会社員が合わない人は独立向きか?それともただの社会不適合者か?

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会社員に向いていない2

いろんな記事にボソッと書いていますが、自分はまだ会社員として働いているものの、近いうちに独立して個人事業主になる予定です。自分に限らず、会社員が全員「会社員向き」かと言われれば、とてもそうとは思えない。向いていない人もたくさんいると思います。

こういう会社員に向いていない人って、自分のことを社会不適合者と思い込んだり、組織に染まりきった心無い人から「お前は社会不適合者だ」なんてことを言われがちですが、

基本的に会社員に向いていない人が社会不適合者かというと、これは全然間違っていると思います。

何となく接していればわかると思いますが、組織に属さず、自分の看板で生きている人は決して社会不適合者というタイプではないと思います。誠実だし、コミュニティ能力はあるし、自立しているし、会社員よりも成功者としての能力は高い場合も多いです。

一方、社会不適合者はそういった成功者になるための必須条件が1つも揃っていないようなタイプです。

〇会社員が合わない人は独立に向いている素晴らしい人

■常識を疑ってみる

会社員 合わない

会社員に向いていない人の多くは、会社に染まりきれない感じの人が多いですが、その理由が常識をまず疑ってみようと考えている人が多いです。

上司の指示でも「こうした方が良いんじゃないか」「いや、それは違うだろ」と言えるタイプです。YESマンになりたくてもなれないタイプ。

言われたことをこなすのが一番楽ですが、このタイプの人はそれができません。でも、これは正しい思考です。

ただ、組織の中で立ち回るには、常識を打ち破るような行動に限界が出たりします。なので、常識を疑う人はいずれ組織を飛び出してしまいます。

■自分の願望が明確である

今勤めている会社が自分に合っているかどうかは、働いてみないとわからなかったりするし、経験を積むことで自分の願望が少しずつ明確になっていくものです。

自分の願望が明確になればなるほど、会社の企業理念からどんどんずれる事は決して珍しくないと思います。自分の理念に一致した会社があれば、転職できますが、そうではない場合、どうしても独立をする必要が出てきます。

■1人が好き

独立向き、特に自分のように個人事業主を目指す人は、こういうタイプが多いです。強靭な翼を持つペガサスの特徴でもあるのですが、組織でチームを組んで仕事するよりは、1人で何かを成し遂げることに充実感を感じるタイプです。

スポーツで言えば、バスケやバレーのような団体競技が苦手で、陸上とか水泳とか個人競技をやっていたような人に多いです。てか、自分がそうです。

団体競技だと、自分がどう動けばいいかまったくわからなくなる。ただ、ゴールに向けて突っ走るだけの個人競技が自分は大好きでした。

このタイプは組織に染まろうと思っても無理です。会社にいても窮屈で苦痛です。いずれ精神的に限界が来ます。目の前に会社の同僚や取引先が存在しているだけでイライラしたり落ち込んだりします。

社内で1人で立ち回れる仕事が見つからないなら、独立を考えた方が良いです。自分も急がないと……。

■周りに気を使うのが嫌

いわゆる社内営業が嫌いなタイプです。上司や部下に気を使ったコミュニケーションを図ったり、気乗りしない飲み会に参加したり、他部署や取引先と業務調整するのが面倒で苦痛で、怒りが爆発しそうになります。

社内営業しているうちに、自分が何したいかわからなくなったりします。ただ疲れるだけ。

この場合、風通しが悪いなど、職場環境に問題があることも多いですが、こういう場合は転職がベターでしょうし、社内営業そのものが嫌いであれば独立をするのがベターです。そうでないと、会話のキャッチボールそのものが嫌いになります。

〇会社員が合わない人の一部は残念な社会不適合者

一方で社会不適合者は、過去に何らかの嫌なことが積み重なって、やさぐれてしまった人のことを言うと思います。とにかく人間関係を破壊したくなる感じの人です。

ただ、辛い状況をずっと我慢して組織の中に働き続けてしまうと、メンタルヘルスが悪化して、以下の傾向に陥りやすくなります。性格破綻者に見えて、実は誰にでも有り得ることです。

■人間不信

基本的にやさぐれてしまった人は人間不信です。職場に馴染めずに、不満を内に抱え、誰にも吐き出さずに我慢してしまうと、いずれ職場の人を誰も信じることができなくなります。

自分だけの考えに固執して、精神的に引きこもってしまい、誰にも心を開きません。この心理状況だと、職場で仕事のミスを指摘されて怒られると、周りがびっくりするほど逆ギレします。

■優越感に浸る

社会不適合者の大半は人を見下すようなタイプの人が多いです。「こいつらに比べたら、俺はまだましだ」と優越感に浸ってしまうのです。

よく人の悪口や愚痴はセルフイメージを下げると言いますが、この優越感もかなりセルフイメージを下げてしまいます。他者基準に囚われ、ずっと人と比較し続けるのは自信のなさの表れです。

そして、優越感に浸る人は自意識過剰になるだけで、他人に提案したりはしません。そこに関心がないので。

■自己中

社会不適合者といえこのタイプです。成功するには致命的な要素と言われています。他人の言動に関心がなく、常に自分の内面にしか興味がない。

他人に興味をなくすというのはとても不幸で、孤独ですが、本当に独立したいのに、嫌々会社勤めを続けてしまうと、どうしても同僚の顔を見るのがうっとうしくなり、興味がなくなります。

会社の中だけ自己中、つまり職場内自己中に陥ってしまっている感じの人は結構多いような気がします。

■見栄っ張り

これも成功には致命的な要素と言われています。優越感に浸りたいばかりに、嘘を重ねて自分を良く見せようとしたり、身の丈に合わない高級の嗜好品を身につけてみたり、周りを蹴落としてでも出世しようとしたり。

このタイプもやっぱり自分に自信がなく、それを隠すために見栄を張っています。社会不適合者だけでなく、浪費家にもなってしまいます。

■参考記事

上の記事では、そもそも会社員に向いてる人というのは、どういう人がいるのか、ということについて書いています。

会社員に向いてる人というのは少数派かもしれないですが、たしかに会社員でいた方が良いタイプという人もいるので、良かったらこの記事も併せてご覧下さい。

こちらは、自営業に向いている人の特徴について書いています。

「会社の奴には絶対知られたくない」というマンガの書評です。会社で嫌なことがあれば、主人公に感情移入できると思います。

会社を辞めて独立したいと感じるようになると、会社の人が信じられなくなることがあります。しかし、これは人間不信ではなく、ごくごく自然なことなのです。

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