自己啓発書やビジネス書とで、必ず出てくる用語の1つに「感謝」という言葉があります。
どんな本でも、感謝について書かれていたりします。成功哲学を語った本で、この要素が書かれていない本は、ほとんどない気がします。
ということで、今回、感謝ノートを書いてブログにシェアすることにしました。感謝することで願いが叶うと言われるし。
その前に書き方を学ぼうと思って、いろいろネットで調べたり、本とか探してみたんですが、よく考えたら、「感謝ノートで夢は叶う!~人生の図は自分で描ける」(佐藤富雄著、朝日新聞出版)という本を5年くらい前に読んだことがあるので、再読することにしました。
この本に紹介されている、感謝ノートの書き方についてシェアしていきたいと思います。
この記事の内容
■感謝ノートの1週間プログラム
この本で書かれている感謝ノートの書き方の手順としては、概ね以下の通りです。
(1)「感謝すべき」事柄をリスト化して20個書き出す
(2)20個のリストから3つピックアップし、それぞれ200文字ぐらいの文章で書いてみる
(3)書いた文章をブラッシュアップする
これまで夢リストとか、または自己肯定リストは100個とか書いてきたので、20個と言われると、そんなに難しくはなさそうですね。
また、文章も200文字×3個ですから、そんなに難易度は高くなさそうです。
■感謝リスト20個書く
常日ごろ、忘れている感謝の気持ちを掘り起こし、毎日のようにあなたが「ありがたいなあ」と感じて生活できる状態をつくりあげていく……(P35抜粋)
著者の佐藤氏といえば、口ぐせやウォーキングで幸せ系のホルモンが分泌されることを指摘する本が多いですが、感謝に関しても、幸せ系のホルモンの1つであるβエンドルフィンが分泌されるとのこと。
日々当たり前と思って生きていくか、感謝すべきと感じて生きていくか、これだけでも幸福感は違ってきそうです。
ということで、最初は両親への感謝など、身近でリアルなことを中心に、感謝することリストを20個書き出します。
⇒ていうことで、感謝リスト20個書いてみました。
【関連記事】今すぐ感謝したいリストを20個書いたら幸せな気分になってきた
■誰に感謝するのか
この本には、リストアップ例も掲載されているので、それも参考にしてみると良いと思います。
今回は、「誰を対象にするか」ということだけ、以下に例示していきたいと思います。これだけで、20個とかあっという間に書けそうです。
個人的に優先順位と思われる順番で書き並べました。(本の順番通り)
【家族・恋人・友人】
奥さん、旦那さん、子供、母親、父親、恋人、友達
【仕事上の人間関係】
上司、部下、同僚、他部署の人、お客さん、取引先、経営者
【日常で出会った人】
近所の人、新聞配達の人、駅の人、コンビニ、タクシー、ダイレクトメール送った人、レストランの料理人や店員、お巡りさん、セミナー講師、ブログにコメントくれた人、過去の教師
【会ってないけど、感謝を伝えたい】
本の著者、好きな映画の監督や俳優、スポーツ選手、商品の開発者、政治家
【人を超えた存在】
ペット、出会った動物、食べた動物(肉とか魚)、植物、先祖、自然、宇宙、遺伝子、神様、お金
■感謝ノートを3つ書く
20個書き終えたら、今度は特に感謝したいことなどを考慮して3つピックアップして、200文字くらいの文章に書きます。
身近な人間関係ほど、100%ポジティブな気持ちで接することはできなくなります。
著者の言葉を借りれば、感謝は新しいレンズで、相手のいいところを見る手段とのこと。感謝を思い出せば思い出すほど、マイナスの感情はどんどん浄化されていくみたいです。
■感謝ノートを書くポイント
以下、P91抜粋。
・シンプルに書く
・具体的に書く
・論理的につじつまが合うように書く
もっと具体的に言うと、以下のような感じみたいです。
・情景が見えるように書くこと
・理由をはっきりさせて書く
■ブラッシュアップのポイント
以下、P104抜粋
・より大きく!
・より美しく!
・より嬉しくなるように!
感謝ノートで大事なことは自己受容と書かれています。感謝がもたらしたことに意味を見出し、「より自分を高めていく」という感じみたいです。
3つ目の嬉しくなるは、言い換えると、自分で読んでいてワクワクするように書くということでしょう。以下の視点でブラッシュアップすると良いみたいです。(P106抜粋)
・その感謝は、自分にとってどんな意味があったのか
・その感謝によって、自分はどう変わったのか
・その感謝を忘れないことで、自分にこれからどんな素晴らしいことが起こるのか
まあ、実際に書いてみた方が早そうですね……。本書には、例文なんかも掲載されているので、参考になると思います。
■同じ著者の本
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恋愛に関するアファメーションについて書かれたような記事タイトルですが、
実はこの記事、本記事で紹介した本の著者が書いた「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」の実質的な書評になっています。
ネガティブで否定的なことではなく、ポジティブな言葉を発するようにすると、日常使う言葉もどんどん変わって、良い感じに成長できそうですね。