新しい人生を始めるために捨てるべき4つのこと|40代から自分を取り戻す

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四捨五入したら40代、今のままで良いのか、それとも新しい人生を始めるために、何を捨てる必要があるのだろうか。

今回紹介する本は、「捨てる贅沢:新しい人生をはじめる30のヒント」(山本憲明著、ポプラ新書)という本です。

会社員の肩書きを捨てて、古い価値観を手放したつもりなのですが、自営業になっても手放したい思想や行動は存在します。

会社を辞める前とあとでは、読後の印象も変わったかもしれない本ですが、いまは会社を辞めて独立して2ヶ月後に読んだときの感想を書きたいと思います。

■新しい人生を始めるために「今の仕事を一生やる」というこだわりを捨てる

「今の仕事を一生できることはない」「この会社にいれば一生安泰はあり得ない」最近当然のように聞こえてくる言葉です。会社員の人であれば、一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。

でも、これは会社勤めをしていない自分にも言えることではないかと思っています。運よく、周りの人のおかげで幸先の良いスタートを切ることができましたが、今後はビジネスを進めながら、いろいろ形を変えていくことになるかと思います。

会社勤めをしていない人も同じです。自分で興した会社や事業が成功し、金銭的にうなくいっているとしましょう。でも、そういった仕事ほど息は短いかもしれないと、常に頭の片隅で考えておくのです。(本文抜粋)

著者は会社を辞めて税理士業を立ち上げ、軌道に乗ったら同時に執筆業を開始。さらに実績を重ねたら、今度は電子書籍の出版業と馬主業も開始。

こういうスモールビジネスを複数立ち上げることで、自分の事業の安定を図るのです。

いきなりいくつも新しいことを立ち上げるのは無理かもしれませんが、様々なことにチャレンジしても良いし、むしろしないといけないのです。

幸い、自分は仕入れとかもないビジネスしかしていないので、金銭的に負荷のかかる事業はしていません。

WordPress開設フルサポート、ブログの文章の書き方のサポートについては、これからも自分が腕を磨いていく必要があります。自分がブログで稼ぐようになり、コンサル業でも収入を得る。

でも、自分が本当にやりたいのは執筆業です。でも、これ全部繋がっているんですよね。最近は小説を書く時間を多めに確保するようにしています。

将来的には講演なんかで全国飛び回ることができるようになれば最高ですね。

■新しい人生を濃密にスタートさせるためにマルチタスクを捨てる

同時にいくつもの仕事を進める癖は、どうにかして直したいと思っています。

会社員時代は、このマルチタスクが求められるようなこともありましたが、正直効率が悪いし、集中力が散漫になるわ、思ったよりも仕事が進まなくて凹むこともありました。

これは独立してからも同様ですね。ブログのサポートとかしてますから、facebookのメッセンジャーでいろいろ連絡が飛んできます。

いまの仕事を中断して対応していたら、あまり効率が良くないと感じることも増えてきました。

パソコン1台あれば、どんなマルチタスクもこなせてしまうんですよね。なので、最近は敢えてネット環境のないところで小説を書いたりしています。

ブログと小説って、同じ執筆業ですが、使う脳みそが全然違うんですよね。できれば、スマホもオフにするようにしようかと思っています。

また、仕事以外のことはしないように、なるべく自炊をせず、余計なものは持たないようにしようと思っていますが、もっとメリハリのあるワークスタイルを築きたいと思っています。

■仕事に取り掛かるまでのタイムロスを徹底的にカットする

著者は、朝起きたらすぐに仕事に取り掛かれるように、朝一で原稿を書き始めるとのことですが、基本的に自分も一緒ですね。

自分はあまり家で仕事しませんが、近くのカフェや図書館まで車で10分程度、朝方の通勤時間は、渋滞で時間を浪費するので、その時間帯は避けるようにする。

しかも車の中ではセミナーのCDを聞いたりもする(←たまに音楽聞いた方が良いと思いますが)。

前述したように、自炊もほとんどしないで、買い物もしない。とにかく原稿執筆、ブログ執筆、ブログのサポートのことだけを考えるようにしています。

最近はご飯を食べたり、寝たりするのも辞めたいくらいです。一日一食、ショートスリーパーを目指していきたいと思っています。

■新しい人生を目指すなら「労働時間で稼ぐ」という考えを捨てる

これ、会社員だけではなくて自営業でもやっちゃうんですよ。労働時間で稼ごうとする姿勢。

振り返ると感じることがあります。つい、アポやセミナーで予定が埋まって充実感を得てしまうことが。

いろんなところに飛び回ることで満足してしまう。でも、いろんな人と会ったからと言って、すぐに収入に結び付くわけではありません。

やはり、自分の時間を確保して、執筆に集中することも大事です。これ、2~3月の独立仕立てのときに感じた反省です。

自分が生み出そうとしているのは、小説の執筆による印税収入(実は、印税のモデルだけではないんですが)と、ブログやサイトからの収入。これはみんな不労所得です。

他にも資産運用もしていますが(←投資は守りの姿勢ですが)、これもある意味不労所得です。

求められたこと以外は、自分はこういう収入モデルを目指しています。働かなくても生きていけるくらいを目指す。そうすることで、心に余裕が生まれてきます。

○読後の感想

全体的に、この本は結構読み飛ばしました。必要なことだけをピックアップして読んだので、かなり早く読み終わりました。

会社を辞めたり、付き合う人を絞ったり、参加するイベントを絞ってみたり、家賃15000円の部屋で物を持たない生活をしてみたり。

手放せるものはいろいろ手放したので、そろそろ何を取り入れるかを選択する時期に来ているのかもしれません。

なので、正直、この本を読むタイミングではなかったかな、と思う箇所もいくつかありました。

おそらく、あれほど好きだった「捨てる」「断捨離」「手放す」「ミニマリスト」系の本を読むのは減らすと思います(これも一種の断捨離か)。

⇒この手の本のまとめ記事も書いているくらいですが……

これからは原点に立ち返って、小説を読んだり、自己啓発の古典を読んだりして、感じたことをブログでシェアしていきたいと思っています。

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