【これから愛想笑いをやめる】面白くないのに笑うのは心が疲れる

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愛想笑い。心から面白かったり、嬉しかったり、喜んでいるわけではないのに……。もうそんなのやめることにしたい。

今この現状が楽しい場合、充実感に溢れているときはそれで良い。心から笑っていられる状況だから。

でも、何だか仕事が全然楽しくなくて、毎日がしんどくて、イライラして……。そんな状態で上司のおやじギャグを聞いて愛想笑いを浮かべるのは嫌だ。しんどい。

「毎日笑顔をみんなに与えよう」なんてことをよく言われますが、このように、ちょっと心がしんどい時があります。

そのときも無理やり笑顔を見せる必要があるのか、ちょっと疑問です。今回、その辺について、思うところを書いていきたいと思います。

■心の中と真逆なこと

愛想笑いが日常で常態化してしまうと、それが無意識のうちに出てきて、面白くないのに条件反射で「えへへ」とか言って笑ってしまう。

本当は何も面白くない。で、会話している相手に対して、特に好意を持っているわけではない。にも関わらず、無意識のうちに「えへへ」と言っている。

そんなに心に余裕がないはずなのに、本当は心の中が不安とか、怒りとかで叫びそうになっているのに、それを表面に出すことができず、むしろ心の中と真逆なことをしてしまう。

こういうときの心境としては、車を運転していて、左にハンドルを切っているのに、右に曲がっているような、そんな気持ち悪い状態になります。

つまり心が張り裂けそうとか、怒りで爆発しそうとか、そんな感じです。

無理矢理にでも笑顔を振りまいてやろうと思っても、自分の感情と真逆のことをしてしまうのは苦しいものです。逆効果です。逆に精神を崩壊させてしまいます。

そんな上辺だけの付き合い、楽しくもなんにもないのです。

■無表情で良い、暗い顔で良い

自分は、結構愛想笑いでごまかしていたりしたんですよね。全然楽しくないのに、笑顔で返したり。

職場なんかだと、心が凍っていることも多いです。そんなときに愛想笑いを浮かべてしまうと、逆にイライラしてしまい、みんなの前で叫んでしまいたくなります。

みんなの前で笑顔を振りまけるとしたら、それはとても素敵なことだと思いますが、例えば今の職場環境で、興味のない人ばかり、どうでも良い人ばかり、辞めたら絶対に会わないだろうな、っていう人ばかりの時に、そんなことして幸せでしょうか。

会社の人間関係というのは、非常に閉鎖的で窮屈ですから、そういうことも珍しくありません。そもそも、そんな環境にいること自体、自分に嘘を付いているということですから、何も楽しくないはずです。

でも、ちょっとは自分に正直に生きるようにしたい。もしかしたら、いつも愛想笑いを浮かべることに精一杯になってしまって、本当に面白いことに気付くことができなくなっているのかもしれない。

だとしたら、いっそのこと、無表情で覇気のない暗い顔をしてしまったらどうかと思うのです。その方が、心が楽になります。

周りには、本当はどうでも良い人ばかりなので、別に苦ではないはずです。本当に笑いたい時、嬉しい時にだけ笑顔を見せていけば良い。

僕はもう、愛想笑いを辞めることにしました。メンタルが弱っているときは、無表情で覇気のない顔をしていることにします。

■頑固に無表情を貫く気はない

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でも、無表情を意地でも貫き通すつもりはないです。心から面白いギャグを言われたり、本当に嬉しいことがあったりしたら、そのときは素直に笑顔を見せるつもりです。

本物の笑顔の方が、よっぽど人に幸せを与えるような気がするからです。そういうときこそ、ちゃんとリアクションをしてあげられるようにしたい。

愛想笑いに慣れてしまうと、そういう感度が鈍ってしまうんです。だから、僕は明日から愛想笑いを辞めることにしました。

最初はどんどん暗い人間になっていくと思われるかもしれません。でも、もっと、表情にメリハリを付けるようにしたい。自然体で接していれば、相手も心が楽ではないかと思います。

■なぜそう思ったか?

さっき、本屋に行ったら、心屋仁之助さんの手帳があったんです。この手帳、1ヶ月の始まりのところに心屋さんの言葉が載っているのですが、

2月に書いてあるところを見てみたら、「本当に笑いたいときだけ笑おう」と書いてあったんです。この一文だけ見て、すごい心がホッとしたんです。

だから、自分はもう愛想笑いを辞めようと。そう思いました。心の変化、行動の変化はどこから来るかわからないものです。ちょっと本屋に行って面白い本がないかどうか探してみるのも良いですね。

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心が疲れることがあります。体がヘトヘトなのは、1日寝ていれば治りますが、心がヘトヘトなのは、治りません。

心を楽に生きるためには、考え方を変えたり、嫌なことやどうでも良いことを手放すしかありません。良かったら、併せてご覧ください。

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