日本は行きづらい国だとつくづく感じることがあります。何といっても同調圧力が異常すぎます。いくら農耕民族と言えども、日本の企業社会、地域社会の同調圧力はどう考えても異常です。
これでは誰も幸せになれません。特に組織に属する会社員はその傾向が顕著になるでしょう。
この記事の内容
■同調圧力が異常すぎて本音で生活できない日本の会社
日本は、とにかく本音でモノを語ることができない国です。組織に属する会社員は誰もが感じるところではないかと思います。
本当に必要なのは忍耐なのに、我慢を美徳とし、嫌いな仕事を続ける姿を美化する。みんなと足並みを揃えて、どこか違う雰囲気を持つ人間を排他的に扱う。これが日本の大企業のほとんどの姿です。
会社で本音を語ったことがありますか?誰でも1つか2つは黙っていることないですか?本当は「うっせーバーカ」と思っているのに、我慢して上司のパワハラに耐えていませんか?
「違うだろ!!」と思ってもなかなか言うことができずに従ってしまうようなことはないですか?
日本には違いを間違いとみなし、周囲をコントロールして支配するという悪しき構造が根付いているのです。
これで会社に馴染めと言われても、まともな人は無理です。精神を破壊します。人の目を気にしながら生きることを覚えてしまうと、もう大変ですが、なぜか日本社会ではそういうことを教えてしまうのです。
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■同調圧力に屈すると心がバカになっていく
こういう状態が続いてしまうとどうなってしまうか?心がバカになってしまいます。もっと言うと精神が死んでしまいます。
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楽しくもない、向いてもいない仕事を我慢してやり、言いたいことを言ってはいけない雰囲気、本音を出すことができない雰囲気、加えて自分の時間も確保できない世界です。
自分の時間を確保できないとは、嫌々会社の付き合いとかに付いていって、他人に自分の時間を無駄にされることです。残業や付き合い飲み会なんかがその典型です。
■【解決策】同調圧力に屈せず自分の時間を大切にしよう
自分を出さずに生きることが、どれだけ苦痛なことか、自分はずっと味わってきました。嫌気が差し、会社の付き合い飲み会は一切顔を出さないようにしました。残業もほとんどしません(ちょうど暇な時期なので)。
その代わり、自分の時間をとても大切にしています。自分の足を引っ張ってくるような人間と付き合っている暇はありません。
そういう人がいたら、即刻切り捨てるべきです。まあ、自分の場合はおかげで会社の友達はほとんどいなくなりましたが、案外気楽なものです。
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■同調圧力の強い日本で心強い職場以外の仲間の存在
同調圧力の強い日本企業社会で、友達が誰もいなくなっても悲しむことはありません。例えば職場で友達がいなくても、会社以外の人と多く付き合うようにすると良いです。というより、そっちの方が得るものが大変多いです。
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本当の仲間は、何でも言い合える安心安全な場でしか生まれません。「こんなことも言っていいんだ」「本当の気持ちを言って大丈夫だ」そういう雰囲気が、皆さんの職場にあるでしょうか?
もしなければ、職場の人間関係を切り捨ててでも、本当の仲間を求めた方がいいです。さもないと、同調圧力に潰されて精神が死んでしまうことになります。