金持ちになる男、貧乏になる男の感想文続き|後半部分をシェア

シェアする

金持ちになる男貧乏になる男

前回、「金持ちになる男。貧乏になる男」という本の感想文を書きましたが、少し文字数が多くなりそうなので、2記事にすることにしました。

前回は前半部分のシェアに終わりましたので、今回は後半部分をシェアしたいと思います。それでは早速、心に残ったところをシェアしていきたいと思います。

■P136 誰とも気安く付き合うか、付き合う相手を慎重に選ぶか

貧乏になる男は誰とでも気安くつきあい、金持ちになる男はつきあう相手を慎重に選ぶ

職場等の人間関係の断捨離について書いた別記事にもあるとおり、誰とでも付き合っていれば良いというわけではないと思います。

例え昔の友人であろうが職場の同僚であろうが、成功するために距離を置いたり切り捨てる必要もある人も出てくると思います。

でも、切り捨てることが目的ではなく、付き合いたい相手と多くの時間を過ごすためにやることです。

自分より金持ちの人と多くの時間を過ごせるようになるには、自分自身が成長していくことが不可欠なんでしょうね。

■P138 学歴か、成功者のノウハウか

貧乏になる男は高い学位を追い求め、金持ちになる男はあらゆる学習の機会を活用する

専門知識、技術は、あくまで自己実現の手段の1つ。スキルは必須要素だし、それはそれで大事なことですが、だからといって高い学歴が必要とは限らないわけで。

専門技能と同じくらい必要なのは成功者のノウハウではないかということです。

誰でも物心ともに豊かになりたいものです。そのためには、実際に成功した人にノウハウ、マインドを教えてもらうのが一番ということでしょう。

本でもいいし、セミナーや講演でもいい、CDやDVDもあるし、コンサルタントに付いてもらうとか、方法はいろいろありますね。

■努力しないか、努力を楽しむか

貧乏になる男は努力せずに楽をしようと考え、金持ちになる男は努力を楽しもうと考える

貧乏人はすぐに、楽に稼ごうとする。これは納得できると思います。だって、いかにも楽に稼ぐ系の怪しい情報とかウヨウヨしているではないですか。詐欺案件だって少なくないわけですし。

金持ちはそんなことはしない。楽をする代わりに、努力を楽しむというのです。

努力する=辛いということではないんですね。スポーツ、特に学校の部活とかを想像するとすぐにイメージつくと思います。

あんなに一生懸命過酷なトレーニングを積んでも、誰も根を上げないのは、辛いのではなく、楽しいからです。目標のために負荷をかけるのは、辛いのではなく楽しい。

これをスポーツではなく、ビジネスでできるかどうか、ということなんでしょうね。

■P182 資産形成と家庭生活は両立するか

貧乏になる男は資産形成と家庭生活が両立しないと考え、

金持ちになる男は資産形成と家庭生活が両立すると考える

仕事で業績を上げるには家庭生活の時間を犠牲にしなければいけない、というのが貧乏人の考え方。

一方で金持ちになる男はは愛と豊かさにあふれた意識を持っているから、お金をたくさん稼げば家庭生活が充実する

ここまでの行を見て、インサイドアウトという言葉を思い出した人もいると思いますが、家庭に愛を注ごうとすれば、いっぱい稼ごうとする。稼げば家庭生活が充実する。そういうことらしいです。

家庭生活を言い訳にしている人は、なぜか業績を上げるためのスキルを磨く時間が少ない割に、どうでもいい事に時間を使っているということらしいです。

■P210 人気者になるか、人脈を作って成功者になるか

貧乏になる男は友達をつくって人気者になるように子どもに教え、金持ちになる男は人脈をつくって成功者になるように子どもに教える

クラスで人気者になって、友達をたくさん作ることが、幸せな学校生活、ほとんどの親や学校の教師はそうやって子どもを教育するが、

金持ちになる人は子供に人脈をつくるように教えるらしいです。自力で財産を築いた人は皆、多くの人と支援と協力があったからこそ成功したことを実感しているためということらしいです。

たしかにネットや広告だけでは良質な情報は得られない。昔から付き合いのある人脈のなかから良質な情報は得られる。大なり小なりこれを実感している人は多いのではないでしょうか。

上の誰とも気安く付き合うか、付き合う人を慎重に選ぶか、ということに関連してくると思いますが、やはり上辺だけの人気や注目度ではなく、何年も何年も変わらない付き合いができる人がどれぐらいいるか、これが大切なことなんだろうと思います。

■海外旅行は出費か投資か

貧乏になる男は外国旅行を出費とみなし、金持ちになる男は外国旅行を投資とみなす

海外旅行に行くと自分の価値観が壊れるほど斬新な光景を見たり、知っている世界を大きく広げることができます。

日本のことばかりでは知識も思考もガラパゴスになってしまう。これは非常に危険なことと感じます。

と言いながら、自分ももう2年くらい海外に行ってませんが。

大事なことは目的のある旅行をすることだと思います。そうすることで、一緒に旅した人が仲間になり、人脈になり、ビジネスが広がったりすると思います。

そろそろどこに行こうかな、候補はいくつかありますが、旅行したらまた旅行記を書きたいと思います。

書影

[オーディオブック版]
金持ちになる男、貧乏になる男

著者:スティーブ・シーボルド/著、弓場 隆/翻訳
再生時間:4時間36分

オーディオブック配信サービス「FeBe」

⇒この本の前半部分の書評はこちら