自分の夢を明確にする方法の1つとして、夢リスト(もしくはやりたいことリストなど、呼び方はいろいろありますが)を書くという方法があります。
自分もこのブログで夢リスト100を書いていますが、自分の夢を明確にする方法は、別にこれに限らないと思います。
自分のように箇条書きでザーッと書く方法もありますが、雑誌やカタログを切り抜いて、欲しい車や豪邸、行きたい場所の写真もありますし、
マインドマップを用いて自分の夢を書きまくる方法もあるでしょうし、勝手に自分の未来史を作るという方法もあります。
そして、これらの夢をいろんな人と一緒にシェアする時間を設けたり、プレゼンしたりするのも良い方法と思います。
さて、このように自分の夢とか目標を書く方法として、気をつけたいのは、具体的に書けば書くほど叶いやすいということです。
〇「金持ちになる」「1億円持つ」
夢リストとかだと、このようなことを書く人も多いと思います。
たまに思うのが、「金持ち」という言葉はとても便利な言葉です。ジャンル問わず、「金持ち」という単語が付いた本は、これでもかというくらい多く出版されていますし、
アファメーションの記事でも書きましたが、「絶対に金持ちになる」と宣言することはとても大事だと思います。
ただ、皆が気付いているように、お金は目的ではなくて手段です。「1億円持つ」とか、定量的に言うのも良いですが、これでは脳は動いてくれないと言われています。
どういう職種でお金持ちになりたいのか、お金持ちになったらどんな夢が叶うのか、それを具体的に書けば書くほど自己実現に近付くと思います。
これは「金持ちになる」に限った話ではありません。例えば「痩せる」なんかも手段ですよね。
痩せてどうなりたいのか?病気になりたくないのか、モテたいのか、これを具体的に書く必要が出てきます。ちなみに、自分はなかなか痩せられていませんが、おそらくこの部分が弱いんだと思っています。
〇幸せ、感動、共感という言葉にも注意
便利な言葉のうち、喜怒哀楽を簡単に表現できるような言葉、例えば幸せ、感動とか、共感という感じの言葉でしょうか。これも安易に使って短い文章になるのは避けたいです。
特に幸せという単語は、とても便利です。誰でもお金持ちになりたいように、誰でも幸せでいたいものです。でも、自分にとって何が幸せかは、人によってそれぞれ違ってきます。
こういう言葉を使っていたら、さらに具体的に文章に落とし込むことが必要になってくると思います。
〇自分以外の人も登場人物か
作家を目指すなら読者に、俳優であれば観客や視聴者、営業マンであればお客さんに、経営者であれば社員に、どうなるとお互いにハッピーになれるか、これを具体的に書くのです。
自分以外の人の成功を夢リストに入れているのであれば、これはかなり心強いです。もし、そういう人がいれば、自分が何できるか、一生懸命考える。
自分の成功だけを願うのではなく、相手の成功も願うのは、それだけ願望が成就しやすいような気がしています。
〇本当に自分の願望なのか
ここが一番難しいところです。夢リストを100個書いてみたが、やっぱりどうしても自分の願望には思えないようなことも多々あると思います。
100個もあれば、願望には入っているけど、優先順位が低いものもあると思います。
自分の夢とか願望は、定期的に見直して、夢リストであれば半年か1年に1回は書き直してみると良いと思います。
達成できた夢、新たに入ってきた願望、実はあまり願望ではないもの。時が経つにつれて、こういうにはどうしても出てきてしまうと思います。