もし、リストラや倒産等で何の前触れもなく今日とか明日に、いきなり会社を辞めることになったら、僕はどんな気持ちになるのだろうか。
長年会社員としての生活が染み付いてしまっているという、あまりよろしくない状態なので、時々こういうことを考えるようにしています。
近いうちに会社を辞めて独立するのであれば、これは避けられないことなので、この機会にいろいろ書いてみたいと思います。
■経済的な問題
多くの人が会社を辞めたいのに、辞められない理由は何といっても経済的な理由です。
会社を辞めて収入が途絶えれば、これまでの貯金を切り崩して生活するしか方法がなくなる。それが怖いからみんな会社を辞めないんです。
宝くじで3億当たったら、おそらく9割の人は会社を辞めると思いますが、それぐらい早期退職と経済的問題は密接に繋がっているのです。
で、自分の場合はどうでしょうか。2016年3月現在、総資産(現金以外の株やファンド、不動産含む)で考えた場合、独身を貫けば15~16年は無収入で生きていけるような計算になります。
今後結婚して子供を産むとしても、7~8年は大丈夫ではないかと思っています。実際にその時になってみないとわからないことも多いですが。
僕はまだ30代半ばですから、この数字は微妙と言えば微妙です。まあ、思い切って辞める人もいると思いますが、この状態でも会社以外の副収入を増やしたいところ。
自分の場合、これがまだ不十分なんですよね。キャッシュフローゲームのゴール条件のような、支出を超えるような状態になっていないのです。
現在のブログの収入だけでも支出を上回れば確実にそれこそ、今日中に退職を申し出るでしょう。
ただ、総資産額で退職による収入急減のショックを吸収できるので、今のうちに会社を辞めて、本当にやりたいことに集中していこうとも思っています。
あくまで自分の中で、ブログは収入の基盤確立&セルフブランディングの手段なんです。その先に本当に大きな計画があるのです。
ということで、今日いきなり会社を辞めるとしても、案外経済的な不安は発生しないのではないかと思います。これは大きな第一歩です。5年前であれば、こんなことはとても言い出せるような状態ではありませんでした。
■会社の仕事や人間関係に未練はないか?
これは全然ありません。会社の仕事よりも、自分が今後独立してやっていくことの方が、自分にとっては大事でワクワクするし、その方が社会的意義は大きいと思っています。
よく身近な人間関係を大事にしたいと言われますが、会社の人が身近な人間関係とは思っていません。もし、そういう思い込みがある人は、おそらく固定概念に晒されているだけかもしれません。距離の近い人=親しい人ではないのです。
よく「会社を辞めたら、元の同僚に会いますか?」という問いを聞きますが、Noであれば、会社の人は身近な人とは言えないでしょう。
むしろ、退職を契機に、人間関係を思いっきり断捨離できるので、とてもすっきりするのではないかと思います。
また、会社を辞めてフリーになることで、人間関係を自由に選べることができます。なので精神的なストレスは全然なくなります。今までのようにイライラしたりするようなことは軽減されるでしょう。
■空いた時間をどうするか?
会社を辞める最大のメリットは、時間と人間関係の大きな断捨離になります。ここ最近、本当にやりたいことが増えてきて、それに割く時間が必要になってきました。
平日8時間働いている時間が、そのまま自分の時間になるのですから、会社を辞める効果は絶大なものになると想定されます。
なので、今日会社を辞めることになった場合、最も嬉しいのは、24時間全部が自分の時間になり、どう使おうと自分の勝手、誰のために使おうと自分の勝手、ということになります。
■家族はどうなるか?
幸か不幸か独身なので、それを考える必要はありません。これまで独身を貫いてきたのが良かったのかどうか言われれば微妙ですが、
行動の制限がないという点では、このような状況下ではラッキーだったとプラスの解釈をすることができます。
■まとめ
不安点は唯一、会社以外の収入が支出を上回っていないこと、独立後の事業が発展途上である点でしょう。
しかし、この不安はこれまで貯めてきた総資産で一定期間ショックを吸収できるのは先に述べた通りです。
お金を稼ぐスキルが発展途上である以外では、こう考えると実は会社を辞めるデメリットは皆無です。
会社員を続けるデメリットの方が圧倒的に大きい。実際に書き出してみると、クリアになってきますね。
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