今年読んだ本の中で、結構「断捨離」「捨てる」「減らす」「片付け」という名前の付いた本を結構読んだ気がします。
そんなに部屋の片付けとかは好きな方じゃないんですが、片付けるものって、部屋だけではないと思うんです。心も片付けないといけないし、人間関係や時間の断捨離も必要なこともあります。
お金の使い方については、浪費になるようなことはどんどん捨ててしまった方が良いでしょうし、役に立っていない習慣とか、固定概念とか、捨てたいことはいっぱいあります。
もしかしたら会社を辞めて労働時間を減らすことも必要になってくるかもしれません。今回、この「断捨離」「捨てる」「減らす」「片付け」系で、おすすめ本を何冊か紹介していきたいと思います。
以下に紹介する本を一気に読んだり、1つでも行動に移したりすると、かなり心が軽くなると思います。
この記事の内容
■自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと
タイトル通り、20代のうちに読んでおきたかった本ですが、30歳を過ぎた人でも一読の価値はかなり高いです。
経済的にも精神的にも自由に生きるためには、無駄なモノ、お金の使い方、考え方を捨てるのもとても大切なことです。
無駄なモノ、固定概念が自分自身を束縛してしまっていることを思い知らされます。
タイトル通り、自由な生き方を模索している人は結構おすすめです。以下書評。
【関連記事】お金に縛られないために捨てるべき5つの習慣で自由に生きよう
【関連記事】自由であるために捨てた方がいいもの~人間関係・ライフスタイル編~
■しなやかに生きる心の片づけ
部屋はきれい。ゴミは定期的に捨てている。職場のデスクももちろんきれい。だからといって必ずしも心の中まできれいに片付くかと言われれば、そうとは限らない気がします。(多少の相関関係はあると思いますが)
部屋がぐちゃぐちゃな状態よりは、心がぐちゃぐちゃな状態の方が気分が悪いものです。
過去のトラウマ、未来への不安、人間関係の苦しみ、理想と現実のギャップ。精一杯生きているつもりなのに、心が満たされない。自分が苦しんでいることって何なの?そう考えている人におすすめの本です。
読後、どこかホッとしたような、暖かい気持ちになれるのは、カウンセラーが書いた本ゆえの特徴でしょうか。苦しみから少しでも解放されたい人におすすめです。
【関連記事】【書評】しなやかに生きる心の片づけ|楽に生きる心の整理術を学ぶ
■減速して自由に生きる
人生ステップアップではなくて人生ステップダウン。
頑張りすぎず、お金がなくとも素敵な出会いに溢れて日々健康に行き、楽しく生きる。
著者が経営するオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」は週休3日(土日月)。
敢えて働く時間を削減し、好きな生き方ができる時間を増やしていく。
それなりに給料はいい。このまま今の会社にいれば、それなりに裕福に生きることができそうだ。でも、会社員人生はとても生き辛い。
給料は半分になっていいから、仕事の負担を減らしたい。
本当の夢を追いかけるために会社を辞めたい。
もっと自然と触れ合いながら生きていたい。そう考えている人にはぜひおすすめしたい本です。以下書評。
【関連記事】無理せず頑張らないで生きる人生~ダウンシフターズという生き方~
ちなみに、池袋にある「たまにはTSUKIでも眺めましょ」にも行きました。東京に限らず、今までいろんな居酒屋で飲みましたが、食べ物の美味しさとか、いろんな意味でNo.1です。感想は以下。
【関連記事】悩んだ時に行くと心が軽くなる居酒屋|池袋「たまにはTSUKIでも眺めましょ」
■ぼくたちに、もうモノは必要ない
断捨離とか、シンプルライフという言葉は昔からあったような気はしましたが、ミニマリストという言葉は、おそらくこの本が出るまで浸透しなかったのではないかと思います。
部屋を片付けたり、不用品を捨てたり売ったりするのも大事かと思いますが、そもそも買わなければいい、持たなければいい、そうすれば捨てる手間もない。そういう感想を抱きました。
著者が感じたミニマリストのメリットは一読の価値ありです。たぶん、部屋を片付けないと気が済まなくなると思います。僕も気付いたら勝手に掃除していました。
【関連記事】やはり物に執着がない方が幸せなのか?ミニマリストという生き方
■しないことリスト
日本一のニートと言われたpha氏の2015年の年末に出された著書。
もっと楽に生きたい。本当はしなくていいことは全部手放してしまいたい。
ちょっと今の自分が本当の自分とかけ離れてきた感じのする人におすすめです。
【関連記事】本当はしなくていいことを手放してもっと楽に生きませんか?
■モノやお金がなくても豊かに暮らせる。
「森の生活」のソローの名言を中心にまとめた本です。
断食中に読んだからか、どこか心の中がすっきりして、どこか遠くの自然豊かな場所に解放感たっぷりに佇んでいるような気持ちになります。
どこか哲学的ですが、感慨深い癒される一冊。野生動物と遭遇したくなってきた……。
【関連記事】何もないからこそ幸せを感じる|物もお金も持たない贅沢
【関連記事】【会社を辞めて旅に出る】そして自然に溶け込み生きる実感を得る
■何を捨て何を残すかで人生は決まる
レバレッジシリーズで知られる本田直之さんの著書。毎日が息苦しい、なんだか自分が自分でないような気がする。そういった時に、読んでみると良いと思います。
【関連記事】毎日が息苦しいと感じたら|何を捨て何を残すかで人生は決まるby本田直之
■8割を手放せばすべてうまくいく!全捨離のすすめ
断捨離は、ただ捨てるだけでなく、床面積を広げて、磨いていくことが重要であることに気付かされた本。
また、断捨離はただ単にすっきりとシンプルな生活を送るだけではなく、成功者になるための運気を呼び込むことができるということ。
ややスピリチュアルな視点もありますが、断捨離の本質を突いた一冊。なんか物を捨ててもすっきりしない方、断捨離の意味を見つめ直したい方は目から鱗の一冊。すぐに実践したくなります。
電子書籍でしか読めませんが、2017年現在、断捨離や手放す系では、この本が一番おすすめです。
【関連記事】【僕の断捨離はまだまだかも】「8割を手放せばすべてうまくいく!全捨離のすすめ」の書評
※これは「断捨離」「捨てる」「減らす」「片付け」系の本のまとめ記事です。このカテゴリーの本を読んで、おすすめと感じた本があれば随時更新していきます。
この系統の本で、まだ読みたい本がいっぱいあるので。(そのうち、ものすごい長い記事になっていく可能性がありますが……)