win-winという言葉で、大人になってから何度も聞く言葉ですが、やはり、これは成功には欠かせない要素と思います。
言うまでもなく相手に貢献しなければ、仕事にならないですからね。
これも大事なことは、自分に正直になることで、現状嫌いな相手の幸せを願っても意味がないと思います。
本当に自分にとって大切で、自分にとっても相手にとってもメリットのある人の幸せだけを願うのがポイントだと思います。
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本当に言葉は毒にもなれば薬にもなると思います。
お金に関する言葉も同様なことが言えて、お金に対してポジティブな言葉を言えばお金は入ってくるようになるし、ネガティブな言葉を使えば、お金はどんどん逃げていってしまいます。
言葉の使い方1つでお金の流れも変わってしまいかねない。本当に言葉の威力は恐ろしく、使い方を間違えてしまうと、自ら不幸を呼び込んでしまうことになってしまいます。
関連記事1がどちらかといえば男性向き、関連記事2が女性向きの記事という感じかもしれません。関連記事3は、逆に言ってはいけない口癖に関して書いています。
アファメーションによって、少しでもお金持ちに近付きたい人は併せてご覧下さい。