仕事でもプライベートでも、何かうまくいかなかったり、悶々としていたり、失敗したり、どこか焦っていたりしている時期に、妙にイライラしてしまうことがあります。
理想と現実のギャップが大きくなれば大きくなるほど、落ち込みやすく、もしくは怒りやすくなってしまいます。自分の願望にないことは、苦痛感情として人間を苦しめてしまいます。
僕も理想と現実のギャップに苦しんでいる時期がかなり長いので、非常によくわかります。これが長期化すると、もうどうしようもなく心が壊れそうになります。
どうしようもなくイライラしてしまい、衝動を抑えきる選択ができなくなり、つい叫んでしまったり、物に当たってしまったり、物を壊してしまったり。
この記事の内容
■何を隠そう僕が叫んでしまう人
僕もこのような経験は多いです。自己開示すると、高校時代からこういう特徴があったような気がします。
高校時代の終盤、大学受験の追い込み時期なんかは、今から考えると人間が変わってしまったんではないかと思うくらいピリピリして、少しでも解けない問題があるとイライラして、つい叫んでしまう。
もしくは机をバンバン殴ったりして、傷だらけになっていたり。その机が実家にまだあるので、帰省するたびに心が痛んでしまったり。
後で父親が神社に毎日お参りに行っていたと聞いたので、あの時は迷惑かけて申し訳ないことしたと思っています。
しかし、このイライラすると叫んでしまうのは、社会人になってもやってしまいました。
他の記事でも書いているとおり、会社員として働いているうちに、だんだん理想と現実のギャップが大きくなり、内心イライラしたり落ち込んだりすることが増えました。
そして、社員寮の部屋で頻繁に叫んだりするようになりました。はい、これつい1年前の話です。実は寮の部屋の壁も少し凹んでいます。おそらく転勤か退職の時期に弁償しないといけなくなるでしょう。
まさか他の部屋に聞こえていないだろうなんて考えが非常に甘かった。いつの間にか職場で噂になっており、上司に注意を受けてしまいました。繰り返しますが、これ、つい1年前のことです。
さすがに叫んでいるのがバレてからは、叫ぶのを躊躇するようになりましたが、それでもイライラして叫びたくなることがあります。
でも、普通に僕みたいに叫んでしまっては、近隣住民から苦情が来ることになってしまいます。
■大声はそれなりに効果はある
とは言っても、開き直る気はないですが、イライラした時に大声出すのは一定の効果があるようで、経験上、気分を落ち着かすことができます。
なので、大声を出すことは別に否定はしません。過去に対する怒りを完了させる効果はあるとは思いますが、根本的な問題は何も解決しないんですけどね。
でも、怒りを膨張させなくて済むので、たまには大声で叫ぶのも良いかもしれません。一人カラオケとかで解決してしまう人もいるかもしれませんが、そういう人はそもそもこの記事は読んでいないでしょう。
布団にくるまったり、車で少し出かけて誰もいないような場所で、車中で叫んだり、他人に迷惑をかけない範囲で叫ぶならストレスを軽減することができると思います。
【関連記事】誰もいない場所で大声で叫ぶのはとても気持ちいいぞ~
探してみたら叫びの壷なんてのも売られていました。ということで、こちらも使ってみました。→所感はこちら
■泣いてしまう
大声を出すことと同様に、気分を落ち着かすことができるのが、思いっきり泣いてしまうことです。
そもそも叫んでしまいそうなほどイライラしている時は、どこか情緒不安定だったりしているはずです。とても気分的には辛いです。
そういう時は泣いてしまうことで、不思議と気分が落ち着きます。大声を出す時よりも、今まで幸せを感じてきたこととか、家族とか両親とかに対する感謝の気持ちが復活したりするから、少し不思議です。
これも周囲が心配してしまうので、ひっそりと隠れて実践するようにすると良いと思います。
■おすすめできない方法
他にも瞑想するとか、ヨガやっている人ならヨガをやってみるとか、近所を少しドライブしてみる、散歩してみる、誰かと話すとか、いろいろ方法はあると思います。
特に誰かと話すのは結構効果があるのかなと思います。悩み相談も、誰かに打ち明けることで何割か落ち込みが軽減されることもあるので。ただ、誰かと話すことすら億劫になってしまうことはありますが。
あと、気をつけたいのが、このイライラ発散方法にはおすすめできない方法があります。
(1)パーっと衝動買い
言うまでもなくお金を浪費します。職場の人間関係に悩んでいたりする場合、このようなお金の使い方をしてしまうと、ますます会社を辞めづらくなり、どんどん追い詰められてしまいます。
(2)食べまくる
これはダイエットしている人には良くないでしょうし、暴飲暴食に走ってしまっては健康を破壊してしまいます。食べまくるだけでなく、お酒に走ってしまうのも良くないです。特にお酒に走ってしまうとお金の浪費にも繋がってしまうので。
(3)SNSでネガティブ発言
どうしても情緒不安定な時には、SNSでネガティブな発言をしやすくなります。ネガティブな発言は話しても、書いても自分に返ってきてしまうと言われていますから、なるべく控えるようにしたいところです。
でも、こういう時に無理やりポジティブな発言をするのも少し控えておきたい。経験上、無理やりポジティブはネガティブ発言以上に心が苦しめることがあります。
あくまでも自然体で、自分に正直に、今の気持ちを吐露するくらいであれば、特段問題ないかなと思います。誰だって常にポジティブな気持ちでいられるわけではありませんから。
「最近少し落ち込んでいて、休日なのに何もする気が起きなかった」ぐらいの書き込みであれば特に問題ないかなと思います。
まずいのは、他者を攻撃するような発言だと思います。それ以外は自然体でいた方が良いです。
エネルギーの低い状態でアクセルを思いっきり踏む必要はないと思います。