SEO設定のプラグインと言えばAll in One SEO Pack。Yoast SEOと並んで、SEO設定の有名なプラグインです。使っている人にとっては、おそらく最も身近なプラグインになるのではないかと思います。
キーワード選定やgoogleの検索画面で表示する記事タイトルやディスクリプションを設定するには重要なAll in One SEO Packですが、この一般設定については、どのように設定したら良いか、いろんな情報が飛び交っている気がします。
実際に、自分も「これって、どうするの?」と聞かれることがあります。なので、自分の設定について公開してみることにしました。万人に適した設定ではないかもしれないですが、ブロガーの方はだいたいこの設定で良いと思うので参考になると思います。
この記事の内容
■All in one SEO Packの一般設定の場所
All in one SEO Packを有効化したら、wordpressの管理画面でツールバーにAll in one SEO Packという項目が表示されています。
ここにカーソルを合わせると「一般設定」というのが出てくるので、こちらをクリックします。
なお、赤太字で煽るように「Proへアップグレード」と書かれた表示がありますが、これは無視して構いません。
■All in one SEO Packのキーワード設定
上から順番に設定する前に、まずは一番下にある「キーワード設定」という項目を見てください。
この部分を、写真のように設定してください。
「キーワードを使用」を有効にすると、上のような画面に切り替わると思います。
なお、このキーワードを使用を「有効」としなければ、トップページのホームキーワード設定(後述)、各々の記事のキーワード設定ができないので、必ず有効にしておいてください。
※最初にこの設定をやったのは、この設定をしないと後述する一般設定の「ホームキーワード」の項目が出てこないためです。
・メタキーワードとしてカテゴリーを使う⇒チェック外す
・メタキーワードとしてタグを使う⇒チェックを入れる
・動的に投稿ページ/アーカイブのためのキーワードを生成⇒チェックを入れる
要はデフォルトの状態です。これで大丈夫と思います。
「メタキーワードとしてタグを使う」ですが、なかには「チェックを外しなさい」と書いてあるweb記事も多く見ます。
しかし、自分の場合は入れています。これ、自分をコンサルしてくれている人にも聞いてみたのですが、チェックを入れた状態で問題ないそうです。
チェックを入れると、設定したキーワード以外のキーワードが自動生成され、重複タグみたいな感じになるとか書かれているのもあるので少し気になったのですが、これで問題ないそうです。
※逆にゆらぎのキーワードもインデックスさせたいとかでチェックを入れることを推奨しているサイトもあります。
自分もそんなに詳しくなく、言われた通りにやっている感じなのですが、もう少し理屈的なところがわかったら追記したいと思います。
■【All in one SEO Packの設定を上から順番に】一般設定について
この設定が終わったら、上から順番に設定していきましょう。
少しややこしいですが、All in one SEO Packの一般設定には、さらに一番最初に「一般設定」という項目があります。
ここは写真のような設定で問題ありません。デフォルトでこうなっていると思います。(なってなければ、上の写真の真似をしてください。
■ホームページ設定~ホームタイトル、ホームディスクリプション、ホームキーワード~
おそらくここがAll in one SEO Packで最も重要なところかと思います。1つ1つ解説していこうと思います。
・ホームタイトル⇒googleの検索画面上に表示されるサイトタイトル
・ホームディスクリプション⇒googleの検索画面上に表示されるサイトの概要(キャッチフレーズ)
・ホームキーワード⇒サイトのトップページで狙うキーワード
なお、「代わりに固定フロントページを利用する」は無効で構いません。
〇ホームタイトル
ここではサイトタイトルをコピペすることで基本的にO.K.です。なお、アフィリエイトサイトや何らかの言葉で検索してヒットさせたい方は、サイトタイトルにキーワードを入れるようにしましょう。
例えば、青森市のエステであれば「青森 エステ」、青森市の美容室であれば「青森 美容室」という言葉を含めるとかしましょう。(実店舗のあるHPでは、そういう設定をしていると思います)
こうしておけば、トップページのヘッダーに表示されるサイトタイトルをロゴにしていても、googleの検索画面上ではサイトタイトルが問題なく表示されます。
ただし、自分のような雑多なブログであれば、狙ったキーワードを含める必要はないでしょう。それよりも、造語を作るなど世界でたった1つのサイトタイトルにしておく方が重要です。
