居心地の良い場所を離れるのではなくて苦しくて成長がない場所から逃げる

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よく「居心地の良い場所を離れろ!」なんて言葉を聞きませんか。特に会社員の人。

「特に好きでもなくて不満ばかり。でも、居心地の良い場所だからそこにいるんでしょ?でも、そこから抜け出せないと成長がないよ」みたいな言葉。

僕もずっと会社を辞めて独立したい、そのための準備は欠かせないと思ってこれまでブログを書いてきましたが、この「居心地の良い場所」という言葉には、少し違和感を感じてました。なので、今回は、この言葉について、思うところを書いていきたいと思います。

■何か行動を起こすのは居心地が悪いから

そもそも居心地が良い人は、行動を起こしません。今いる場所から抜け出そうなんていちいち思いません。

だって、なんで居心地が良いのに、そこから逃げないといけないのですか?自分自身がある程度満たされているのに、なんで逃げないといけないのでしょうか?

例えば会社員の場合。今の会社の仕事や人間関係に不満はあれど、今の居心地が悪いというわけではなくて、むしろそんなに忙しくないし働きやすい。その状態でリスクとって会社を辞めて独立しますか?しないですよね。

居心地の良さを感じている人は、多少仕事や家庭に不満があったとしても幸福感を持って生きています。

「会社を辞めて独立したいから、まずは副業から始めよう」とか、何か行動を起こす人は、いまの環境に居心地の悪さを感じていると思います。

このまま何年も居心地の悪さを抱えると思うとゾッとする。だから行動に移すんです。その先はもちろんいばらの道だと思います。会社を辞めたら経済的にも悩むと思います。でも、それでも今の状況よりはましだと思うから行動するんです。

なので、居心地が良い状態であれば、無理して行動を移す必要はないと思います。薄々感じていても、まだそのタイミングではないかもしれません。

でも、お金は貯めて貯金&投資したり、自己投資はしていった方がいいです。経済もスキルも時間がかかるので。幸せを感じていても現状に満足すると、いずれ奈落の底に落ちます。

■成長がない場所と思ったら逃げろ!

重要なことは、人間関係が煩わしかったり窮屈だったり、仕事が苦しいと思ったときの逃げるか逃げないかの分岐点は、それを乗り越えた先に何があるか、ということに尽きると思います。

今の状況を脱したときに、自分を満たすものがあれば頑張った方がいい。でも、その先に苦しさしかないのであれば、一刻も早く逃げた方がいい。

これは「好きなことで生きていくか」という、ごく単純なことになると思います。それか「好きになるように創意工夫できるか」ということにもなると思います。

これはもう、自分にしかわかりませんが、人といっぱい話して引き出してもらっても良いでしょう。今の仕事が、自分の本当に望んでいる仕事なのかどうか。仕事を好きになるようにできないか。進路に迷ったら、まずはこれを考えた方が良いと思います。

■居心地の良い場所こそ成長がある

そもそも居心地が悪くて窮屈な環境や人間関係で成長はありません。我慢を身に付けてしまって心が死んでしまうだけです。セルフイメージを大幅に下げてしまいます。

【関連記事】ストレスを我慢して仕事続けるか?好きなことだけして生きていくか?

「人と関わることでしか人間は成長しない」とか、よく言われますよね。でも、嫌いな人と関わってばかりでは、成長するどころか人間的に鈍化してしまいます。そのうち犯罪者になるでしょう。

「ここは今までと違って居心地が良いな……。こういう場所もあるんだな……」そういう場所でしか人間は成長できません。

居心地の良い場所から敢えて逃げ出す必要はありません。その世界にどっぷり浸かった方が良いでしょう。

居心地が悪いと思って何かストレスを感じたら、「逃げろ!」という警報を脳が発信していることになります。その場合、一目散に逃げた方がいいです。

難しいことですが、感情は制御できませんから、あまり逆らわないようにしたいところです。

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