あんまり頑張ると疲れるし精神崩壊するよ|そろそろ心を整理しよう

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最近、ちょっとでも頑張ると激しく疲れることが多くなりました。

よく「頑張らない生き方」という言葉を聞きます。「力を抜いて生きようよ」「ちょっと疲れたなら思い切って休んじゃえ」みたいな感じ。

個人的には、そもそも「頑張る=疲れる」ことだと思っています。なぜ、そのように思うのか、思うところを書いてみました。

■好きな仕事は疲れない

自分は長年会社員として働く一方で、昔は本を書いて印税を得ていたし、今はこうしてブログを書いて副収入を得ています。

どちらもまだ発展途上の段階で、まだ支出を上回るほどには至っていませんが、それでも会社を辞めて副業としてやっていたことを本業でやっていこうと思っています。

今のところ独身男性15~16年分の総資産があるほど貯金できたのもありますが、単純に嫌いな仕事は疲れるし、好きな仕事は疲れないというのが理由です。

だいたい精神が崩壊するのは、嫌いな仕事をしているときです。僕が情緒不安定気味になったときは必ず会社の仕事が背景にありました。本を書いたり、ブログを書いたりしている過程で情緒不安定になったことはありません。

もともと1人でやる仕事が好きで、チームビジネスが苦手というのもありますが、執筆活動でストレスを感じたことは冗談抜きで一度もありません。寝る時間以外はブログを書く時間に充てて、ずっとパソコンと向き合っていても、会社にいる1時間より遥かにマシです。

こういう実感として感じるのは、そもそも好きな仕事をしていると全然疲れないというのがあります。もちろん無理すると体を壊すことはありますが、どんなに無理しても精神を壊すことはないでしょう。

でも、嫌いな仕事はものの30分くらいで精神を崩壊してしまいます。長年嫌々会社にいて、持つはずがありません。精神を完全に崩壊してしまうでしょう。

■一時の苦痛を受容できるか

じゃあ、ずっと快適感情を得られるような仕事してばかりいれば良いのか?苦痛なことは一切排除すれば良いのか?そういうわけではないですよね。

例えばチームで仕事をしたくないと思って独立開業しても、どうしてもビジネスを安定させるためには、人と関わっていかないといけないですよね。

このブログでも、コンサルしてもらいながら書いているし、これからブログの書き方とかを教えていきたいと思っているのですが、この時点で人との関わりは発生しています。

やりたいことのためなら、やりたくないこともやるというと、頭がこんがらがりますが、マラソン選手なんかを例えにするとわかりやすいと思います。

長距離って、どうしても苦しいです。でも、だからといってマラソン選手が走っている途中でイライラしたり落ち込んだり、死にたくなったりするでしょうか?しないですよね。

マラソン選手は走ることが好きですよね。でも、長距離のあの苦しい感じを好きな人はいないはずです。ゴールした時の爽快感や、自己ベストを達成したとか、そこに快感を得られるから、苦しさを受け入れることができるだけです。

もちろん、マラソンを走りきれば肉体的には疲労するでしょうが、精神的には疲れません。

でも、そんなマラソン選手でも、マラソン以外の嫌いなスポーツをやったらどうでしょう?ものの30分で精神が破壊されてしまうのではないでしょうか?

スポーツに限らず、仕事でも同じことが言えて、そもそも会社勤めしている自分の将来が真っ暗であれば、どんな仕事も受け付けることはできないでしょう。

逆に、自分の明るい将来が具体的に思い描けるのであれば、一時的な苦痛を受け入れることができます。目標に対して執着しているときは、少なくとも精神的には疲れないのです。

■無駄な目標設定を辞める

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そう考えると、むやみやたらに目標設定しても意味がないことになります。目標を達成することで、さらなる苦痛が待ち受ける。こんなことはよくある話です。

例えば大学に合格するために、一生懸命「頑張って」勉強して希望の大学に入ったが、大学で特にやりたいことがないので力尽きてしまったり、

 

一生懸命「頑張って」就活して、ようやく就職することができたが、仕事に馴染めずに、毎日会社に行くのが苦痛で、電車に飛び込みたくなるとか。

先の見えない目標達成は、ただの苦行で全然意味がないです。よくビジョンとゴールが違うとか言われるし、多くの自己啓発書で目的と目標を使い分けているのは、こういうことではないかと思います。

先にある幸せを思い描けなければ、そんな目標は捨ててしまう。それどころか、切り捨ててしまうのが良い。極端に言えば、そのためには嫌いな会社をバックれても良いと思います。

なので、僕は会社の仕事で目標設定するのはやめました。ただ、自分の手帳には、「2016年X月退職」としか書いていません。退職は、選択と集中のためにとても重要な行為なので。

ということで、頑張らなくても楽しくできることを手帳に書いて、苦痛なことは、ただ「これを辞める」と書くだけで良いと思います。

頑張るとは疲れること、頑張ることは自分を偽ることです。

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この記事で言っていることの頑張るとは、忍耐ではなく我慢です。我慢を重ねるとストレスを溜め込んでしまい、精神を崩壊させてしまいます。良かったら併せてご覧ください。

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コメント

  1. 永田 ゆみ より:

    はじめまして。

    人生頑張っても頑張ってもどうにもならなかった結果、本当に疲れてしまい何も手に着かなくなりました。
    生きるためなので仕方ない、生活費のために働かなくては…この理由では悪いのでしょうか。
    何とか落ち込んでるところから復活して欲しい、容姿も悪くないのに将来のビジョンがないのは勿体無いなど、言われれば言われるほど腹が立ちます。私は落ち込んでもいけないのか。
    あまりの仕事のストレスから退社することを決めました。それを聞いた知人は、会社のせいにばかりしているんじゃないか、後味が悪い退社の仕方をするのは悪いことだ。自分に非があることを認めるのも大切なんて、説教までされると死んでやりたくなりました。

    夢が無くても目標が無くても一生懸命生きています。正直、退社した後の事はほとんど何も考えられず、不安ばかりが残る中、何をしていけばいいのかどんな仕事ならできるのだと悩んでいます。

    この記事を読んで少し気が楽になりました。
    しばらくは人と関わらないことも必要かと思いました。
    ありがとうございます。

    • 石井 裕 より:

      永田さん、コメントありがとうございます!
      この記事が何らかの役に立ってもらったのは、とても嬉しいです。
      少し人と距離を置いて、リセットする時期も必要かもしれませんね。
      ストレスを抱えながら無理に頑張るのが一番しんどいです。
      いま自分は会社を辞めて、ある程度自由に生きてますが、なんとかなってます。
      また何かあればコメントしてもらえると嬉しいです。
      これからもよろしくお願いします。