何となく職場で浮いてるような気がする。会話にもついていけないし、そもそもあまり話しかけられない。無理に誰かと話しても、やっぱり話が合わない。
別に断るつもりはないのに、ランチや飲み会にもあまり誘われない。どこか自分だけ違う空気を出しているような気がする。もしかしたら何となく嫌われているのかもしれない。
こういう、「職場で浮いてるかもしれない」という、何とも気持ちの悪い感覚に苦しんだ経験はないでしょうか?
僕なんかもそうですが、こういう時、何とも言い知れぬ不安に駆られて、出勤前とか、それこそ逃げ出したくなるような憂鬱に苦しめられることがあります。浮かないように努めるか、浮いていても気にしないでいられるか。
僕が重要だと思うのは、例え職場で浮いているとしても気にしないことだと思います。
浮かないように、周りに合わせようとしても、逆に自分を押し殺してしまうことになるので。日本人は、どこか協調性という言葉で正当化して、集団で行動することを美化する性質があるように思いますが、無理して周りに合わせるメリットはどこにもないと思います。
ということで、今回は、浮いてるとしても気にしないでいられる方法についてシェアしていきたいと思います。
■職場で浮いてるのは実は成長の過程である
自ら成長を試みたり、将来のことを真剣に考えたり、お金について真剣に考えたりすると、日々の行動に変化が出てきたりします。
・蓄財するようになる
・会社の付き合い飲み会に参加しなくなる
・会社以外のコミュニティを持つようになる
・セミナーに参加するようになる
・仕事のスキルを上げるための勉強をしたり、副業するようになる
どれもとても重要なことだと思いますが、この場合、他人から見るとかなり違和感を覚えてくると思います。
「あれ?この人こんな人じゃなかったんだけどな」
自分にとっても成長の過程が、他人からプラスに見えればより人間関係は良好になるでしょうが、どういうわけか、経験上このパターンは相手からマイナスに見られてしまうことが多いです。
「つまんない奴になったなあ」
と言われたことすらあります。余計なことにお金を使わず、堅実に投資するよう心掛けているので、
「何が楽しくて生きているの?」
と言われたこともありますし、
「セミナーとか行って、怪しいなあ」
なんてことも言われたことがあります。
でも、これは自分の中で考えがあって、必要だと思うから実践していることなんですよね。
それが組織の中で少数派の場合、批判対象にされてしまうのは珍しいことではありません。
自分の好きな言葉に、マドンナのこんな名言があります。
「私は芯が強くて野心的で、明確な目標を持っている。それを批判されるなら本望だわ」
自分が必要としている行動で、周囲から浮いてしまった場合は、特段気にする必要もないです。むしろ、職場の人間関係は結構どうでも良い関係だったりするので、断捨離の対象でしょう。
■「俺は俺、お前はお前」嫌われても気にしないこと!
仕事に悪影響が出ていれば別ですが、職場の人間は案外仕事に影響のないところも気にしてきます。
自分にとって、良かれと思って行動していることで、批判されている、どこか浮いていると思っているのであれば、
「俺は俺、お前はお前」
というスタンスを貫くことです。
人間ですから、お互い価値観が違うのは当たり前です。
人間はどこか、無意識のうちに相手に自分の価値観を押し付けようとします。
でも、これはコントロールできないことで、人間関係の破壊に繋がるだけです。
批判したり悪口を言ってしまう方が、どこかおかしいわけです。
無理して相手の価値観に合わせるくらいなら、割り切った付き合い方をした方が、よほど楽に生きることができます。
自分のスタンスを貫く、それを無理やり引き裂こうとする勢力は拒否するくらいがちょうどいいと思います。
■浮いてしまうのはそもそも少数派なだけ
そもそも周囲から浮いてしまうのは、自分の行動とか価値観とかが、かなり少数派であることがほとんどです。
だいたい9:1、そこまでいかなくとも8:2ぐらいで、少数派に付くと周囲から浮いてしまうような気がします。
小中学校のいじめとかでもそうですよね。いじめの対象は、常に少数派の人間です。これは大人になっても、基本的に特性は変わらないと思います。
特に会社員の場合、将来会社を辞めてフリーランスになりたいと感じる人がかなり少数派だったりしないでしょうか。
ほとんどの会社ではそうだと思います。
定年まで同じ会社に勤め続けるほうが、よっぽど気の遠い苦痛なライフプランにも関わらず、さもそれが当然のように生きてしまうのは、
それが大多数派だからです。
でも、独立したい、もっと自由になりたい。そう考えるのは、会社勤めの精神衛生的なリスクに気付いている証拠なのです。
でも、そういう考えは職場では浮いてしまいます。なんかいけ好かない感じがしちゃうんでしょうね。
でも、それが自分の夢を叶えるために避けられないことであれば、断固として姿勢を変えないことです。
少数派であることは何も悪いことではないです。
これからは組織に残るとしても、残らないとしても個の時代です。
このような時代において、少数派でどこか尖った価値観の方が喜ばれると思います。
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