これはAll in one SEO Packの設定というよりは、タイトルの付け方の話なので、グーグルアドセンスの収益をメインとした雑多なブログを始める場合は、詳しくは以下の記事をご覧ください。
〇ホームディスクリプション
これも、キーワードを意識して記事タイトルを付けた方は、狙うキーワードを1~2個含めるように100字以上で書きましょう。
「キーワードが1~2個」というのは各々の記事のディスクリプションの書き方と一緒ですね。
ヘッダーに表示されるキャッチフレーズで、そういう書き方になっていればコピペで構いません。
もう少しキャッチフレーズを短めにしたい場合は、All in One SEO Packの設定だけキーワードを含めるようにしても良いです。
あくまでgoogleの検索画面上に、どういうことを書くのか、ということですね。
なお、ここでも雑多なブログを書く人は、狙うキーワードがそもそもないと思うので、キャッチフレーズのコピペで良いと思います。
ただし、あまり短すぎると、勝手にディスクリプションを変えられてgoogle上に表示されます。よくトップページなのに、新着記事の概要やサイドバーの記載内容がディスクリプションに出てくることありますが、それが嫌なら、もう少し長めに書いた方が良いでしょう。
〇ホームキーワード
ここでは狙うキーワードを入れます。ただし雑多なブログでは、ここは空欄でも構わないです。
ここでも複合キーワードの場合は半角スペースを入れるようにしましょう。
他のweb記事を見ると、「空欄で良いよ」と書いているサイトもありますが、これは雑多なブログを書く場合で、人によっては記載した方が良い場合も多いので注意しましょう。
■All in one SEO Packのタイトル設定
ここはかなり長いですが、気にするのは写真のところだけです。写真にない下の方の部分はデフォルトのままで問題ありません。
タイトルを書き換える⇒有効を選択してください(無効を選択すると、それ以下のタイトル設定の項目が消えます)。
Googleの検索画面に、記事タイトルの後ろにサイト名が入るのが嫌な人は、以下のように設定を変更してください。
・固定ページタイトルフォーマット
「%page_title% | %blog_title%」⇒「%page_title%」に変更
・投稿タイトルのフォーマット
「%post_title% | %blog_title%」⇒「%post_title%」に変更
つまり、%blog_title%を消すことで、後ろにサイトタイトルが付くことを防げるわけです。
SEO的には後ろにサイトタイトルが付いてしまうと不利になるので、%blog_title%は消して、写真のように設定しておくことをおすすめします。
■All in one SEO Packのカスタム投稿タイプ設定、表示設定
写真のようになっていれば問題ないです。デフォルトで写真のようになっていると思います。
ウェブマスター認証、Google設定についても省略します。ここも特に何も触ってません。触らなくて大丈夫です。
■All in one SEO Packのnoindex設定
noindexとはその字の如くGoogleにインデックスさせないように設定することで、つまり「このページは検索結果に表示させない」という意味です。
重複コンテンツがある場合、情報がないページ、そもそもSEOを意識していない日記記事(今日のランチ♪みたいな記事)等が多い場合、全ページをインデックスさせてしまうとサイト全体の評価は低くなるリスクがあります。
で、このnoindexは様々な説がありますが、これは各々のブログの特質で違ってくるので、これが正しいということは言えません。
ただ、自分の場合は、写真のように、以下の3つにチェックを入れた状態です。たしかデフォルトの状態そのままだったと思います。
・カテゴリーをnoindexにする
・日付別アーカイブに noindex を使用
・投稿者アーカイブに noindex を適用
開設時はとりあえずこれで問題ないと思います。ただ、記事を量産していって、キーワード選定していない日記記事が多いような人は、各々の記事の投稿画面で該当する日記記事をnoindexにした方がサイト評価が上がるかもしれません。
ただ、自分の場合は日記記事をほとんど書いていないので、確実なことは言えません。
■All in one SEO Packの詳細設定
「ディスクリプションを自動生成」にチェックを入れておけばO.K.です。
■この記事のまとめ
All in one SEO Packの一般設定については、上記に書いてあることを参照してください。おそらくブロガータイプの方はこれでO.K.だと思います。
ただ、サイトによっては運営者の方針によってnoindexの設定などは若干違ってくるとは思います。