「俺って仕事できないんじゃないかなあ……」
「仕事ができないというレッテルを貼られているんじゃないかなあ」
大人になって、どこかの会社に入って「仕事ができないんじゃないかなあ」と思われていたり、自分でそう思い込んでしまう、こういうセルフイメージがひどく落ち込んだ状態、とても苦痛です。
自分もこういう思い込みとかで、長期間おかしくなりそうなくらい落ち込んだことがあるので、その気持ちはよくわかります。
特に会社の中で、そういう低いセルフイメージができてしまうと、毎日会社に行くのが苦痛になります。
できれば、こんな低いセルフイメージからはさっさとおさらばしたい。この苦痛から解放されるには、自信を持つしか方法がないのですが、そのためにはどうしたら良いか、思うところを書いてみました。
■会社を辞める
冗談抜きで、これはありです。自分に向いていない仕事、自分が嫌いなことばかりの仕事というのは、どうしてもあると思います。
よく、「どんな仕事でも、経験を重ねていくうちに楽しくなる」という言葉があります。それは決して否定しませんし、できれば後述するように、そういうふうにありたいものです。
でも、逆に「経験を重ねていくうちに、どんどんしんどくなる」こともあります。今の仕事が自分の願望にない状態であればそうでしょう。
また、10年後、同じ会社で働いている自分の姿が生き地獄しか想像できないのであれば、今の会社で「だんだん楽しくなる」なんてことは有り得ないと思います。
会社員に向いていないのであれば、フリーで生きていける術を探していくことになります。
例えば文章が書くのが好きであれば、作家やネット関連のビジネスを始めてみた方が良いでしょうし。
収入や貯蓄の面で、なかなか会社を辞めづらい人もいるかもしれませんし、すぐに辞めろと言う気はないですが、まずは副業から始めて見ることで、徐々に自信が付いていくと思います。
【参考記事】貯金ない!!スキルもない!!でも仕事を辞めたい衝動に駆られる人へ
【参考記事】会社を辞めるために必要な貯金額は?収入は?組織から抜けたい方へ
■優先事項を考えて仕事する
仕事でもプライベートでも、特に上記のように会社員やりながら副業するという二足のわらじを履いている人であれば、優先順位を考えて行動することが重要です。
有名なタイムマネジメントの考え方に緊急度と重要度のマトリックスの考え方があります。
・緊急性:◎、重要性:◎
・緊急性:×、重要性:◎
・緊急性:◎、重要性:×
・緊急性:×、重要性:×
今の仕事や副業、プライベートの各項目で、上の4つに分類し、「緊急性:×、重要性:◎」に時間を使うようにしていく考え方です。もちろん「緊急性:×、重要性:×」は日々の行動から除外していくことになります。
詳細については、以下の記事をご覧ください。
【参考記事】緊急性と重要性の違い|本当に大切なことに時間を使っていこう~
■本やセミナーの内容を実践する
どこか自分を変えたいと思ったら、本を読んだり興味のあるセミナーに行ってみて、1つでも実践してみることです。
できれば、体質改善、家族関係や友人や職場の人間関係、仕事に関すること、経済や投資に関することの順番に満たしていくと良いと言われていますが、
これは自分を大事にしてから人を大事にし、それで仕事に成果を出して収入を得て、投資して増やしていくといいうプロセスによるものです。
ただ、これはあくまでも目安であって、自分がいま満たしたいところから満たしていくと良いと思います。
「仕事できないかも……」と悩んでいる人は、仕事の成果を出すことや、どうしたら経済的自由を得て会社を辞めるか、ということを考えると思うので、投資の勉強会とかに行ってみるのも良いかもしれません。
■付き合う人を変えてみる
実はこのレッテルが、他人から植えつけられた思い込みによるものである可能性があります。他人にどうこう言われたわけではないのに、そういう思い込みに悩んでいる人もいます。
そういう場合は、とりあえず他人や自分の批判から逃げて、会社以外で付き合える人を探すのも大事です。
もしかしたら、「仕事ができない」というのはただの思い込み、もしくは状況を打破できたり、もっと別の仕事をしたり独立するという道を見いだせるかもしれません。
個人的には、これが一番即効性が高いかなと思います。付き合う人は選ぶ必要がありますが。
【参考記事】金持ちや成功者は付き合う人にどういう相手を選ぶのか?
■夢リストを書く
セルフイメージが思いっきり下がっているときは、思いっきり現実逃避してみるのも大事だと思います。
本当に現実から逃げて世捨て人になれ、ということではありません。
現実はいったん脇に置いといて、自分の望んでいる未来の姿を想像してみるのです。
一番手っ取り早い方法は夢リストではないでしょうか。
【参考記事】実現可能な夢リストの書き方|自分がこだわっている点をシェア
【参考記事】自分の夢リスト100個を一挙公開します!!ワクワクしながら一緒にシェアしましょう~
夢リストとかやりたいことリストの重要性は、多くのビジネス書でも書かれています。
本当は自分が何を望んでいるのか、100個書いてみるのです。最初は50個でも構いません。自分のコントロールできることでいろいろ書き殴ってみると良いと思います。