今回はいつもの記事とはだいぶ違う内容でお話しようと思います。
大人になるにつれて、自分はそんなに幽霊とか信じる方ではなくなり、今でもたまにやっている心霊写真とかのテレビを見ても、あまり興味が湧かなくなりました。
でも、よく考えてみたら、本当に幽霊はいないのかと考えることがあります。少なくとも、幽霊がいないというのは証明できるのでしょうか?
たぶんどんなに科学技術が発達しても、幽霊の存在を否定することは永久に不可能だと思います。
科学的に解明が不可能だから、存在を信じないというのが間違っているというのも歴史が証明しています。
大昔は地球が回らない天動説が信じられていたわけで、地動説なんてまったく信じられていなかったのが良い例ではないでしょうか。
なので、もしかしたら幽霊の存在は否定できないかもなあ、なんてことを思っています。
ていうのも、子供の頃を思い出すと、結構怖い体験したことがあるんです。今回は、それをシェアしていきたいと思います。
〇口裂け女?に追いかけられる
口裂け女って聞いたことありますか?2007~2008年頃に映画化されているので知っている人も多いかもしれませんね。
マスクをした女性が、学校帰りの子供に「わたし、きれい?」と聞いてくる。「きれい」と答えると、「これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、そして、その口裂け女は刃物かなんかで子供を斬り殺すという話です。
怖い都市伝説ですが、口裂け女が社会問題になるほど話題になったのは1979年のことです。実は結構古い話です。
でも、口裂け女ブームが去って、長い年月が過ぎた1980年代後半のある日の夕方のことです。
当時小学生だった自分は、書道を習い始めていましたが、その書道教室の帰り道、友達と2人で歩いていました。
そしたらマスクをした女性(年齢はよくわからず)が自分たちの後を追うように、後ろから付いてくるのに気付きました。
最初はそんなに気にもしませんでしたが、道を曲がると、やはりその女も同じ方向を曲がって、自分たちの後ろを付いてくる。一定の距離を取って。
そして、だんだん歩く速度が上がってくるのです。
「おい、やばくね?」
と言って、自分たちも歩く速度を上げるのですが、呼応するように、女もスピードを上げてくる。
身の危険を感じた自分たちは、結局ダッシュで家まで帰りました。
その後女が追いかけるようなことはしませんでしたが、マスクをした女性というのが、口裂け女の話にそっくりだったんですよね。
友達と一緒だったら良かったですが、一人で歩いていたらとても怖かったと思います。口裂け女でないにしても、幽霊だったかもしれないし、生きている人間でも誘拐犯だったかもしれないし。
〇泥棒っぽい幽霊を見る
小学校5年の時でしょうか。小学校の体育館を借りて、キャンプするイベントが夏休みに行われていました。
実際にテントを貼って寝泊りするのではないですが、家以外の場所に、友達と一緒に泊まれるということで、毎年このイベントをワクワクしながら待っていました。
そのキャンプ中、テンションが高いので夜更かしして、早朝の4時か5時くらいになってようやく寝ようとしたら、金縛りが起きたんです。
そして、目を開けたら、天井にあるはずもない人影が見えました。
ゆっくりと、忍び足で動いている人影でした。どこか、空き巣に入った泥棒のような動きです。でも、大勢の子供やPTAの人が寝泊まりしている体育館で、こういう動きをする人がいるのはかなり不自然です。
PTAの人が巡回して動き回っていた、その影だったかもしれませんが、それにしても不自然な動きでした。
あの人影はいったい何だったのでしょう?
〇蚊に「サヨナラ」と言われる
ここからは怖い話というよりは、世にも奇妙な物語のような話です。
夏の熱い夜、当時小学生の自分はなかなか暑さで寝付けずにいました。
そんな時、「プーン」と一匹の蚊が自分の耳に近づいてきて、止まったのを感じました。
「なんかやだなあ」と感じつつ、手で払うこともなくそのままにしていたら、なんとその蚊は、
「サヨナラ」
と甲高い声でしゃべって、また「プーン」と音を立ててどっかに行ってしまいました。
「んなバカな」と思われるかもしれませんが、当時は本当にそう聞こえました。まさか蚊が日本語しゃべるなんて、今でも信じられません。
〇かばんが消える
これも世にも奇妙な物語っぽい話です。
友達と一緒にそろばん教室に行っている時、急に自分のかばんがどっかにいってしまったんです。
どっか落としたのかなあ、と思っていろいろ探したのですが見つけることができず、結局その日は珠算学校の先生にそろばんを借りてそろばんの練習をしていました。
で、家に帰ったら、
なんと、家にそろばんのかばんが置いてあったのです。
な、な、なんで~Σ(゚д゚lll)
兄に聞いたら、最初っから家にあったらしいのですが、自分がかばん持って歩いていたのは、友達も見てたんですよね。
次の日、このことを友達に話したら、「え?なんで」と驚いていたので、自分がかばん持っていたのは確実でしょう。
証人がいるので、これが人生で一番不思議な体験でした。
あれ?恐怖体験のつもりが、後半は世にも奇妙な物語みたいになってしまいました。
でも、科学で解明できないようなことは結構まだまだあるのかなあ、これらの体験を思い出すとそんな気がしています。
数十年後、科学技術は何を生み出し、何を解明するのか。もしかしたら、このようなオカルトな内容も科学的に証明される日が来るかもしれませんね。