自分は会社員時代、あまり仕事ができた方ではありませんでした。というより、かなり仕事ができない方だったと思います。
それでよく会社を辞めて独立したなあ、と感じることがありますが、なぜ会社員時代は仕事ができなかったのか、独立して良かったのか、ということを書いていきたいと思います。
■向いている仕事ができれば解決する
解決する方法は至って簡単です。なぜ仕事ができないか、それは向いていない仕事をしているからです。
向いている仕事をしている人で、仕事ができないと悩んでいる人を見たことがありません。
会社員に向いていないのに、会社員をやっている人は、フリーランス的な要素の高い自由な働き方が許される会社でない限り、どの仕事をやっても「仕事ができない」と評価され、自分自身も「仕事ができない」と思い込み、精神的に病んでしまう。
どこまで頑張っても虚しいだけで、頑張れば頑張るほど会社に行くのがしんどくなる。たぶん自分はそんな会社員だったと思います。
だから、徐々に会社の人には興味をなくし、何も受け入れることができなくなってしまい、自己中心的になってしまったと思っています。
この負のスパイラルから脱出するには、とにかく向いている仕事を探すしか方法はありません。
どんなに本を読んでもセミナーに自己投資しても、コーチングを受けたとしても、向いていない仕事を続けている限りは、絶対に状況は良くなりません。
・会社員向きか、自営業向きか?
・起業するなら会社組織にするのか?ずっとフリーで活動し、自分で必要な人と繋がるのか?
・子供の頃好きだったことは何か?
・自分の得意なことは何か?
・今まで人の役に立った経験は何か?
・自分の強み・長所は何か?
これらを抽出することになるので、決して簡単なことではないかと思います。でも、それ以外に上記の負のスパイラルから抜け出す方法はありません。
■逃げていい。合わない環境は遮断すること
別記事で何度も書いていることですが、直感で合わない環境であれば、即効で逃げる必要があります。
そもそもおかしいと思わないでしょうか?幼稚園~大学まで箱に閉じ込められ、さらに会社に入っても箱に閉じ込められる。
ここに自由は全然ありませんし、これでは幼少期から終身刑に処されているのと一緒です。
特に会社に入ってからは「懲役40年の世界へようこそ」という言葉があるくらいです。
不登校でも就職したり大学に通う例はありますし、何も会社員だけが仕事の領域ではないですし、会社は全国にいくつもあります。転職サイトだっていっぱいあります。
数打てば当たるの理論でいけば、必ず自分に合った環境があるのです。「仕事ができない」と感じていれば、人間関係も含めた環境に適応できていないのかもしれません。
「逃げていい」は最近よく聞く言葉ですが、逃げていいのは会社等の物理的な環境であり、自分の本心から逃げることは絶対に避けなければいけないのです。