すごい頑固な人もいれば、すごい素直な人もいます。いままで素直に見えてきた人が、一転して頑固になることもあります。その逆もあります。また、人によって対応が変わることもあります。
成功者になりたい、人間関係を良くしたい、お金を稼げるようになりたい、仕事で成果を出したい。この場合、どちらのタイプが有利なのでしょうか?思うところを書いてみました。
この記事の内容
■頑固かつ素直でいたい
個人的には、頑固でかつ素直でいたいと思います。一見して相反するように見えますが、実は一致している部分もあるように思います。
何に対して頑固か、何に対して素直かが重要なのかなと思っています。だから、頑固すぎてもだめだし、素直すぎてもだめ。
あまりに頑固一徹で、人の耳に傾けるようなことをせず、自分の思うがままに進んで、結局失敗してしまうこともあります。
あまりに素直すぎて、人の言うことに「はいはい」と聞いて、いろいろ試してみて、結局時間の無駄だったり、うまくいかなかったりすることもあります。
■頑固であること
〇願望と目標に対しては頑固になる
何に頑固になるべきかというと、自分の願望と目標に対してです。自分の芯となるものと言っても良いと思います。
なので、まずは自分の願望(目的)と目標を明確に持つこと、それに対しては、誰に何と言われようと変えないことです。
ただ、自分の願望を明確にすることはそんなに簡単なことではありませんし、日々の実践のなかで変わっていくこともあるでしょう。
それは自分で願望に気付いたということになるので、そのときに自分で変えることになります。
ここは他人の一言でブレないようにしたいところです。
〇お金の使い方には頑固になる
お金の使い方は頑固になったほうがいいです。
「このセミナーには自己投資するし、洋服も自分にとって重要だから、ここにはお金を使う。本だって読みたいし映画も見たい。でも、気乗りしない飲み会や遊びには付き合わない。車なんてお金をかけなくて良い。家なんて欲しくない」
と自分にとって、自己投資になるところと浪費になるところを明確にする必要があります。お金の使いどころには、徹底的に頑固になったほうが良い。必要のないところにお金を使っても、絶対に戻ってきません。
〇付き合う人の選び方に頑固になる
自分の人間関係の選び方は慎重になったほうが良いですし、ここも頑固になったほうが良い。
この人とは付き合えるけど、この人とは付き合わない!こういう線引きが結構重要だと思います。
自分にとってプラスになる人と付き合い、マイナスになる人とは縁を切る。自分が成長の段階で離れていく人がいれば、それも仕方のないことだと割り切るしかありません。
付き合ってはいけない人とは、ドリームキラー、否定的なことばかり言う人、クレクレ君などです。成長志向の高い人と付き合うようにするのが大事と思います。
生きづらさを感じたことがある人は、この重要性は薄々認識していると思います。自分にとってマイナスになるような人間関係からは、徹底的に逃げることも重要です。
ドリームキラーと付き合うくらいなら、いったん孤立して天涯孤独になったほうがましです。ただし、ここは手放すところを間違えないようにしたいところです。
お金の使い方、人間関係の選び方においては、目標と関係ないところには、一切耳を傾けないくらいの姿勢が大事と思います。
■素直でいることの重要性
〇成功の原理原則に素直になる
いくら願望が明確で、目標に対して行動し、それ以外のことは排除するといっても、それが成功の原理原則に適っていなければ意味がなかったりします。
本屋に行けば、いろんな自己啓発書があります。ナポレオン・ヒルにデール・カーネギーに7つの習慣、本田健……。本ではなく、セミナーであれば自分の行っているアチーブメントなど、これもいろいろあります。
本やセミナーで習った原理原則に従った行動ができているか、実行していないことはないか、自分にとって間違った行動をしていないか、自己評価できる人はやっぱりすごいと思います。
人の意見を聞くか聞かないかの判断基準でも、同様のことが言えます。もし、メンターやコンサルを付けているのであれば、知識や経験は、先方のほうが上回っています。
メンターやコンサルの言うことであれば、とりあえず素直に実践してみることが大事だと思います。誰の言うことを聞いて、誰の言うことを無視するかの線引きはもちろん重要ですが。
〇投資の情報源
金融商品の投資の情報源については、視野を広くして、いろんな情報を集めたほうが良いでしょう。
自分の環境や貯蓄によって、必要な対策も違ってきますから、まずは自分が知識を身に付けることが重要と思いますが、そうでなければ信用できるFPに相談するのも1つの手です。
お金を稼ぐことも重要ですが、支出を抑えたり、資産を運用するという守りの姿勢も重要になってきます。
投資は99%知っているか知らないかの世界です。少ない情報源のなかで投資しようとしても、損をするだけです。
ただ、最低限の知識がないと、投資詐欺にあってしまうので、そこは注意しなければいけません。