今回は函館旅行レポです。これまでの人生で、滅多に行く機会のない場所だったのですが、青森県内に赴任している今、せっかくだから少し足を遠く伸ばして、電車で北海道まで行きたい。そう考えて、1泊2日の短い旅行ですが、函館を満喫してきました。
函館でご飯を食べるというと、多くの方は、函館駅前の朝市で食べられる海鮮丼を思い浮かべると思います。それか函館の塩ラーメンとか。(なかにはラッキーピエロのハンバーガーという人もいるかもしれませんが、それを思い浮かべた人は、この記事に共感してもらえるかも(*´∀`*))
ですが、今回食べたのは全然違います。行ったのは、たつみ食堂という、函館の住宅街にある、あまり大きくない食堂。(食堂の外観の写真を撮り忘れてしまいました。すいません……)
食堂の外観を撮り忘れて、恐縮ですが、この食堂、どうやら7,000日無休で営業しているようです。7,000日って、だいたい19年ぐらいでしょうか。これはかなりすごい。
そして、さらにこの食堂の何がすごいかと言うと、そう、下の写真。その名も「ジャンボとり定食」。
〇ジワジワ笑えてくるジャンボとり定食
ほぼ丸焼きの状態の大きな鶏に、ご飯、味噌汁、たくあん。ほぼ丸焼きの大きな鶏にびっくりしますが、びっくりするだけでなく、この写真、どこかじっと見ていると、ジワジワと笑いがこみ上げてきます。
なんかよくわからないけど、面白くなるこの絵、何なんだろう???ただ、たしかに言われてみれば、すごい違和感を感じる絵です。
そもそも、鶏の丸焼きにご飯と味噌汁です。鶏の丸焼き(ローストチキン)といえば、普通はクリスマスに出てくるものをイメージします。
どう考えても、この組み合わせは、シャンパンとケーキが正しいような気がするのですが(少なくとも、自分のイメージではそう)、普通にご飯に味噌汁。定食です。(しかも食べたのは、クリスマスではないです)そりゃ違和感を感じる(*´∀`*)
さあ、早速食べようというわけですが、これ、どうやって食べれば一瞬迷う。ナイフとかフォークは渡されません。渡されるのは箸です。まあ、定食なので( ̄∀ ̄)
ここは素直に手で足の部分を持って食べるしかありません(重い……)。ガブっと一口食べてみる。ん?うまい。ただインパクトが強いだけではないです。この鶏。
皮はパリっとしていて香ばしくて、しかも少し辛口でしっかりと味が付いている。それでいて肉の部分は柔らかくてジューシー。これはうまい。20年近く愛されているのが、少しわかったような気がします。
最初は完食できるかどうか不安でしたが、ご飯を少なめにしてもらったのもあり、予想外の美味しさに、夢中で黙々と食べてしまい(これは無口になる……)、あっという間に平らげてしまう。
また、どう考えてもクリスマスの絵なので、ご飯に合うかどうか不安でしたが、これが結構ご飯に合う。ネタとして行ってみたつもりでしたが、かなり満足でした(*´∀`*)
営業時間:10:00~22:00
電話番号:0138-22-1310