夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ|充実感がなくて凹んでいる方へ

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「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」有名な言葉なのか、結構好きな言葉に挙げたり、座右の銘にしている人を多く見かけます。そして、自分も好きな言葉の1つです。

「まったくその通り」と叫びたくなる言葉で、どこか自分の夢とか願望に真摯に向き合いたくなる言葉ですよね。この言葉に勇気づけられた人も多くいると思います。

しかし、自分はこの言葉を初めて聞いてから、ずっと誰の言葉かを知らないでいました。良い言葉と思いつつ、ずっとソースを調べていませんでした。

この言葉が高橋歩さんの言葉と知ったのは、この言葉を知って2~3年後のことで、しかも本のタイトルだったと知るまでは、もう少し時間がかかってしまいました。(ググれカスと言われそうですがwww)

結構名言集みたいなのに心震わされることとかありますが、実はソースが何なのか分かっていないような言葉は結構あるのではないか?という気がしています。

とりあえず今回、この名言が本のタイトルであるということがわかったので、「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」を一読してみました。

本とは言っても、格言集なので読むのが遅い自分でも20~30分あれば読み終わります。そもそも最後まで読む必要のない本で、1つでも心に突き刺さる言葉を見たら、すぐに本を置いて、行動に移しても良いと思います。

凹んでいるとき、元気がないとき、充実感がない時に、寝る前もしくは早朝にパラパラと眺めると、パラダイムシフトするくらいの衝撃があるかもしれません。

読んでいて照れくさくなるような言葉もありましたが、そういうところは読み飛ばして心が動いた言葉だけ覚えておけばいい。人によって印象的な言葉は違うでしょうが、個人的に響いた言葉をシェアしたいと思います。

■夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ

まったくその通りで、自分の夢が逃げてしまうようなことは絶対ないわけです。どんなに実現不可能そうに見える夢でも、自分が諦めない限りは、夢であり、願望であり、ビジョンであり、ゴールだったりするわけです。

実現できない、コントロールの効かない夢はだめかと思いますが、本当に自分が求めているものであれば、しつこく追い求め続けるのが人間の在るべき姿なんでしょうね。

それをストレートに表現した格言だからこそ、多くの人が座右の銘にしているのだと思います。

■大切なのは勇気ではなく、覚悟。ハラを決めてしまえば、すべてが動き始めるよ。

勇気という言葉に違和感を感じていましたが、この言葉を聞いて納得です。大事なのは覚悟、決断。これは間違いないですね。後ろのドアを閉める、退路を断つという表現もありますね。

自分にとって大事なことであれば、覚悟を決めて動き出す。そうでないものは会社だろうが給料だろうが全部捨ててしまう。正直この言葉を聞くと、明日にでも辞表を出したくなります。

この言葉の次のページに書いている通り、万全の準備よりも覚悟を決めたかどうかの方が大事だったりしますからね。自分の潜在意識に正直に生きるためには、何よりも覚悟なんでしょうね。

■定職について安定?嫌なことを続けてまで安定したいなんて思わないし、それをオレは安定と呼ばない。心の安定の方がよっぽど大事だよ

これまた明日にでも辞表を出したくなる言葉です。別記事で書いているとおり、会社員に向いている会社員はかなり少数派だと思います。

安定した職業と心の安定は、まったくもって別物です。大学の研究室で少しおかしくなりそうになった時期もあり、ここに気付くのに時間がかかってしまいました。

就職しても心の安定は得られません。これは断言しても良い。惰性で働いている以上、心の安定も経済的な安定も得られないです。

会社を辞めてしまったほうが、やりたい方向に進めるから心が安定するだろうな。ネガティブな感情が払拭されれば、パフォーマンスを上げることができるのは容易に想像が付く。

副業していずれ独立を考えている人は、心が震わされる一言です。

■有名にならないと本は出せない?そんなことねえべ。昨日、本屋の新刊コーナーに行ったら、ロナウジーニョの本より、オレの本の方がたくさん並んでいたぜ。

冷静に考えても、これは十分ありえることです。出版不況と言われつつも、出版点数は増えているからです。自分でも本を出せたくらいなので……。

知名度が高いことはマーケティングの1つでしかないです。ビジネス書であれば、無名の人が数万部~数十万部売れるケースだってあります。処女作が、村上春樹の小説よりも多く平積みされている。それも有り得る話です。

売れるかどうかは別ですが、自分のように、何か特殊な趣味を持っているというだけで本を出す人もいます。

本を出せば儲かるとは言いませんが、特殊な才能の持ち主しか本を出せないというのは間違っているのは事実です。

■仕事でやりたいことをして、残った時間で好きなことをすれば、人生は全部楽しいわけじゃん!

ワークライフバランスという言葉に疑問を感じていたところだったので、この言葉を聞いてすごい気持ち良かったです。

やりたいことと好きなことは少し違ってきますが、どちらも充実感があることは間違いないです。好きなことをやり続ければ、アイディアもどんどん出てきて、仕事がどんどん進むのは間違いないでしょうね。

■嫌だからといって会社を辞めるのは逃げ?嫌なことを続けることの方が、よっぽど逃げだぜ。

わかりました!!明日会社辞めます!!そう言いたくなった人は相当多いでしょう。

本当に好きで会社勤めしている人は少数派でしょうから、かなりショックを与える言葉の1つです。

会社勤めしていて、充実感もない、閉塞感だけが漂う、そんな状態だからこそ、人はようやく行動に移せる。過去を見つめ直し、自分の強みは何なのか、大切にしている価値観は何なのか、メンタルブロックな何なのか。

逃げたいと思う気持ちが、逆に自分と向き合うきっかけになる。

とりあえず自分は給料以外で、生活に必要最低限の収入を得られるようになったら、即辞表を出します。そして、その時期が近づいているのをようやく実感できた頃なので、長いトンネルの出口の光がようやく見えてきた感じです。

■本当に大切な部分だけは、他人に相談しない方がいい

たしかにその通り。というより、多くの人がそういうふうにしているのではないかと思います。

就職、結婚、出産、転職、独立その他もろもろ、自分が大切にしていることや、自分の進みたい道については、いちいち誰かに相談したりなんてしないと思います。

根っこの部分、つまり本人の価値観に強く影響することであれば、案外誰にも相談しない、親にも家族にも相談しない。自分で全部決めてしまうものです。

■愛する人との自由な人生。オレが本当に望むのはそれだけ

著者に限らず、みんながそうだと思います。これを具体化したものが人生の理念であり、ビジョン。会社に置き換えれば経営理念、経営方針に繋がるところです。

自由を求めるのは一人でもできますが、愛する人との人生は、愛する人がいないと成り立たないですね。まだまだ自分は成長し続ける必要がありそうです。

会社の人間関係だけではなく、多くの学びの仲間と出会ったことで、こういうことから考え、実行する環境を得られるようになったのはつくづく感謝しています。