書評記事が増えてきたので、不定期でまとめ記事を書いていこうと思います。今回は「俺って不器用だようなあ」「生き方が下手だよなあ」「おれはだめな人間だ……」そう思っている人におすすめと感じた本について、まとめてみました。
※まとめ記事なので、随時追加・修正していきます。
■臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
口コミでも評判だったビジネス書風のファンタジー小説。ビジネス書風とありますが、小説としての完成度はかなり高いです。物語に一気に引き込まれるので、「ビジネス書風」と紹介するのが、なんとなく気が引けるほど。
どんなに生き方が下手な人でも、この本に書いてある七つの石を手に入れれば確実に勇者になれると思えます。2016年読んだ本の中では、今のところNo.1。そろそろ再読したいです。
特にクライマックスを読んで、自分も自分のことを好きになろうと、前向きな気持ちになることができます。この本は読書会やりたいと、前々から思っていたのですが、まだやっていないな……。
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■傷口から人生
高学歴でTOEICも950点だが、生き方が不器用で、仕事でも全然使えず、人生つまずいてばかりだったという著者の壮絶な人生格闘記。
「生きるのが下手くそなのは自分だけではないんだ」と思えるほど「この気持ちわかる」「この時って、本当に辛いよね~」と共感しながら、だからこそ自分の足で生きていこうと思える、絶望しながらも最後に希望をもらえる、読後ちょっと不思議な感覚になる本です。
この本に書かれているスペイン巡礼に興味を持った方は、同じ著者が書いた「人生に疲れたらスペイン巡礼」も読んでみると良いと思います。
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■コブタの気持ちもわかってよ
かなり心に染みる絵本でした。不器用で生きづらいと感じている人の心の叫びを優しい絵で代弁している感じです。どこか寂しげなコブタの絵が、頭から離れません。
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■ONE「1つになる」ということ
同じ著者の「自分を愛する技術」もおすすめですが、この本でも自分を好きになるにはどうしたらいいかについて、わかりやすく書かれています。
人間にとって一番重要なことは自己愛、セルフラブということ。自分を大好きになれるかどうか。これに焦点を当てて書かれた本です。
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