自由と孤独、一匹狼、放浪の旅人……、そんなイメージの強いスナフキンは、僕の尊敬する人の1人です。(←4本指でしっぽもあったりするので、厳密には人間ではなく、妖精という位置付けみたいですが……)
自由と孤独を愛し、どこか一匹狼なんだけども、決して人間嫌いではなく、暖かみもある。そして、常にリュックサック1つで行動する究極のミニマリスト。
モノに溢れかえって、その代償として自由を失ってしまった現代人にとって、スナフキンのようなキャラクターは、尊敬や憧れの対象ではないかと思います。
今回、そんなスナフキンの名言集を入手したので、印象に残った名言をいくつかシェアしていきたいと思います。
この記事の内容
■あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は得られない
「あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は得られないんだぜ。本当さ。ぼく、知ってんだ」
メンターやコンサルタントを何人か付けたり、自己啓発やメンタル系のセミナーや勉強会に通ったりする人も多いと思います。僕もそうです。
スナフキンの言うように、講師の先生やメンターを崇拝してしまってはいけないかなと思います。崇拝と尊敬って、どこかニュアンスが違いますよね。
「あの人の言っていることは100%正しくて、それ以外は全部間違い」というのが崇拝でしょうか。極端に偏った考えという表現が適正かもしれません
狂信的な考えに至ってしまうと、逆に自分の視野を狭めてしまうんですよね。周りが見えなくなるという感じでしょうか。
誰かに教えてもらったり、学びの仲間を作ったりすることは、経済と人間関係の不安から解放されるためにも、とても大事で必須だと思いますが、
自分の中で落とし込んで実践して、周りの見る目が変わるくらいになって、ようやく成長が見られるんでしょうね。
■「どこへ、行くの?」「そんなこと、わからないよ」
人生の目標設定で、これはだめと思いますが、旅行するときなんかは、こういう旅をしてみたい、ていうかやってみたという人も多いのではないでしょうか。
行き当たりばったり、とりあえず行けるところまで行って、宿は適当に探す。別にネットカフェやカプセルホテルでも良いじゃん、車で移動するなら車中泊……、こういう一人旅、たまらないんですよね~。
ふらっと現れて、ふらっと消えていく。そんな旅しながら生きていきたいですね。
【参考記事】日本一周しながら車上生活というのを一度はやってみたい
■たまたま、ここに居て、明日はまた、別の所に居る
「今日は、たまたまここに居て、明日はまた、別の所に居る。気の向くままにさすらって、楽しそうな場所が見つかったら、テントを張って、張り終えたらハーモニカを吹くんだ」
上記同様、こんな束縛のないライフスタイルこそが理想です。極端にいえば、何もなくて良い。自由に移動できる環境があれば、それだけで充分幸せなのかもしれません。
■“いつもやさしく愛想よく”なんて、やってられないよ
“いつもやさしく愛想良く”なんてやってられないよ。理由は簡単。時間が無いんだ
出会った人と誰とも仲良くするなんて、無理な話ですよね。
どうしても成長過程で、疎遠になる人もいます。自分の成長を邪魔しようとする人もいます。
自分のセルフイメージを下げるような人、自分の夢の実現を邪魔するような人もいます。
そんな人の相手までしていたら、たしかに時間が足りないですね。人間関係の断捨離も重要ですね。時間は有限ですから。
【参考記事】職場などの人間関係の断捨離7つのポイント|人付き合いに疲れ気味の方へ
■ぼくは、どんなものであろうと、見るだけにしている
「ものは、自分のものにしたくなったとたんに、あらゆる面倒が、ふりかかってくるものさ。運んだり、番をしたり……。ぼくは、どんなものであろうと、見るだけにしている。立ち去る時には、ぜんぶ、この頭の中に、しまっていくんだ。重いかばんを、うんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからねえ」
さすが、究極のミニマリストのスナフキンの言葉。他にも、スナフキンらしい、所有と自由の関係を考えさせられるような名言がスナフキンにはとても多い気がします。
【参考記事】やはり物に執着がない方が幸せなのか?ミニマリストという生き方
僕はこれまでムーミンシリーズを読んでおらず、アニメとかで見た程度ですが、最近自由になりたい気持ちが非常に強く、
スナフキンに対する憧れの気持ちが強くなっていき、より研究したいと思うようになりました。
ということで、近々ムーミンシリーズも読んでいきたいと思います。
スナフキンのような生き方、実現したいですね。