いま会社員の副業でブロガーをしています。ブロガーはほぼ一匹狼でやる仕事です(まあ、あんまり仕事という感覚がないですが)。
雇われの会社員は1人でやることができません。基本的にチームを組んで仕事をすることになりますが、これは1人が好きな自分には大きなデメリットです。
そう、一匹狼でできる仕事には大きなメリットがあるのです。それは大きなやりがいに繋がっていくのです。
■ビジョンや目標がはっきりする
一匹狼でできるということは、自分の事業の理念、ビジョン、目標、計画をすべて自分で決めなくてはいけません。
会社のように、入社した途端、経営理念があったりするわけではありません。自分で決めるということはデメリットでもありますが、それ以上のメリットがあります。
自分のしたいこと、やりたいこと、貢献したいこと、自分だったらできることを明確にできるからです。だから、会社員の仕事より判断が素早くできる。
「やりたいのか、やりたくないのか」「好きか、嫌いか」「自分の理念に反していないか」「人に貢献できるか」これを全部自分で把握できます。
会社員だと、会社の理念とか目標を理解できるとは言い難いです。理念に共感できれば最強のチームを作れるでしょうが、そんな共感できる企業はかなり限られています。旧石器時代の価値観を引きずっている大企業では皆無でしょう。
これは理想と現実のギャップを生みます。会社の経営理念に共感できないのに仕事するなんて、苦痛でしかありませんが、それを把握している会社員がどれだけいるでしょうか?
それでも会社は社員をマインドコントロールして服従させますが、一匹狼の自営業は自分で自分のマインドをコントロールしていく必要があります。
これは簡単なことではないですが、大きな生きがいに繋がってきます。
■付き合う人を選べる
一匹狼と言っても、本当に1人で誰とも関わらずに生きていくことはできません。もしそうしたかったら、起業を諦めて生活保護受給者になった方がいいでしょう。
しかし、だからといって、人と関わらないといけない会社員が魅力かというと、そういうことでもないでしょう。会社勤めしている人の多くは感じていると思いますが、大企業の会社員はどうでもいい人間関係に囲まれていることが大半です。
ドリームキラーも多いですし、なんといっても価値観がついていけないほど前時代的だったりして、同調圧力が激しく、非常に息苦しい。本来は付き合ってはいけない人に囲まれています。
しかし、自営業ではそのようなことはありません。付き合う人を自由に選ぶことができます。
もちろん、自由の怖さはあります。付き合う人を間違えたら、おそらく会社員以上に生き地獄に突き落とされるからです。絶対に見逃してはいけない人は、下の記事に書いたように、何かを乗り越えてきたようなオーラを持つ人です。
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■場所を自由に選べる
会社員は場所を自由に選べません。毎日満員電車に乗るのが嫌だからといって東京から逃げることもできないし、逆に田舎暮らしなんて興味ないのに地方に飛ばされてしまうこともあります。
これは自分も経験しましたが、これは不自由です。住みたくもない場所に住むのは、確実にセルフイメージを下げます。
自営業は住む場所を自由に選ぶことができます。その気になれば北海道や沖縄、海外に移住もできますし、都会が好きならば東京に留まることもできます。選択の自由があります。
できれば、人間関係が濃密な場所に住むのがいいでしょうね。その方がビジネス提携もできるでしょうし、何といっても生活が充実します。将来的にはデュアルライフも視野に入れていきたいです。
■多く働いても苦痛ではない
電通の過労自殺問題が話題になっていますね。昨日なんかは、夜中10時に電通本社が一斉消灯したなんてことがニュースに流れてました。
電通が本当に過労自殺問題を問題視しているのか、それともただのパフォーマンスなんかは知りませんけど。
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ただ、1つ言えるのは、過労自殺は会社員ならではの特徴です。一匹狼で仕事している人は、自分の好きなことで仕事しているため、そもそも仕事とプライベートがボーダレスになっていて、いくら働いても精神的に負担にはなりません。
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嫌いな仕事で驚愕するほど残業していれば精神を病むに決まっています。これは会社員独特の特徴であり、一匹狼にはありえないことです。
まあ、体の健康はともかくとして、精神的に病む可能性は桁違いに低いでしょう。