自分の夢リストをちょうど見つめて確認しています。100個書いていますが、なかには他人から見たら突拍子のないような夢もあります。
例えば、自分は小説を出版するのが夢なので、小説を出版する系の夢リストが多かったりします。小説家として生計を立てていくことはもちろん、デビューすることですら困難と言われています。
自分もノンフィクションを1冊商業出版しただけの実績です。それでもしょうがない。子供の頃からの夢だし、その夢を持つことが、自分のあらゆる行動のモチベーションになっています。
夢は大ボラで良いから他人にも語れ、というニュアンスのことを言われたことがある人も多いと思います。自分もそれを信じて、「将来本屋大賞を獲るんだ」とか「映画化されるんだ」とか「情熱大陸に出るんだ」といったようなことを言ったりします。
でも、それを身近な人、例えば親とか会社の同僚に言えば「できるわけないよ~」とか言ってきます。
将来会社を辞めて執筆活動だけで食べていきたいといえば、「お前何考えているんだ」「バカじゃないか」「絶対後悔するぞ」なんてことを言われてしまいます。
もちろんすぐに辞めるというわけではなくて、資産とか副収入という観点で計画的に辞めていくつもりですが。
なぜ、このように身近な人ほど自分の夢を否定する傾向にあるのか、つまりドリームキラーになってしまうのか、思うところを書いていきたいと思います。
■成功は未知の世界
まず、自分の家族とか親や会社の同僚、昔から付き合いのある友達、これらの人は成功者でしょうか。おそらくの多くの方の答えは「No」だと思います。
会社の同僚を見ていれば、成功を信じている人はほとんどいないと思います。であれば、周りは会社を辞めて独立していく人の割合はもっと増えるはずです。それか、毎日の仕事のモチベーションが上がってくるか。
決して自分らに成功して欲しくないというわけではないと思います。
ただ、成功が未知の世界なわけです。自分の夢なんかがその良い例です。誰も身近にベストセラー作家とか専業作家とかがいるわけではないので、知らない世界なのです。
知らない世界に飛び込むことに対して、皆不安に思うのです。当然といえば当然の反応です。
■失敗して欲しくない
自分の親の立場で考えれば、自分の子供の将来を案じるでしょうし、家族であれば、失敗が家族巻き込んで打撃を与えてしまいます。
失敗することに恐れを抱いているのです。特に会社員勤めでやがて独立したいという夢を持っている人であれば、そういう心配をされてしまいます。
会社を辞めたい旦那との関わり方に関する漫画も出版されているくらいなので。
なぜこれから入る給料とボーナスを捨ててしまうのか、そこまでして夢を追って、生活が成り立たなくなったらどうするの?そういう心配するのも当然といえば当然です。
変化というのが怖い。これは本人のみならず、他人にも沸き起こる当然の心理なんでしょうね。
■実績が見えない
自分が成し遂げたことがないから夢になるのですが、やはり実績が見えないことは自他ともに不安になってしまいます。
たしかに登山未経験者が明日エベレストに行くといったような現実とギャップがあまりにも大きい夢であれば誰でも反対すると思いますが、
夢の実現のために、自分が今から何をして、いつどれぐらいの期間までに達成して、それからどのステージに行くのか、という具体的な計画を話し合えば、これらの心配は少し和らぐのかなと思います。
■違う価値観が理解されない
上記3つは、特に親とか家族とか、身近な人ととことん話し合うことが大事になってくると思いますが、逆にあまり相手にしない方が良いような気がするのが、
違う価値観を受け入れようとしないので、どんなに実現可能な夢でも真っ向から否定してくるタイプです。
良い例が、独立する気のない会社の同僚に、独立するつもりだと打ち明けて、その後変な目で見られる場合です。
同じ会社にいても、人それぞれ持っている夢は違いますし、パラダイムシフトが起きたりして夢は変わってきたりもします。
違う価値観を受け入れようともせずに、真っ向から否定したり、いきなり距離を置かれる。これが究極のドリームキラーだと思います。
こういう人は断捨離の対象になり、あまり多くは関わろうとせず、自分と同じような夢を持っている人、お互い高め合うような関係の人と多く付き合うようにしたいところです。
ただ、自分の夢がしっかりと明確になって、もう抑えきれないぐらいになっていれば、こういうドリームキラーに否定されることが、むしろ快感に思えてくると思います。
周りはこんなこと言っているけど、それが自分の幸せなんだ。自分の幸せを否定されてたまるか、そんな感じでしょうか。
自分のビジョンと目標設定を明確にすればするほど、成長すればするほど反対する人は当然出てくるので。むしろ歓迎できるシチュエーションかもしれません。
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ということで、実際に夢を否定されり反対された場合、どういうことを話し合うべきか、そもそも話とかするべきなのか、
思うところを書いた記事も紹介しますので、良かったら併せてご覧ください。