仕事で「こんなはずじゃなかった」と頻繁に思う理由4つ【会社員編】

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5年も10年も会社員として仕事していると、「こんなはずじゃなかったのに……」と思うことが結構あります。

もちろん、フリーランスで仕事しても収入が安定せず、「こんなはずじゃなかったのに……」と思うこともあるでしょう。

しかし、フリーランスと会社員のそれは、やはり違ってきます。

今回は会社員として仕事していてこのように思う理由について、思うところを書いていきたいと思います。

■やってみないとわからない

よく、成功者の条件として「自分の強みを把握する」とか、「資質や能力を知る」とか、そういうことが言われたりします。ストレングス・ファインダーなんかがその一例ですし、最近はリクナビネクストのグッドポイント診断なんかがそうです。

ストレングス・ファインダーについてはこちら

リクナビネクストのグッドポイント診断についてはこちら

しかし、自分の強みとか、資質・能力は、結構実際に仕事をやってみないとわからないことが多いです。特に大学を出たばかりだと、そういうことを考える機会はあまりないのではないかと思います。バイトと正社員は全然違ってきますからね。

なので、実際に仕事してみて、理想と現実にギャップを感じたりします。これが仕事だけの問題であれば、何とか解決できると思いますが、会社員の厄介なところは人間関係が絡むことです。

「こんなはずじゃなかった……」と絶望してしまうのは、人間関係に起因するのではないかと思います。それだけ、会社という組織は閉鎖的ということですが、これについては後述します。

■年齢と経験とともに立場が変わる

また、会社員としてキャリアを積んでいくと、年齢と経験を積むうちに立場が違ってきたりします。30代も後半になってくると、マネジネント能力、つまり場を仕切る力が求められてきます。上司も意識して、仕切るような仕事を与えてきます。

これは当然のことなのですが、会社員の向き不向きがはっきりしてしてくるのも、この頃です。組織で仕事することにやりがいを見出せるか、グロテスクなほど息苦しくなるかがはっきりしてくるのです。

組織の中で立ち回って大きなプロジェクトを成し遂げたいか、そうではないかがはっきりしてくるこの頃、本当はフリーランスに向いている自分なんかは、「こんなはずじゃなかった……:と言えるのです。

まだ与えられた仕事を1人で好きなようにできて、貪欲に知見を吸収していくことに喜びを感じられる20代のうちは、自分が会社員に向いているかどうかは見えてこないものです。少なくとも自分がそうでした。

30代になってから、「あれ、なんか変だぞ!?これは会社を辞めないとメンタルが持たないな」と気付くことも多いのです。

なので、20代のうちに金融商品に投資したり、スキルやマインド向上のために自己投資していった方が良いのです。気付いたときには手遅れ、なんてことがないようにしましょう。

■閉鎖的な環境

組織社会というのは非常に閉鎖的です。過激な言い方をすれば、会社に洗脳されてしまった狂信者の集まりです。

これは離職率の低い業界であればあるほど、このような傾向にあると思います。

フリーランスでバリバリ活躍している人には信じられないのかもしれませんが、このような定年まで離職しない人の多い大企業では、早期退職とか、転職とか独立とか、そういう発想がない文化が根強いのです。

自分も間違ってそういう業界に入ってしまったので、その点では本当に息苦しくて仕方ないです。

独立とか転職に興味がないので、副業したりして可能性を見出そうとしないし、将来のために金融商品に投資しようとしないのです。言うまでもなく、これは非常に恐ろしいことです。

最近も、「会社に勤めていれば、別に投資する必要もないよ」という狂気に満ちたことを平気で言う人もいました。

シャープが台湾の企業に買収され、東京電力がたった1回の震災で倒産しそうになった現代社会で、会社が潰れないという幻想をまだ抱いているのか、そもそも今後働きたくなくなったらどうする気なのでしょうか?

【関連記事】離職率の低い定年まで働ける会社に勤めるのは本当に幸せなの?

■時間を犠牲にしている

会社員というのは、大切な時間を会社に捧げることで、その対価として給料を得ている人種です。

ですから、好きでもなく会社で仕事している人にとっては、毎月支払われる給料と引き換えに、時間を犠牲にしているのです。

9時~17時の定時の出退社としても毎日8時間、つまり1日の1/3もの時間を犠牲にしているのです。

なので、何となく会社員をやっている人にとっては、給料は、一種の慰謝料に近いようなものかもしれません。

なので、時間を犠牲にしているという感覚に囚われ、給料に感謝することができなくなります。これでは「こんなはずじゃなかった……」という思いが強くなります。

そう考えると、日本の大人のほとんどの人が属している会社というのは、自己実現と人生の破滅が紙一重になっている存在と言って良いでしょう。

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