桜は散り際が美しいと言う言葉があります。2015年、2016年と2年連続で、桜の名所の1つの弘前のさくらまつりに見に行く機会がありましたが、たしかにそう思います。
何も満開の時期を狙って行くのではなく、満開のピークを少し過ぎた当たりで見ると、次に話すような圧巻の光景が見れたりします。
この記事の内容
■桜のじゅうたん
「散り際が美しい」というのを見せつけられたのが、2015年の弘前のさくらまつりで見た桜のじゅうたんですね。
散った桜が川の上に落ちていって、どんどん川の表面を埋め尽くして、完全にピンク色になる。これは本当に圧巻ですが、満開のピーク時には見られない光景です。
写真を見ての通り、川の上とは思えません。まるで地面みたいです。実際にカモシカが地面と間違えて通ろうとして川に落ちてしまったというエピソードがあるくらいです。
たしかに、初めて見たときは、自分も地面ではないかと思ったくらいです。力尽きて、枝から外れて舞い落ちた桜の花びらが見せる、もう1つの美しい形。
桜の名所と言われる場所でないと、なかなかここまですごいのは見るのは難しいかもしれませんが、やはり、桜は散り際が美しいと思わされる1枚です。
2016年(今年)は、満開のピーク時に見に行くことができて、迫力の桜に圧倒されたのですが、その代わり桜のじゅうたんは見れなかったです。
ちょうど、この記事を書いている2016年4月29日は、友達のfacebookを見る限りでは桜のじゅうたんがすごい広がっていましたね。
実際に遠方から見に行くなら、迫力のある満開の時期に行くか、少しずらして桜のじゅうたんを見に行くか、かなり悩ましいところです。理想は何日か滞在することですが……。
■関連記事
2015年の弘前さくらまつり⇒花見の季節|弘前公園で日本一の桜の写真を一挙公開~
こちらは2015年に弘前のさくらまつりを見に行ってきたときのレポート。桜が咲き乱れていて、あまり散り始めという感じはなかったのですが、見事な桜のじゅうたんが出来上がっていました。
2016年の弘前さくらまつり⇒【2016年版】今年も弘前公園で満開の桜を見てきました!ここは必見です!
2016年の弘前のさくらまつりのレポートです。こちらはちょうど満開のピーク時で、大きな桜の花びらが、見事なほど咲き誇っていて、「すごい……」としか言えないような光景でした。
そう考えると、桜の見所は、満開の時期、散り際の2つがあるように思います。なお、弘前市民は、桜の時期はこういう光景を毎日見ているんですよね。羨ましいなあ……。