【僕の断捨離はまだまだかも】「8割を手放せばすべてうまくいく!全捨離のすすめ」の書評

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今回書評に書いた本は、「8割を手放せばすべてうまくいく!全捨離のすすめ」(櫻庭露樹著、DNAパブリッシング)という本です。

これまで僕は結構断捨離してきた方ですが、正直この本を読んでまだまだ甘いと思いましたし、せっかくいらないものを捨てたのに、まだ運気を上げられるようにはなっていないと思いました。

これまで断捨離とか手放す系の本は何冊か読んできましたが、最近はもう後述するように大規模な断捨離を結構したので、しばらく、この手の本は読まなくて良いかなと思ってました。

しかし、この本は久しぶりに説得力があって、すぐに実践したくなるような方法が書いてありました。

■僕がやった断捨離

別記事でも紹介していますが、僕は2017年に、長年勤めてしまった会社をようやく辞めました。辞めた業界と年収を考えれば、それだけでも大きなものを手放したと思いますが、

社員寮住まいだった僕は、会社を辞めたら退寮しないといけないので、これを機に9割の物を捨てました。本書では8割と書いていますから、それを上回る断捨離です。

捨てたのは、本棚、デスク、テレビ、その他の家電、調理器具、布団類は全部捨て、持っている本や服は容赦なく9割ほど捨てました。

もともと洗濯機は持ってなかったのですが、今でも持ってません。そして引っ越したアパートの家賃は15,000円。床面積の小さいアパートですが、これだけ物を減らしてしまうと、一人暮らしでは十分の広さです。

■その後断捨離をしていなかった

僕がこの本を読んでまだまだ甘いなあと感じたことは、引っ越したあと、断捨離を怠っていたことです。

そんなにごみを溜める方でなかったのもありますが、あまりゴミ捨てに行くようなことをしていなかったし、床掃除も頻繁にはやっていませんでした。トイレ掃除なんか、もってのほか。

物を捨てるだけ捨てておいて、その後住んでいる部屋を、さらにきれいにしようという思いが足りなかったと思いました。

本書のタイトルで8割と書いてあるのは有名なパレートの法則、つまり会社であれば全社員のうち2割が生産性の高い仕事をして全体の8割の業績に貢献しているという「8:2の法則」から来ていると思います。

自分は引っ越しの際は9割の物を捨てていますが、その後、断捨離を怠ってしまいました。今後は9割といかなくても、定期的に「8割の物を捨てる日」を決めて、さらに床面積を広げようと思いました。

■本書で書かれている物を捨てる理由

この本の物を捨てる理由については、著者の師匠の言葉で表されています。

「運気を上げて人生を好転させていきたいのであれば、家の中にあるモノを8割手放しなさい」(本文より抜粋)

最近の断捨離、ミニマリスト系の本やブログ記事が増えていて、もはや飽和状態のような気もしたのですが、この視点について言及しているのはほとんどなかったような気がします。

なかには断捨離やミニマムな生活をすることが目的になってしまっているような本もありました。

ミニマムな生活の目的は、より快適で多幸感に満ちた生活を送ること。この本の表現を借りれば運気を上げること。

余計な物を捨ててデッドスペースを確保することにより、より多くの物や人、思考を取り入れることが目的ではないでしょうか。

最近、僕も断捨離に付いては、この観点が抜けていたと思いました。それでは、運気を上げるために、どういう基準で物を捨てていけば良いのでしょうか。

物を手放すのは快適な生活を手に入れて、邪気を追い出して成功者になるために必須である。

物を取り入れるよりも、手放す方がすっきりします。個人的な経験では人間関係も手放せるし、お金の使い方も手放せます。

仲間やパートナーからの大切な宝物とか、そういうのではない限り、ごっそりと捨ててしまった方が幸せですね。

■この本の具体的な感想

○「いつかこの服を着る」「いつかこの本を読む」は一生来ない

だいぶ捨てたつもりですが、この観点でいけば、まだ捨てられる本や服がたくさんあるような気がしました。

まだまだ捨てられる。ということで、1ヶ月使っていない本、服、靴については、さらに捨てていこうと思いました。まだ4~5割捨てられるような気がします。

1回読んで心に残っている本についても、一部持っているんですが、2度目がいつになってもやってこないので、思い切って捨てようと思います。

※1ヶ月の根拠については、この本に書かれています。1ヶ月物に触れていないと、物は衰気を放ち始めるそうです。ややスピリチュアルな書き方ですが、ようは1ヶ月使っていないものは捨てて構わないということです。

○病気は邪気から

全捨離で運気を上げておく。これは仕事運、金運、健康運、恋愛運、すべてにおいて言えるそうです。

例えば、自分は財布の中を整理しただけで、本当に金運が上昇しました。

物を手放すだけで、邪気を追い出して運気が上昇するなら、どんどん物を捨てたくなりますが、運気を上げることで運気を下げているマイナスの影響も寄せ付けないそうです。

運気が上がったからって、別に悪いことが起きないわけではないのですが、捉え方が違ってくるということだと思います。

○すぐに実践

著者の言う成功者の共通点は次の通りです。

「アホで素直で行動力があり、かつ笑顔が素敵な人」

著者の講演会に参加したとき、それこそ素直そうな人が前に座っていたのが印象的だったのを覚えています。

何か情報を与えてもらい、「これだ!」と思ったことは素直に実践する。こういう人が成功にたどり着く。

これは本書だけではなく、いろんな本で書かれていることです。

個人的な経験談ですが、本で書かれていることを素直に実践して、うまくいかないのは、本に書いてあることの真意を読み取れてないから。

でも、これは実践してみないと気付かなったりします。やはり、すぐに行動に移すことは、何よりも大事なことだと思いました。

○手放すだけではなく、磨く、広げる

自分の断捨離がまだまだ甘いと感じた理由は、何かを捨てる、処分するということはできていても、床やトイレを磨いたり、床面積を積極的に広げようとしていなかったことです。

物を捨てるだけ捨てておいて、殺風景な空間のままで、本当に何もないだけの部屋になっていたんだと思います。

ということで、本書で書いてあったことで、これから実践してみようと思ったことは次の通りです。

◎玄関と下駄箱をきれいに

今のところ、私服用の靴1足と、スーツ用の革靴2足がありますが、それだけではなく、玄関はきれいにしておこうと思いました。たまに郵便受けから手紙とかチラシが落ちて汚くなることあるんですよね。

そういうときは、すぐに処分するようにしたいと思います。

◎まめに床掃除して床面積を広げる

せっかく物が少ない状態なのに、デッドスペースを有効活用できていないような気がしていました。

なので、床掃除、しかも雑巾で拭いてホコリを取り除いて、さらに物を整理したり捨てたりしながら床面積を広げていこうと思います。

◎トイレ掃除

トイレ掃除、これ、本当に稀にしかしていなかったのですが、ちゃんとやろうと思いました。

邪気が好むのでトイレブラシはトイレに置かず、ベランダなど目に見えないところに置くのが良いそうです。

トイレを大切にすることで、お金、健康、仕事、恋愛、人脈、モノ……、欲しいものを与えてもらうことができるとのこと。

3点ユニットなので、ついでにお風呂掃除もしようと思っています。何か欲しいものを与えてもらえるのであれば、すぐにトイレ掃除しようと思います。

あらゆるものを手放したら、お金も欲しいし、恋したいと最近公言しているので。会社を辞めて自分を縛るものは何もなくなりました。あとは自分が欲しいものを追求するために、手放した空間を磨いていきたいと思います。

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