先日とある講座に参加して、起業した人達と一緒に「仕事ができる人ってどんな特徴がある?」ということについて話し合ってみました。
5分程度話しただけですが、かなり的を得ているなあ、と感じたことが多かったので、今回記事にしてみました。
この記事の内容
■仕事ができる人で病気がちな人を見たことがない
仕事ができる人の特徴について話し合って、みんなが納得した内容が、「病気しない人」「元気な人」
「できる人で、不健康で病気がちな人を見たことがない」と言うと、みんな頷いていました。
しかし、これは起業家同士で話し合って、出てきたこと。なかには違和感を感じる人もいるかもしれません。
「いやいや、痛風持ちでも仕事のできる人はいるけど、、、」
はい、そのように感じた人の大半は起業家ではなくて会社員ではないかと思います。
たしかに自分も思い当たる節があって、会社員時代は、仕事のできる人でも不健康な人はたくさんいたような気がします。
おそらく、それは会社員の場合は、病気してもお金は入るし、会社としても代わりはいる。だから、仕事と健康の関連性が、起業家よりも低いのかもしれません。
起業家の場合は、体調崩したら、病気している期間は、不労所得以外の収入はなくなります。だから、健康に対してシビアになりがちかもしれません。
また、普段健康でいられるかどうかは、日常の仕事のパフォーマンスにも響いてきます。これは会社員だろうが、起業家だろうが同じことではないかと。
特に睡眠の質や集中力に影響してしまうのです。だから、長生きにあまり興味がない自分でも健康に気をかけざるを得ないのです。
■仕事ができる人はポジティブな考え方をしている
仕事ができる人の特徴として、よく言われるのが、「ポジティブ」「ネガティブなことを言わない」ということ。
会社員だろうが起業家だろうが、人に好かれるか嫌われるか、つまり人間関係で仕事の出来不出来は左右される部分はあるので、前向きでポジティブな人が成果を出せるのは、当然のことかもしれません。
誰かを攻撃したり、誰かを引きずり降ろそうとしたり、自分自身を卑下したり、そういう人のもとには、人が集まらないのは言うまでもありません。
しかし、ここで怖いのは、「エセポジティブ」な人もいるということ。
ポジティブでなくてはならない、ネガティブなことを言うのは格好悪い、感情を押し殺す。そういうエセポジティブは実はネガティブであるし、むしろ純粋なネガティブよりもたちが悪いかもしれない。
本当のポジティブな人は、自分の良いところも悪いところも認め、俯瞰して自分を見ていける人ではないかと思います。
少なくとも言っていることはポジティブだけど、逆の行動をしている人、頑張るベクトルを間違えている人は、やはり嫌われてしまうような気がします。
■仕事ができる人は行動が早い
仕事ができる人の多くは、行動が早いという意見も多かったです。
いろいろ頭のなかで考える前に、とりあえずやってみる。だめだったらすぐに止めて、次の手を考える。
できる人は、このスピードがとても早い。これはたしかに間違いないと思います。行動が早いという言葉もありますが、判断が早いというふうに言い換えられるかもしれません。
しかし、ここでも怖いのは、行動力があるようで、全然ベクトルを間違えて暴走する人。これは行動が遅い人よりもタチが悪い。
付き合う人を慎重に選びつつ、信用できる人のアドバイスを参考にできるかどうかも重要ではないかと思っています。
■仕事ができる人は自己開示力が高い
仕事ができる人は、行動が早く、失敗したことについては、すぐに方向転換できる特徴があると思います。
過去を引きずらない。だから、失敗した過去、辛い過去、あまり思い出したくないような過去でも自己開示できる力があるように思います。
実際、仕事ができるかどうかは別として、自己開示力の高い人で、人に嫌われる人はあまりいないように思います。
自己開示力が高いとは、過去の解釈を変えることのできる人。過去を引きずることがなく、過去の自分が悩んできたことも、仕事の武器にできる人。こういう人は、やっぱり尊敬します。
■仕事ができる人はチャレンジ精神がある
仕事ができる人のもう1つの特徴が、チャレンジ精神があるということ。
チャレンジ精神があるとは、前述したような要素をはらんでいて、ポジティブだし、行動が早い。
すぐにチャレンジするから、失敗したらすぐに次の手を考えることができる。
「チャレンジする姿勢に、多くの人は心を動かされる」とはよく言われますが、やはりチャレンジ精神のある人は、自らいろんな経験を積むので、数年後見た時の成長度が高い。
いろんな経験を積み、いろんな失敗をしたから、それを人に伝えることができる。結果として人が集まり、仕事ができるようになる。
会社員ももちろん、起業家も、結局は仕事ができる人というのは、周りに人が集まっているということなのかもしれません。
■まとめ
結局、仕事ができる人の特徴は、次の公式に当てはまるのかもしれません。
健康+前向き+行動力(実践という意味で)+自己開示力+チャレンジ精神=人に好かれる、人に集まってくる⇒仕事ができるようになる