年収1000万円でも全然貯金がない人もいれば、年収500万円でも2000万円貯まっている人もいる。似たような話をよく聞きます。
実際に年収1000万円の1割は貯蓄なしみたいですからね。せっかくバリバリ稼いで貯金なしなんて、とても悲しいことだと思うのですが……。
高収入ほどお金は貯めやすいはずですが、収入と貯蓄額は絶対的な関係になく、高収入でも破綻する人はするし、貧乏でもお金を貯めるように努力すれば貯まるのです。
むしろ、貧乏時代を経験した人のほうが、自己投資と浪費を見分ける目が磨かれているので、お金を貯めるには有利かもしれません。
ということで、今回は低年収でも年間100万円以上貯蓄する習慣について、思うところを書きたいと思います。
■毎月強制的に貯金しろ
基本中の基本が、毎月いくらかは強制的に貯金してしまうことです。毎月8万円ずつ貯金していけば、それだけで年間100万円は貯金できます。
強制的な貯金をする方法は、銀行口座を別に作るとか、積立投資をするとか、いろいろ方法があります。自分に合った方法を選ぶべきと思いますが、持株会と財形貯蓄は勧められません。
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■生命保険は即刻見直せ
低年収の人で生命保険や医療保険に入っている人は、すぐに見直しを図りましょう。
医療保険は10万円以上の貯金があればまず不要、死亡保険は死んで両親や家族が困らなければ不要です。特に独身の人は不要な確率が極めて高いです。
月々10000円払っていたが、無駄と気付いて解約すれば、それだけで年間12万円貯金です。
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■家賃を見直せ
収入の4割以上が家賃で消えている人は危険信号と言えます。家賃は給料の33%以内で。また、独身寮などに住んでいて、家賃が10000円程度しかかかっていない人は、収入の5割貯蓄を目指しましょう。
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■その他固定費を見直せ
やはり支出を削るには固定費を優先して削っていくのが一番です。家賃や生命保険以外にも削れる固定費はどんどん削りましょう。
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■詐欺に気を付けろ
いざお金が貯まっても慌てなくて良いように、お金がない時期から投資の勉強は始めたほうが良いです。
しかし、投資情報には詐欺情報もウヨウヨしているので、そこだけは注意しましょう。せっかく貯めたお金を一瞬で失います。
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■飲んでる暇があったら副業しろ
会社の付き合い飲み会に使っているお金と時間があれば、副業にお金と時間を使いましょう。何をするかは、本人の資質によるので、ここでは詳しくは書きませんが、好きなことでお金を使うだけではなく、副業することも大事です。
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〇期待資産額
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「なぜ、この人たちは金持ちになったのか」(トマス・J・スタンリー著:日経ビジネス文庫)に書かれている期待資産額の公式です。
かなりハードルの高い基準ですが、この公式を上回れるだけの貯蓄額を目指していきたいところですね。