サザエさん症候群、ブルーマンデーという言葉があるように、次の日から会社の一週間が始まってしまう日曜日の夕方というのは、どこか憂鬱だったりします。「ああ、会社に行きたくないなあ」みたいな。
365日働こうと思えば働ける、逆に休みを比較的自由に選択できるフリーランスの人であれば、この定期的な憂鬱が襲ってこないと思いますが、会社勤めしているのであれば、誰もが1度は、この日曜日の憂鬱に苦しめられたことがあると思います。
1度も日曜日に憂鬱を感じたことがない人はかなり珍しいと思います。
不思議なことに、3連休であれば月曜日一日中、ゴールデンウイークや年末年始であれば、最後の2日間憂鬱といった感じで、休みが長ければ長いほど、憂鬱になる期間も長くなるのが不思議です。
憂鬱で気分が重いのは、会社での不安を解消するか、退職する必要がありますよ、という黄信号なので、問題を取り除かない限り、この気持ちから完全に解放されることはないのですが、
それでもこういう気分は本当は避けたいものです。憂鬱な気持ちは、感情なのでコントロールはできませんから、行動と思考を変えるしかありません。
本当に押し潰されそうになるので、自分もかなり感情に流されてしまいがちですが。それでは、この嫌な日曜日の憂鬱はどのように対処していけば良いか、思うところを書いてみました。
■副業する
将来会社を辞めて、好きなことで独立しようと考えている人向きの行動ですが、会社員であるがゆえの憂鬱をバネにして、敢えて副業に励むのです。
副収入が安定して支出を超えるようになれば、会社とサヨナラすることができます。そうなれば、定期的に憂鬱がやってくるようなこともありません。
憂鬱というネガティブパワーはかなり強烈で、人間の気力を削いでしまいますが、逆に、こういう憂鬱感を払拭するにはどうしたら良いか、何をすべきか、必要な行動を起こすことで、憂鬱な気分を軽減することができます。
日曜日に憂鬱を感じる人の多くは、ずっと会社勤めを続けることに疑問視している人も多いと思うので、できれば土日は独立後にやりたいことに専念して、退職に備えたいところです。
■文章を書く
自分の場合、文章を書く=副業なので、全然上の行為と同様になってしまいますが、今の気分がなぜ起こり、どうすれば良いか、
部屋に篭って、テレビも付けず、音楽もかけず、黙々と書いてみると、憂鬱を軽減できるかもしれません。
なお、こういうマイナス感情の時の対処方法とか、後々人に伝えることで役立つことができます。
日曜日に憂鬱な気持ちになっている人はいっぱいいます。日本人は会社や仕事が嫌いな人種と言う人もいるくらいです。
今の苦しい経験が、いつか他人に役立つと考えれば、少し憂鬱が軽減されるようにも思います。
■誰かに会う
土日には、いろんなセミナーが開催されていることが多いので、そういう場に敢えて積極的に参加したり、億劫かもしれませんが、誰かに誘われたら行ってみたりして、いろいろ話してみると憂鬱な気持ちが払拭されたりすることもできます。
もし勇気があればですが、その時に悩んでいることを話してみても良いかもしれないです。解決方法がわかったり、思考を変えることができるかもしれません。
会えて日曜の夜に楽しい予定を入れるのも一つの方法です。
■意外と辞めても大丈夫かも
日曜日夕方に憂鬱になる人の大半は、平日の朝も憂鬱だったりします。とにかく出社前が憂鬱なのです。
一時の感情ではなく、もう何年も、毎日のようにこの感情に苦しんでいる人はたくさんいます。そうなれば、退職を検討する時期になっています。
根本的な解決方法は、嫌いな仕事を好きになるか、仕事そのものを変えるしか方法はないので、誰がなんと言おうと、一度しかない人生、思い切って辞めてみるのも良いかもしれません。
ずっと何年も苦しめられるよりはましではないでしょうか?
ということで、退職前後の生活をシミュレーションしてみると良いかもしれません。年金の切替、確定申告、失業保険等の諸手続きや引越し、それらが落ち着いたあとの生活。
自分の願望をリアルに想像することで憂鬱感を軽減し、実際の行動に役立てていきたいです。
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