地方在住のメリットは何なのか?東京と地方を行き来して思うこと

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会社を辞めたら東京に住むか、地方のどこかに住むか。個人的にそろそろ本気で考えないといけない時期に来ているのですが、なかなか決められない。

そもそも住むという概念が好きではないので、個人的には東京と地方を行き来したり、車上生活しながら日本一周というのが理想な生き方ですが……。

このように、いざ会社辞めてフリーランスになろうと考えている人は、東京に住むか地方に住むか、どっちにしようか、どっちも良いんだけどなあ……、と決めかねている人もいると思います。

ということで、今回は東京に住んだら良いか、地方に移住した方が良いのか。この観点で地方在住のメリットについて思うところを書いていきたいと思います。

ちなみに、僕は仕事柄東京と地方を行き来していました。その経験から東京と地方のメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。

■無駄な情報源がない

東京に住もうと考えている人のなかでは、有益な情報を得るなら東京にいないとだめだと考えている人が多いと思います。

たしかにそれはあるでしょうね。有益な情報を得たり、自分自身を成長させるために、わざわざ地方から東京にセミナーに出る人も多いです。

自分もその中の1人なんですが、その都度地方は情報がなくて不便だなあと思ってしまいます。情報の一極集中、情報の格差の大きさを非常に感じます。

この地方のデメリットは計り知れないほど大きなダメージかと言われると、実はそういうわけでもないかと思います。逆に無駄な情報源がないというメリットがあります。

東京には有益な情報が多いと考えている人も多いと思いますが、割合としては有益な情報はかなり少ないです。

有益な情報が1つあれば、周りに無駄な情報が9個あるような感じ。有益な情報も東京に集中している分、無駄な情報も東京に集中している印象です。

東京行くと、カフェとかでネットワークビジネスの勧誘をはじめ、営業行為をしている光景を多く目にすることはないでしょうか?あれ、興味のない自分たちにとっては本当に無駄な時間なんですよね。

また、セミナー情報関係のサイトなんかを見ると、東京なんかでは毎日のように多くのイベントやセミナーが開催されています。正直言って、どれを選んだら良いかわからないくらいです。

で、結局行ってみると大したことなかったり、詐欺案件だったり、これは東京などの都市部に多いです。

つまり、東京でも必ずしも有益な情報を得られるとは限らないですし、無駄な情報に惑わされ、返って遠回りすることもあります。

その分、地方だと、それだけで無駄な情報源をシャットダウンできます。

あと、個人的な印象として、東京から呼ばれてわざわざ地方に来るセミナー講師は結構質の高い方が多い印象です。

そういう意味では、地方の方が無駄なくクオリティの高い情報を得られるかもしれません。

また、既に誰に教わるかとか、情報源を明確にしている場合は、そもそも東京に住むメリットはなくなります。

本当に必要なときだけ、夜行バスに乗って東京に行けば良くなります。

ちなみに、新宿着の夜行バスの場合、シャワーだけなら1時間500円の場所があります。⇒詳細はこちら

■なんだかんだで安い

だいたい想像できる通り、どうしても東京よりも地方の方が安く生活できます。

たまに得る有益な情報のためにだけ東京にずっと住んでいるよりは、普段は安い地方に住み、たまに情報をゲットしに行くときだけ夜行バスで東京に行くような感じの方が、全体的なコストは落とせます。

駐車場なんかも実質無料~数千円程度で済んだりするし、電車を使う機会もないので、自動車を持つ余裕もできます。東京では厳しいでしょう。

最近はフリーランスの人で地方に移住する人が増えてきた印象です。プロブロガーでもそういう方は結構多いですよね。

ブログを書くだけであればどこにでもできるからです。昔の小説家と同じことがPC1つで出来てしまうのです。

そういう観点では、今後は何かとお金のかかる東京から離れて地方に移住するフリーランスは徐々に増えていきそうですね。

また、コンサル業等の場合、どこに住むかどうか重要な要素は、お客さんのターゲットをどこにするかということでしょう。

住む場所をどこにするかは、インプットよりもアウトプットの方に依存することになるのかなと思います。

■ノマドワークがしやすい?

