生命保険料の支払いで生活が苦しいと感じたら|逓減定期保険や収入保障保険の検討

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生命保険 苦しい

生命保険は、住宅について人生で2番目に高い買い物と言われます。生活が苦しいと感じる人も多いでしょう。ただ、貯蓄が充分でない場合は、必要最低限な保障は付けられるように、掛け捨て型の定期保険は入っておく必要はあると思います。

ただ、月々の生命保険料の支払いで「生活が苦しい」となってしまっては本末転倒です。必要なときに必要な分のお金が手に入れられれば良いように、死亡保険金の額を考慮して月々の保険料の支払いを下げることが必要です。

このようにしないと、生命保険料の無駄遣いで、お金を貯めることが難しくなります。保険料を下げる1つの方法として、逓減定期保険や収入保障保険というのがあります。

※自分は保険営業の経験は全然ないので、あくまで個人的な考えと思って、以下の記事をご覧ください。

■通常の定期保険は生活が苦しくなる!!

逓減定期保険は定期保険の一種です。定期保険は、死亡保険金の入るタイプの保険で、万が一のときに、残された人のためにお金を残すために加入する保険です。

なので、自分が万が一のとき、残された家族に必要なお金がどれくらいかをある程度概算で示しておく必要があります。

例えば、遺族年金なんかも考慮に入れておく必要があります。これは遺族基礎年金、寡婦年金、死亡一時金、遺族厚生年金と分けられ、条件毎に煩雑ではありますが……。

さらに万が一のときの対象が会社員であれば死亡退職金やら慰労金やら遺族育英年金やらも考慮に入れておいたほうが良いでしょう。さらに育児手当なんかも考慮する必要があります。

定期保険の加入を検討した方が良いのは、次のパターンに該当する場合ではないかと思います。

(1)独身だが両親や兄弟を扶養する必要がある場合は加入を検討。

(2)専業主婦(もしくは主夫)の家庭。万が一残された方が再婚をしないと仮定すれば加入を検討。

(3)共働きだが子供がいる。万が一のとき、これまでの貯蓄と片方の収入だけで不安な場合は不足分をカバーするために加入を検討。

(4)母子家庭、父子家庭で万が一のとき、これまでの貯蓄の不足分をカバーするために加入を検討。

つまり、自分のように独身で両親も扶養していないような場合は、保険の加入は全然必要ないと思っています。加入するとしても貯蓄型になるでしょうが、これであれば投資信託とかでも良いので、保険以外の金融商品全体で考慮する必要があると思っています。

しかし、上記4パターンの場合は、必要最低限の保障は付けておいた方が良いかもしれません。共働きで子持ちの家庭、父子家庭、母子家庭の場合は、当然ながら残された子供のために保険を掛けることになります。

■子供が自立すれば保険は無駄だ!!

生命保険 苦しい

しかし、残された子供のためにお金を残すといっても、子供が高校や大学を卒業して働くようになれば、そもそも保険でお金を残しておく必要はなくなります。

子供が成長して働き出しているのに、ずっと保険料を払い続けるのは、それこそ無駄使いと思います

また、子供が自立するまでの時間が長ければ長いほど、必要な保障は多くなりますが、逆に自立までの時間が短ければ、それだけ必要な保障は少なくなります。そのために有効と思われるのが逓減定期保険や収入保障保険です。

■逓減定期保険の仕組みについて

逓減定期保険とは、簡単に言うと死亡保険金が年々減っていく代わりに、保険料を安く済ませられる保険です。

例えば30歳で加入したときの死亡保険金は3,000万円だけど、40歳になったら2000万円、50歳になったら1000万円という内容です。

万が一のときに支払われる保険料が減っていくのですから、当然保険料は下がっていきます。

そもそも、子供をいつまで扶養する必要があるのかがわからないので(高校出て働くのか、大学院まで行くのか、ニートになるのか等)必要額の算出が難しいのはデメリットの1つです。

読めない分をカバーするために、通常の定期保険に入っておくという考えもあるでしょうが、必要最低限の保障だけにして、保険料の支払いで生活を苦しめたくないなら、検討の余地はあるのではないかと思います。

■収入保障保険の仕組みについて

同じく三角の保険のタイプに、収入保障保険があります。これは保険金を年金という形で受け取るタイプです。

年金額は固定されていて、万が一のとき、いつまで年金が支払われるかも決まっているため、満期が近づくに比例して、支払われる保険料の総額は減っていきます。

それによって、月々の保険料も安く済ませることができます。逓減定期保険に比べると、さらに保険料を安く抑えることができるようです。

いまは自分は何も保険は入っていませんが、もし結婚して子供が生まれたら、こちらの収入保障保険の方を検討しようかなと思っています。

もちろん、これも子供が自立するのがいつか明確でないと、必要額の算出が難しいというデメリットはありますが、あくまで貯蓄の不足分を補うためにあるのが保険であることを意識して決めていきたいと思っています。

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