誕生日を祝ってもらったドバイ旅行の2日目です。写真見ながら記憶を手繰り寄せながら書いていきます。記憶力の悪い自分ですが、結構海外旅行の記憶は鮮明に残っていますね。写真を見るとその時の感情とか思い出すので。
皆さんのイメージでは、ドバイというと「世界一の大好きな国」という感じだと思いますが、そんなドバイを印象付けるのが、このブルジュハリファではないでしょうか。ということで、今回はブルジュハリファ、その入口であるドバイモールについて書きたいと思います。
ドバイモールは世界最大のショッピングモール、ブルジュハリファは世界最大の高さを誇るタワーです。特にブルジュハリファはドバイのシンボルという感じで、ドバイに行ったことがない人でも、この覚えにくい名前を知っている人も多いかもしれませんが、実は完成したのは2010年で、まだ5年くらいしか経っていない。
自分がドバイに行ったのはもっと前のことなので、どれだけ短期間で世界中の人を印象付けたんだろうか、という気がします。
〇まるでシャーペンのような鋭い形
ドバイの建物はとにかく大きくて、しかも特徴的な形をした建物が多かったので、どれも「すげー、何これ?」ていう感じでテンション上げまくりなんですが(なので、ドバイ旅行写真集みたいな記事も書く予定です)、それでも事前情報として調べておいたこのブルジュハリファを見ると、やっぱりどのタワーよりもテンションがアゲアゲになりますね。(ドバイモールから撮影)
シャーペンのような鋭い形をしていますが、その高さは828mと、少なくともこの記事を書いている時点では世界一です。
ただ、最初に断っておくと、124階に位置する452mの高さの展望台は、中国広州の広州塔の488mや上海にある上海環球金融中心の474mよりも低いです。展望台の高さで言えば450mの東京スカイツリー展望台とそんなに変わりません。
なので、これから載せる展望台からの写真は実際のブルジュハリファの高さの半分強の高さからの撮影になりますのでご了承ください(・・;)
また、さらにウンチクを言うと、観光したことがなければこの比較的覚えにくい名前ですが、ブルジュは塔の名前で、ハリファはお隣アブダビの王様(正式にはアミール、もしくは首長) ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン(1948~)が由来だそうです。
なぜ自国の首長ではなくアブダビの首長の名前が付けられたかというと、建設ラッシュの時に世界的な金融危機と重なって多額の負債を抱えることになったドバイは、お隣アブダビに資金を頼ることによって、このタワーのプロジェクトを乗り切ったと言います。それで力を貸してくれたアブダビに敬意を払って今の名前になったそうです。
※よくよく調べてみたら、現在アゼルバイジャンで高さ1050mのアゼルバイジャンタワーを建設中だそうで、2020~25年の完成を目指しているそうです。このタワーが完成すれば、ブルジュハリファを抜いて、このタワーが世界一になります。ついに1000mを超える高さのタワーができる時代になったんですね~。
〇ドバイモールの水族館
ドバイ・アクエリアム。知っている人なら、ドバイモールと言えば思いつくのがこの巨大な水族館だと思います(水槽の大きさはやっぱり世界一)。とにかくでかい!!てか、ショッピングモールにこんなでかい世界一の水槽があること自体すごいです。
「今日の待ち合わせはドバイモールの水族館ね」なんて台詞を一度行ってみたいものですねヽ(*´∀`)ノ
〇いよいよブルジュハリファの展望台へ
いよいよブルジュハリファの展望台に行きます。124階の高さにあるので、エレベーターに乗っても着くまで時間がかかるんだろうなあ、と思いましたが、これが速い速い。階層の数字がものすごい速さで増えていく。
どうやらこのエレベータの速さも世界一みたいです。本当にいちいち世界一にこだわっている国です。ドバイに行ってまともに観光すると、「世界一」という単語を冗談抜きで100回は発すると思います。
ここからは世界一のタワーの展望台からの風景です。ここからは写真メインになります。見ての通り、巨大な建物の数々。ガラスからの撮影で、少しぼやけててすいません。
一応ガラスに隙間があったと記憶しているんですが、ちゃんとそこから撮影しておくべきでした(・・;)←もう1回行ってこいヽ(`Д´)ノ
まあ、気を取り直して、いちいちすごい建物ばかりが並んでいるドバイですが、これが10年前はただの砂漠だったのだから驚きですΣ(゚д゚lll)
また、こうして上から見るとまだ空き地みたいなのが見えるので、それを埋めるように、まだまだ建設は続くのではないかとのことでした。まだまだ急速に成長しそうで、何年かおきに観光してもまた違った楽しさがありそうですね。
こちらはThe Address Downtown Dubaiというホテルみたいです。
ドバイとアブダビの首長が仲良く並んでいる、とてつもなく大きな絵。
○世界一のタワーに込められた熱い思い
急速なピッチで建設が進められたとされるこのブルジュハリファですが、なぜそんなに急いだかというと、
「未来の国民に豊かになってもらいたいのではない。今の国民に豊かになってもらわなければならない」というドバイの首長の思いが込められていたそうです。すげー、なんて格好いいこと言う王様なんだ。ドバイに来てこの言葉を聞くと、かなり身に染みます。
国として情熱的なものを感じるドバイ、そしてブルジュハリファですが、下のように建設に関わった人々の写真がでかでかと展示されています。みんな良い笑顔しているなあ。かつて、高度経済成長期の日本人も、こんな良い顔して仕事していたんだろうなあ(*´∀`*)
極めつけは、何といってもこの言葉です。From vision to reality。こんな情熱的で景気が盛んな国だからこそ説得力のあるこの言葉。自分の好きな言葉の1つです(*^^)v
なお、ドバイの年明けはこんな感じらしいです。花火の打ち上げ方がすごい。絵ではなくて本当にやっています。たぶん「ハッピーニューイヤー!!」とか言いながら花火を何発も打ち上げている感じかな。ドバイらしい派手な発想です。遠い国だけど、何回か行きたくなる国ですね(*^^)v