失ったお金は取り戻せるけど、失った時間は取り戻せない。何度か聞いたことのあるセリフです。
たしかに無駄なことに時間を使いたくない。有効に時間を使いたいと思う人の方が多いでしょう。これは自分の時間もそうですし、他人の時間もそうでしょう。
それにも関わらず、他人の時間を奪う人という人がいます。お金を奪えば犯罪ですが、時間を奪っても犯罪になりません。しかし、時間泥棒という人は確実に存在します。
そういう人とは、近づかないようにするのが大事です。付き合ってもろくなことはありません。うまく言っている人は、こういう人には近づかないようにしています。
■約束の時間に遅れても連絡なし
よく集合時間に5分とか10分遅れる人がいます。人との待ち合わせにしても、会社の会議にしても、なぜか決まって5~10分遅れてくる人がいます。
これで連絡をしてくるなら問題ないでしょう。「すいません、10分くらい遅れます」この一言があれば、待たせている人は、「じゃあその10分で本でも読むか」とか、「その辺散歩しているか」ということができます。
問題なのは、この連絡すらない人です。ひどい場合は30分とか遅れて連絡ない人もいますよね。連絡がなければ、待っている人はどうすることもできず、時間を無駄にしてしまいます。
約束の時間を守るというのは、ちょっとした心がけかもしれませんが、それができないと、次第にまともな人は離れていっていまいます。
■ドタキャンを繰り返す
セミナーやイベントとかでドタキャンの常習犯とかいませんか。ひどい場合はfacebookのイベントで参加表明しておきながら、当日になって連絡なく来ない人もいます。ドタキャン以下です。
同じように、人との約束時間をドタキャンする人がいます。直前(しかも10分前とか)になって「すいません、仕事が終わりません」とか「すいません、急用が入りまして」とか言ってドタキャンを繰り返す人です。
1度や2度ならともかく、仏の顔も3度まで。何回も繰り返したら、その人の信用は終わりでしょう。そんな感じで人に縁を切られた人を何人か見たことがあります。
■勧誘目的でランチに誘う
東京とかだと多いのが、ネットワークビジネス等の勧誘目的でランチに誘う人。厄介なのが、その人、ランチの時間までネットワーカーであることを隠すんですよね。
そして、楽しく話をしながら、大きなカタログを取り出したり、MLMのビジネスモデルについて熱く語りだす。
何もMLMが悪いとは思いませんが、興味のない人にとっては、まったくの時間の無駄です。
誘うなら、事前にネットワークビジネスをしていることを伝えたうえで誘って欲しいです。興味のある人だけ連れてくれば、誘う本人も時間を無駄にせずに済むと思うのですが、少しでも可能性あればやっちゃうんだろうなあ。
いきなり勧誘話をするのは、確実に相手の時間を奪っています。周りからどんどん人がいなくなるのが目に浮かびます。
誘われやすいと感じている人は、そういう売れないネットワーカーがうじゃうじゃいそうな場所に行かないようにしましょう。
【関連記事】ネットワークビジネスに誘われやすい人へ|勧誘されないための4つの方法
■会社の付き合い飲み会
会社の付き合い飲み会も、確実に社員の時間を奪っています。あまり気乗りしないのに、行かないといけないような雰囲気を作る。
これこそ究極の時間を奪う行為です。会社の付き合い飲み会より、もっと大事なことにお金と時間を使いたいと思う人はたくさんいるでしょう。
副業かもしれませんし、会社の人間以外の人との付き合いの方が大事だったりするかもしれません。自己啓発で資格の勉強をしている人もいると思います。
歓送迎会とかならともかく、「今日飲みに行こうぜ」みたいな誘いは、なるべく引き受けないほうがいいでしょう。飲み会は、誰と行くかを重視して選ぶ権利があると思います。
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■クレクレ星人
代償の先払いができない、無料で情報を得ようとするクレクレ星人。自分は何かを与えようとしないのに見返りを求める人。
これは論外でしょう。こういう人に出会わないようにするには、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】クレクレ星人に振り回されない3つの対策|こんな奴とは関わるな!
【2018年5月17日追記】
いまダン・ケネディの「屁理屈なし 社長のための時間の使い方」という本を読んでいますが、
この本では、他人の時間を奪う人のことを、タイム・バンパイアと呼んで、いろいろ書いていますね。
タイムマネジメントについて、本当に考えさせられる本で、読んでいて、時間管理がしっかりしていないともどかしくなえり、すぐ実践したくなる本です。
近日書評を書きたいと思います!