無駄な情報源がない、なんだかんだで安いはなんとなく想像が付くと思います。

さらにメリットとして感じるのは、カフェや図書館が空いていることが多いということです。(今日行っている図書館は結構混んでましたが)

電源が使い放題にも関わらず、さほど混んでいなくて、時間を気にせずに使うことができる場所が多い。(⇒さらにwifi使い放題の場所なんかもあります。詳細はこちら)

ただ、東京なんかも探せば、コワーキングスペースなど、こういう場所はあると思いますし、カフェでもルノアールなんかは結構電源も配備されていてノマドワークしやすい場所は多いので、必ずしも地方が良いということはなさそうです。

■人間関係は気になるか?

地方に在住となると、人間関係を気にしてしまうことがあります。僕も東京に見られる、隣人同士すら挨拶しない無機質な環境が好きでした。

自分なんかは過度の干渉が嫌いなので、ドライな環境の方が好きでした。なので人間関係の観点では、住みやすさは東京に軍配が上がるでしょう。(人それぞれと思いますが)

でも、フリーランスで地方に移住するのであれば、そこまで神経質になる必要もないのかなと思います。地方に転勤でやってきた会社員なんかはいろいろ面倒かもしれませんが。

隣人同士など、目があったり挨拶されれば挨拶すれば良いだけだし、別によそ者扱いされるわけではない。むしろ歓迎されるのではないかと思います。

逆に地方の方が濃密な人間関係が作れるかというと、そうでもない。東京でもどこかのコミュニティに複数属していればゆるくも、それなりに濃い理想の人間関係は作れます。

なお、自殺率が突出して低い町という場所もあるので、理想のコミュニティ作りについては、そういう町を参考にしてみると良いかもしれません。⇒詳細はこちら

ただ、会社を辞めてフリーランスをやるなら、個人的に全然人間関係のない土地に行くのは避けたいかと思います。

不特定多数を対象とする商売しかできなくなる恐れを感じるので。ネットや書籍だけで生きるのではなく、リアルな繋がり、人と膝を突き合わせて実施するビジネスで収入源を多角化したいなら、ある程度人間関係のできている場所に移住するのが良いかと思っています。

そうなると、退職後に住む場所は、自分の場合は自ずと決まってきます。ただ、ここから先、なかなか絞りきれていないのですが……。

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コメント

  1. さっちん より:

    阿久田川様、

    初めまして。さっちんと申します。
    いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。

    そろそろ住むところを考えなくていけない時期ということで、もう間もなくしたら、阿久田川さんは退職してどちらかへ移られる予定なのですね。
    ブログを拝見していると、現在は青森を中心としているように見受けられ、私も青森県内在中ということもあり、とても身近に感じると共に青森県内でこのようなブログを発信している方がいるというだけでとても興味深く感じてもおります。

    また、先日は阿久田川さんがブログで紹介していたドリームプランプレゼンテーションへ行ってきました。阿久田川さんも会場にいらっしゃるかなと思ってキョロキョロしていましたが、やはり分かるはずがありませんでした。

    今後青森から離れることになった際はとても寂しく感じますが、これからも阿久田川さんのブログを楽しみにしております。

    • 阿久田川 直紀 より:

      さっちんさん

      初めまして、暖かいコメントありがとうございます。
      そして、ブログをご覧頂きありがとうございます。

      おっしゃるとおり、現在は活動範囲が青森県内が中心になっています。
      青森県内で人間関係ができたということもあり、
      ご指摘のとおり、退職後の活動範囲を考え中です。
      東京がメインとなるのか、青森県内を中心とするか。おそらくこの二択になると思いますが。
      もし東京がメインとなる場合でも、極力青森県でも仕事を作るなどして関わっていきたいと思っています。(出身は他県ですが・・・)

      ドリプラの会場のどこかにいらっしゃたんですね。
      私は支援者として関わっていたので、とても嬉しいです。
      支援者として関わっていたので、開始前とか舞台裏でドタバタしているだけで、表には出てませんでした。
      でも、今回支援者として関わったことで、自分自身の成長にも繋がったかと思っています。
      来年も関わっていきたいと思っています。

      これからも、ブログで青森県関係の情報を発信していきたいと思いますので、
      よろしくお願い致します。