「収入が上がっても生活レベルは上げないこと」
お金を貯めるうえでは、よく言われることですが、とても大事なことなので記事に書いておこうと思います。
というのも、年収1,000万円超の高収入サラリーマンでも、総資産を見ると1,000万円もない人が結構いるからです。
自分はそんなに年収は多くないですが、年収の数倍の総資産はあるので、そのギャップに驚いています。
収入が上がっても生活レベルを上げないのは、そんなに難しいことではありません。無駄なことにお金を使わなければ良いのですが、具体的にどうすれば良いか書きたいと思います。
■固定費から見直す
これも節約の基本中の基本ですが、まずは固定費から見直します。
家賃、生命保険、自動車の維持費(都会暮らしならそもそも車が必要かも含めて)、通信費、光熱費、思いつくだけでこんなに出てきます。
他にはオンライン英会話なんかをやっている人は、その受講料、定期的にコンサルを受けている人はコンサル料も固定費ですが、これは自己投資なので、見直しが必要かどうかは人によって違ってきます。
最も見直したほうが良いのは、家賃、生命保険です。意外と家賃が高いところに住んでいる人が多いのに驚きます。
当然部屋は狭ければ狭いほど家賃の低いアパートを借りれますから、極力モノを持たないことです。僕は会社を辞めたら、共益費、駐車場代込みで18,000円のアパートに引っ越しますから、それまでに大量にモノを処分するつもりです。
あとは生命保険。これも極力加入しない方がいい。特に独身であれば必要な人はかなり限られます。医療保険、がん保険に加入している人は即刻解約を検討しましょう。
固定費の見直しは最初はめんどくさいかもしれませんが、一度やってしまえば、ずっと生活が楽になります。
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■ストレスにならない範囲で節約
節約しようとしても続かないのは、ストレスになることをやろうとするからです。食費を無理に削ってみようとしたり、電気代を節約しようとして、照明を付けずに過ごしてみたり。行きたい飲み会まで我慢して行かなかったり。
まずは楽しくないことから削っていくことを勧めます。行きたくない飲み会に付き合いで参加するのを辞めてみたり、あまり行きたいと思わないセミナーやイベントの誘いを全部断ったりするのです。そうすれば時間も浮いてきます。
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また、無知はコストと言われます。前述した生命保険の話なんかが典型で、もう必要ないのに加入し続けていて金の無駄になっていることはないでしょうか?
また、独身で高収入なのにふるさと納税を利用していないとか、そういうのはないでしょうか?あれ、結構家電とかももらえるので、利用範囲は結構広いですよ。
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こういったことであれば、節約が苦にならず、むしろ楽しくなりさえします。ストレスにならない範囲で、抑えられる支出はないですか?
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■お金の使い方にメリハリを
とにかく生活を切り詰めて、銀行の残高や投資の利回りだけを追い求めろというわけではありません。そんなことしたらストレスは溜まるし、人間的に小さくなりそうです。
大事なのはお金にメリハリをつけることです。大富豪は結構そういうお金の使い方をしているそうです。
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例えるなら普段は一食300~400円くらいの質素な生活ながら、気の合う仲間を集めてパーティーする際は1本数万円もするワインを開けるとか、どこかの日本酒の純米大吟醸を用意するとか。
みんなが楽しむなら多少は奮発しても、1人のときは質素に生きる。これは普段の食生活では重要なことでしょうね。
それとセミナーにお金をかける人が多いですが、これも生きたお金の使い方です。セミナーに100万円くらい注ぎ込んでも、お金に困っていない人多いですよね。
これは受講した分をペイしてしているか、他の支出を削っているんです。このように、お金の使い方にメリハリを付けるとは、自己投資と浪費をはっきり意識してお金を使うということです。