しばらくブログでキャッシュフローゲームの開催している様子を取り上げていませんでしたが、はい、実際に1年近くさぼっていました……。
しかし、最近また開催要望があったので、ゲームを通してお金の基礎を学べるということもあり、久々に開催することにしました。
今回はfacebookだけではなく、ブログ経由で参加してくれた方もいて、今後いろいろ情報交換したいと思えた、少人数ながら有意義なゲーム会でした。
※ゲーム会の最中の写真を撮影し忘れてしまい、過去のゲーム会の写真を掲載しています。
■借金は何から返す?
キャッシュフローゲームは、どのプレイヤーも住宅ローン、教育ローン等、小売店のつけ、銀行ローン等、様々な借金を背負っています。
抱えている借金の額は各々のプレイヤーで違いますが、やはり借金を繰り上げ返済して、月々の支出を減らしたいという参加者もいました。
しかし、基本的にどの借金から最初に返していくのがいいのか、ということですが、やはり利息の高い借金から先に返していくのが理想です。
どうしても多額の借金がある住宅ローンに目がいきがちですが、キャッシュフローゲーム上の住宅ローンの金利はさほど高くありません。
それよりも、月10%という理不尽なローカルルールにしている銀行ローンと、5%の小売店のつけから先に返していくのが良いです。
現実生活でも、消費者金融、住宅ローン、奨学金の返済、何から優先して返していくかといえば消費者金融の借金から返すのが理想です。この場合、奨学金の返済は延滞しない程度に返していくことになります。
【関連記事】奨学金はどうやって返すのが良いの?良い借金と悪い借金を理解する
奨学金に関する関連記事でも書いているように、借金は利息が高ければ高いほど悪性の借金。無利子に近いほど良性の借金です。無利子であればギリギリまで支払う必要は当然ありません。
また、このゲーム会では結構借金を先に返すか、先に投資に回すかで頭を使います。先に投資で回して、借金の金利を上回るリターンが見込めれば、先に投資に回した方がよくなります。
ちなみにキャッシュフローゲームでは、先に投資に回したほうが、うまくいくことが多いです。
■資産の一極集中は、リスクを伴う
今回、3Br/2Baの掘り出し物を2つ引き当てた方がいました。ちなみに、その掘り出し物は、月々のインカムゲイよりも、大きくキャピタルゲインを狙える物件でした。
しかし、結局Marketで売却のカードを引き当てることができず、ゲームが終了してしまいました。
ここで感じたのは、資産の一極集中はリスクを伴うということです。特に不動産なんかは流動性リスクを伴います。
どんなに掘り出し物を当てても、そこに資産を一極集中するのは、とても怖いことです。
これは株式のような紙資産では、もっとわかりやすくなります。どんなに今後値上がりしそうな銘柄でも、手持ちの現金全部突っ込むのは、非常にリスクが高くなります。倒産しない保証なんかないので。
しかし、キャッシュフローゲームでは、倒産のカードがないので、1ドル株とかで手持ちの現金全部投じる全力買いが、たまに見られますが、現実世界では、このようなことする人いないですよね。なので、上級者が集まった時は、1ドル株は倒産というローカルルールを儲けてみようと考えています。
なお、キャッシュフローゲームのルールについては、こちらをご覧ください。
【関連記事】キャッシュフローゲーム101のルールから学ぶ大事なお金の話
■いろんな人がいて良い、安心安全なゲーム会
今回、僕のwordpress経由で参加表明して頂いた方がいましたが、こういうブログ経由の出会いも、面白いと感じました。
ブログ経由だと、facebookで集客したときとはまた違った、面白い実績の持った方が参加してくれると実感したゲーム会でした。
なので、今後も開催するときは、ブログで告知させて頂きますので、青森市内の方は、ぜひ参加して頂きたいと思います。