本当はしなくていいことを手放してもっと楽に生きませんか?

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人生の目標を定める際に、やりたいことリストや、夢リストのような、「〇〇がしたい」「〇〇を達成したい」という一種の足し算思考もあれば、

「今日から〇〇をやめる」「こんなことはしなくていいことだ」という引き算思考も必要だと思います。というか、僕は最近この引き算思考が好きだったりします。

「断捨離」「シンプルライフ」「ミニマリスト」これらの言葉も、一種の引き算思考だと思うし、現在やっている断食も「食べない」という引き算思考です。

足し算ばかり、つまりモノに溢れ、常に忙しくてバタバタしていて、いろんな人と仲良くなろうとしては疲れ果ててしまいます。

人生には本当はしなくていいことがたくさんある。しなくていいことを止めて、もっと楽に生きよう。今回紹介するのは、そんな引き算思考の本です。

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「しないことリスト」(pha著、大和書房)。著者のpha氏は28歳で会社を辞めて、それ以降はブログの広告収入等で生計を立てているそうですが、決して成功者ではないし、金持ちではない。

でも、幸せそう。以前phaさんをテレビで見たことありますが、そんな印象を受けたことがあります。

今回、そんなphaさんの本を読んで、心に残ったフレーズなんかをシェアしていきたいと思います。

■家賃を払わない(P32)

著者も東京郊外で28,000円の家賃の部屋に住んでいる人や、限界集落だと月数千円で借りれる、なんてことを紹介していますが、

最近は「住宅価格破壊」「賃貸価格破壊」なんて言葉を良く聞きますから、本当でしょう。

自分も、田舎の限界集落の方を訪ねたときに空家をたくさん見たことあるし、地方都市、例えば青森市内だと家賃月1万円台の物件を見たことあります。

今は会社の寮住まいなんで、あまり気にすることもないのですが、会社を辞めたら、なるべく家賃を払わない方向で行こうと思います。上の1万円台の物件、少し狙ってます。

東京に引っ越すことになっても、月30,000円台を頑張って探したいと思います。

【関連記事】東京に住んで家賃がタダ?そんなことは果たして可能なのか?

【関連記事】住宅の価格破壊が進んでるってホント?新築でも1,000万円以下?

■だるさを無視しない(P70)

自分にも、「だるい」この一言で会社を休むことなんかできず、思わず「風邪で熱を出して喉が痛くて……」と言って会社を休むことが稀にあります。まあ、仮病ですね。

だいたいこういう時はメンタルの調子があまり良くないときで、本当に仕事しても集中できないような時なんですが、そういう理由でなかなか休めなかったりします。仮病使って休むならまだ良い方で、だいたいは我慢して出社しちゃうんじゃないでしょうか?

でも、それで我慢して会社に行って、結局体かメンタルを壊して休職しては元も子もない。著者も同じ指摘をしていますが、これは同意できます。

僕も、著者同様、ストレスにかなり敏感になってきました。「だるい」と感じた時点で、嫌いなことをしているんだな、という黄信号だと思います。

ちなみに、著者は「だるい」の一言で取材や仕事のオファーを断ったりしているそうです。自分は独立後、このようなことをしないつもりですが……。

■自分でしない(P86)

会社組織に向いていない自分が言うのも変ですが、何でもかんでも自分でしないのは、結構重要な感覚だと思います。

著者が言う、人にやってもらう時の重要なポイント、かなり単純ですが、これは抜いてはいけないと思いました。

①低姿勢でお願いする。

②やってもらえたらお礼をする

③逆に自分が何か頼まれた際には、引き受けるようにする

 

個人的には、特に③が大事だと思いました。頼み上手、頼まれ上手になりたいですね。

■イヤなことをしない(P94)

この項目では、この本文が印象的でした。(原文まま)

「僕が必死にがんばってやっていることを、みんなはまったく苦労とも思わずこなしている。そういう人たちと同じ土俵で闘っても負けるだけだしバカバカしい」そう思って、僕は会社を辞めた。

これは会社を辞めるか踏みとどまるか大きな分岐点です。この状態で仕事にしがみついても、精神を破壊するだけです。自分はこれをすごい感じました。

■閉じない(P158)

この項目では、流動性の高い人間関係と、流動性の高い人間関係の図を書いています。

流動性の高い人間関係とは、友人、趣味仲間、シェアハウスの住人、それとセミナー等の学びの仲間、異業種の繋がりなんかもそうでしょう。

流動性の低い人間関係とは、家族、彼氏や彼女、会社の人。

僕は流動性の低い人間関係が結構苦手です。自分の過去の経緯でも、大学も地元から離れ、転勤の多い会社に就職しました。流動性の低い人間関係しかないって、非常に危険だと思うんですよ。

自分は結構流動性の高い人間関係を非常に重視していましたが、それがなければ、今頃首吊って死んでいたかもしれません。

【関連記事】職場や家族以外のゆるいつながりでかなり救われた気がしている

■議論しない(P180)

・僕は昔から議論が苦手だった。誰かと何かを話していてもちょっとややこしい話になると、「それはどういうこと?」「どういう理屈でそう繋がるの?」ということがわからなくなる。

 

・文章だとじっくりと自分のペースで行ったり戻ったりできるから書けるんだけど、会話はどうしても瞬発力が必要になるので、うまくいかない。

 

・議論が得意な人は優れているというよりも、単に議論というスポーツに勝つことが好きなだけだということに気づいたからだ。

上は原文ままです。僕は理系出身にも関わらず、著者同様、議論がすごい苦手、というより大嫌いです。

特に議論=スポーツという例えには激しく同意しました。スポーツは、みんな好き嫌いありますよね。僕みたいに個人競技が大好きで団体競技が大嫌いな人、その逆の人もいます。単なる趣味の世界でしかないんですよね。

でも、企業社会では、そういう議論好きな人がやたらとしゃべりまくる会議というのがたくさんあります。正直、こんな会話していても何も楽しくないから、ついだんまりしてしまうことがあります。

議論ではなく、支援する。そんなことが会議とかで出来るといいなあ、と思いますが、企業社会は非常に閉じた社会。どこか想像し難いです。

■したくないことリストなら自分も書いている

【関連記事】ストレスが溜まるやりたくないことリストを30個書いてみた

「しないことリスト」も、ストレスを溜めないための引き算思考を書いた本なので、ある意味したくないことリストとも言えるのですが、

既に自分は、このしたくないことをリスト化していました。

これを見て、本当に不要なものは何なのか、2016年は捨てる1年というのも良いですね。とことん捨てていこうと思います。

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